ネタバレ注意
「歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!」の3巻レビューです。
~あらすじ~
アリシアはリズの監視役を任され、自ら進んで悪役として立ち回り、周囲から嫌われていきました。
~今回の内容~
リズの信者により、命の危険に晒されたアリシア。父親からリズの監視役をやめるように説得されますが…。
~感想~
リズの特異性が少しわかってきましたね。本人も自覚しているというのが少し厄介なところですが、確かにこれだけの信者を集められているのなら、自分の能力について勘づいてもおかしくないでしょう。
アリシアは今回の危機を自力で乗り越えることができましたが、まさか聖女に邪魔をされるとは思いませんでしたね。
リズ的には絶対無事だという確信があったようですが、もしあのままでデュークが来なかった場合はアリシアは死んでしまっていたと思いますが、それすらも確実に起こらないということだったのでしょうか。
つまりデュークが助けに来ることはリズの能力の効果範囲内で、助けに来なかった場合は別の手段でアリシアは助かったということになるのでしょうか。
こんな不安定なことがあったにもかかわらず、メンタルブレイクせずにむしろやる気を増していくアリシアに驚きますが、一体前世はどのような人だったのでしょうか。
現代の平和な社会で生まれた人間ではこんなに強く生きられないですよね。理想が高く、その通りに生きていけるというのは一握りどころか0といってもいいと思いますからね。
今回はリズに精神的にかなりダメージを与えたようですが、リズが本気でアリシアを敵対視したとき、どのような効果が出るのでしょうか。
アリシア的には、悪役令嬢だから嫌われるようになっている=謎の力が働いているという理解なのでしょうか。ということはリズが直接この謎の力を操作しているわけではないと思うので、問題はないかもしれませんね。
~推しポイント・好きな場面~
2年ぶりの学園で、派手な格好で一発ぶちかましたところですね。
アリシアが本当にやりたいことはこういうことが一番近いのだと思いますし、生き生きしていて楽しそうですね。
あとは闇魔法でとんでもないことをしましたが、女性主人公では、ビジュアル的にもかなり珍しい行為をしたのではないでしょうか。
~気になる伏線~
アリシアの悪評が広がっているけれども、誰がその噂を広めたのか分からないというところが気になりましたね。
第三者が噂を訂正しようとしても上手くいかないとなると、働いている力は思っているより大きいものだということでしょうね。
~この巻の見どころ~
アリシアを本気で心配するデュークが良かったですね。上手く嚙み合わないのがもどかしいですが、それもまた甘酸っぱくてよいですね。
しかし、アリシアは恋愛面だけは年相応の様子なので、デュークもそこを理解していないと進まないかもしれませんね。
デュークはアリシアの数少ない理解者かつ、一番頼りになる存在なので、登場すると安心感がありますね。