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【ヒロインのお姉様化!?】グランドール王国再生録 破滅の悪役王女ですが救国エンドをお望みです 1巻【転生系漫画】


今回紹介するのは「グランドール王国再生録 破滅の悪役王女ですが救国エンドをお望みです」です。

24歳日野茉莉、職業経営コンサルタント。彼女は「グランドール恋革命」という乙女ゲームにラスボスである、悪の王女「ヴィオレッタ」として転生します。

グランドール恋革命は、「光の乙女」という癒しの力をもった聖女が存在し、教会が「光の乙女候補」を集め、選ばれた一人が王冠を授けられます。ヒロインも候補の一人だったのですが、弱者救済に消極的な教会を飛び出して、下町で薬局を開きます。

そこへお忍びで攻略対象達がやってきて、様々なイベントに巻き込まれていくという内容です。

このまま何もしなければ、光の乙女として覚醒したヒロインに倒され、その後に処刑や惨殺される未来が待っています。それを避けるために、ヴィオレッタが前世の知識などを活かして、生き延びようとしていきます。

ある日ヴィオレッタは町に外出していたら、ナンパされている少女を助けるのですが、実はその少女はこのゲームのヒロイン「アナリー」でした。

助けた際、自分も怪我をしてしまい、護衛の騎士「ラルス」とアナリーに治療してもらいました。

アナリーにはいい子だから幸せになってほしいと思う反面、ゲームの知識で攻略対象の内の誰かのルートに入ったら、疫病が発生したり、暴動が起きるという未来を知っているので、それをどう防ごうか考えます。

前世で社会的に良い人を救いたかった茉莉は、2度目の人生でヴィオレッタとして、自己犠牲で人を助け疲弊していくアナリーを助けること、そして、自分の死の運命を回避するために、奮闘していくというお話です。

良かった点

①ヴィオレッタに好感が持てる

前世を思い出してからの反省と猛勉強や、女性なのに一人で困っている少女を助けようとするかっこよさ。前世からいい人を救いたいと思い、仕事をしていたという、悪役とはかけ離れた善人なのが好感が持てました。

②正体を隠して助ける

実際中身は別人なんですが、極悪非道な王女と呼ばれているヴィオレッタですが、ヴィオラと正体をごまかして、ヒロインを助けていくというのが、個人的に好きな展開でいた。

残念な点

①アナリーに会うまでの過程が早すぎたかも

あまりにもヒロインとすぐ遭遇してしまったので、アナリーからの信頼度が1巻にして既にかなり高いのは賛否両論な点だと思います。

2巻レビューについて