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お前、タヌキにならねーか? 6巻 感想

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「お前、タヌキにならねーか?」の6巻の感想です。

6巻でも、新しい人物が出てきますが、ついに籐万の苦悩が変わります。

今のリン和一の関係がどんな感じかがなんとなく分かって、スッキリしました。和一からリンへの恋愛感情があるのかが鍵ですね。

ユキの母が来ましたが、ユキに生きててくれてありがとうと涙ながらに言ったシーンは、大変感動しました。私は心温まる親子関係のお話に弱いので、ことさら胸打たれました。

家族愛というものは大変素晴らしいですね。親子仲が良好であれば、是非両親に会いに行くのも良いんじゃないでしょうか。

藤万が「絶対返事は書かないぞ」と言いながら、みみこのことを心配して、なんだかんだ書いちゃうのが、とても温かい気持ちになります。

今回は、少し力を貸してくれましたね。その後のみみこからの返事を受け取ったときの籐万の表情がとても良かったです。

雨紺の姉と父親が出てきました。最初は二人とも雨紺のことをまだ良く思ってないのかと言う印象を受けましたが、実は二人ともめちゃくちゃ不器用なだけで、雨紺を大切に想っているという事が分かり、嬉しかったです!

籐万の弟「暁万」が、ある事情により当主をしている事が明かされます。暁万より藤万へその理由を話された時の、籐万の気持ちを想うと非常に悲しかっただろうなと推察できます。

しかし、最後には籐万には側近やこがね丸たちが居るという事が明るく分かるシーンで終わっており、良かったです。

とりあえず籐万の問題については、これで一件落着、なのでしょうか。

今回も、ほんわかストーリーと、感動のストーリーが半々で良いバランスでした。

この漫画は、泣いている表現がとても上手だと思いました。そのおかげでこちらも涙もろくなりますよ笑。

次巻では、何が進むのでしょうか。タヌキチリク和一リンみみこ籐万あたりの続きが来るのでしょうか。

新しい人物が出てくるのは確定でしょう。しかしそれが一話だけでの登場なのか、メインストーリーに絡んでくるのかが気になるところですね!

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