ネタバレ注意
「宝石商のメイド」の4巻の感想です。
~あらすじ~
国際ジュエリー会長が開催した夜会で大活躍したことにより、エリヤとローシュタインには多くの人が押し寄せることになりました。
~今回の内容~
アルフレッドの過去についてや、エリヤの初弟子のお話など、明るめのお話とシリアスなお話が半々くらいでした。
~感想~
アルフレッドが、ローシュタインが人気店になることを良しとしていなかった理由が判明しましたね。
辛く苦しい過去があったからこそ、今は真剣に宝石と顧客を見定めてるようになった感じですね。
エリヤも最初はこの変化に対してあまり良い顔はしなさそうだと思っていませんでしたが、割と現状を楽しめる柔軟な子だったのが驚きでした。
今までは落ち着いた日々を過ごすのが幸せだと言っていたような気がするのですが、今のエリヤはどんな環境でも楽しみを見つけられるくらい、苦労を乗り越えてきたのでしょうか。
最終的にアルフレッドは取引先にどう思われても良いから始まりに戻ろうと決心したようですが、現実ではなかなか難しいですよね。
私も人間関係で躓いたときに頂いたアドバイスの中に、相手のことを考えすぎるなと言われたことがあります。相手の機嫌に左右されやすい私は生きづらさを感じていたのですが、最近はそれは本人の問題で私は関係ないと思えるようになってきたので、少し楽になりました。
レオンの仕事も大変そうでしたね…。何十件も回って成果なしどころか、水をぶっかけられたりするなんて、相当な情熱を持っていないと新聞記者は務まらなそうですね。なぜレオンはそこまでして記者を続けているのでしょうか。
レオンのポリシーも相手の心を尊重しているようですから、ローシュタインと似たようなところがありますよね。今回は良い兄貴分という感じで好きなキャラになりました。
エリヤに届いた手紙の送り主とはいったいどういう関係なのでしょうか…?次回はまた非日常回になりそうですね!
~推しポイント・好きな場面~
エリヤとフレイヤの二人のシーンですね。隠れていたエリヤの面白い点に気づき始めているフレイヤの反応が面白かったです。
やはりある程度距離が近くないと、その人の深い部分が見えてきませんから、そういう意味で今回のお話は良かったですね。
フレイヤに化粧しなくても可愛いと言われて、エリヤが化粧道具を落とすところも、分かりやすい動揺の仕方で笑ってしまいました
~気になる伏線~
エリヤがローシュタインで働いていることを母親に知られたくないという点と、さらにその母親は字が読めないという点が気になりましたね。
何か事情があるのでしょうが、それが温かい事情なのか厳しいものなのか…。今までのエリヤの話を聞いていると厳しい過去なような気がしますね。
~この巻の見どころ~
前述したシーンの、アルフレッドがローシュタインを始まりから戻ろうとエリヤに言われたところが、一番グッときました。ここのシーンは今後の二人の関係をさらに強いものにする大事なところだと思いました。