ネタバレ注意
「宝石商のメイド」の5巻の感想です。
~あらすじ~
ある日突然、エリヤの元に大切な人からの手紙が届きました。
~今回の内容~
エリヤの過去に何があったのか、何故アルフレッドについていくことになったのかが語られています。
~感想~
とんでもなく暗い回なのかと思っていましたが、どちらかというと感動するような面が多かったですね。
エリヤもアルフレッドもお互いに普通とは違う、特殊な環境で育ったもの同士だから惹かれあったのかもしれませんね。
完全な理解とはいかないまでも、自分が同じような大変な目に遭ったことがあると、他人にも優しくなれるというか、事情を理解できるように努めてあげることが出来るという感じですね。
私は昔から困った症状があるのですが、上司に同じ症状の方がいて、そのおかげで私の体調についてよく理解してくれてくれたのがとても助かり、嬉しかったです。
してもらってばかりではいけませんが、やはり自分の苦しみを理解してくれる人とは一緒にいたいという気持ちになりますよね。
アルフレッドもエリヤの才能と置かれている状況をすぐに把握して、エリヤもアルフレッドが出す問題に対してすべて正解し、勤勉さも見せて、期待に応えるというwin-winな関係でしたね。
良かったのはアルフレッドがエリヤが妹みたいだからというだけではなく、きっちり見返りも求めているよということを正直に話したところですね。
その結果旅立ちの日に、エリヤ自身がアルフレッドに対して何を返せるのかと強く思うようになったのだろうと思います。
でも妹みたいというのは本当で、エリヤの本当の幸せをいつも考えているのを見ると、アルフレッドは真剣にエリヤに幸せになってほしいのだなと伝わってきますね。
~推しポイント・好きな場面~
エリヤの幼少期に露店で青年に宝石を売っているところですね。
自然から色々なものをもらっているから、石からも…というのは確かにそうですよね。
一見価値が見いだせない自然のものも、実はものすごく大切な役割を果たしていた、というのもよくある話です。
~この巻の見どころ~
エリヤの珍しい表情がたくさん見られるところですね。故郷ということで、心自体も幼少期にいったん戻ったのか、見せてくれた笑顔はとても可愛らしかったです。