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ぱらのま 1巻 感想


今回紹介するのは「ぱらのま」です。

この漫画は「一人旅」「ゆったり系主人公」「電車・バス・鉄道」という設定が好きな方におススメできる作品です。

とある女性が、気の向くまま旅をするという漫画です。

基本的に目的地を決めていないので、宿も旅行中に決めたりと自由奔放な主人公でした。

良かった点

①景色の絵に味がある

旅の漫画らしく旅行先の景色などが描かれているのですが、どのコマもリアリティがあり、さらに独特の雰囲気を感じられるのが良かったです。

②主人公の活動範囲が広い

東京あたりに住んでいるのだと予想できましたが、香川まで行ったりと結構遠くまで行くので、マンネリ化せず良かったです。

③いろんな土地の地理の知識が身につく

電車の地図や細かい地形の説明がされているため、実際に訪れる際にはこの漫画は役に立つこともあると思います。

④主人公が可愛い

旅漫画などのジャンルだと、主人公が見た目的に特段魅力のない人だったりする場合が多いのですが、この漫画の女性はとても可愛らしく、性格もどこか不思議ちゃん系で愛らしかったです。

気になる点

①地図や絵が細かくて見づらかった

細部まで描かれている背景は美しかったのですが、じっくり堪能しようとすると少し大変かもしれません。

路線電車についてだったり鉄道の地図が、説明とともに記載されているのですが、これがとにかく小さく見づらかったです。

2巻の感想について

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道草寄子の食べ走り 3巻(最終巻) 感想

ネタバレ注意


「道草寄子の食べ走り」の3巻(最終巻)の感想です。

寄子には5つ下の妹「花菜」が居たんですね。

寄子は、花菜は自分とは違うと言っていましたが、一人でキャンプしているときは生き生きとしていますから、寄子も本来は明るめな性格なんだと思います。

今回花菜と来たのは「ワラサンキャンプサイト」というところですね。どうやら人工的に作り上げたキャンプ場というのが特徴みたいです。

ヒマラヤ岩塩ブラックソルト」、ちょっと興味ありますね。塩というだけあって、焼き鳥等なんにでも使えるそうです!

かわせみ河原」は水辺に近いだけあって、涼しそうな場所でした。水辺でする焚火はとても心を癒してくれますよね。あっという間に時間が過ぎていたのも納得しました笑。

猪狩は最初のイメージと違い、寄子のことをよく気にかけてくれるお姉さんキャラになりましたね。仕事もできて人望も厚ければ無敵ですな。

寄子たちのお父さんはもっと頑固なんだと思っていましたが、娘の成長を見ることができたら、しっかり考えを改めてくれるいい親でしたね。

昔、車中泊をしていたというお父さんですが、その時は今みたいな便利なものが少なかったでしょうから、同じ車中泊と言ってもかなり違ったものになりそうですね。

猪狩花菜も、寄子の影響でキャンピングカーに興味を持ち始めていますね。確かに一度この世界を知ったら沼にハマりそうですよね…笑。

キャンピングカーにも色々な種類があることを教えてくれましたが、個人的には軽自動車でこじんまりと車中泊するのが、私の身の丈に合っていて良いかなと考えています。

大きなタイプの車を運転するのは疲れそうだし、色々掃除やメンテナンスなど大変そうですからね。もちろん連泊はできないでしょうから、そこがネックですが…。

キャンプ用品も面白いものがたくさんあって、見るだけでも楽しいですよね。某中古ショップでたまに見ることがあるのですが、結構便利そうなものがたくさんあるのでつい欲しくなっちゃいます。

足柄・金太郎のふるさと」で食べていた、「ウニとろ牛めし」、ウニとローストビーフの豪華な盛り合わせが食欲をそそるごちそうになっていました。お値段は結構しますが、それでも食べてみたい欲のほうが高いですね。

個人的には「生本まぐろトロ丼」が食べたいですね。「マグロ赤身丼」も良いですが、どうせなら高いものを食べたいです笑。

「FFヒーター」は冬場にはほしい一品ですね!夜はアイドリング禁止なところがほとんどですし、バッテリーも心配ですからね。

吸気・排気を車外ですると書いてあったのは、やはりちゃんとしたキャンピングカーだからですかね?私が見た軽キャンでは、一酸化炭素中毒にかなり気を付けながら暖房を使っていたので気になりました。

道の駅 紀伊長島マンボウ」で登場した「マンボウ串焼き」ですが、写真で拝見させていただいたところ本当に焼き鳥みたいな見た目でした。

漫画の総評ですが、内容的にはかなり満足できました。3巻で終わってしまうのがもったいないです。旅行をしない私にとってキャンピングカーについていろいろ細かく知れたり、大好きな道の駅について知ることができるのは嬉しかったです。

後半は人間関係が主になってきたのが残念でした。登場人物は寄子だけで、施設やキャンピングカーを詳しく紹介していくという内容だったら、個人的にはもっと高評価でした。

寄子が信心深いという点も良く、神社などが好きな自分にとって大変刺さる内容でしたので、1巻のノリを続けてほしかったですね~。

嫌なキャラクターは存在せず、平和で温かい気持ちにさせてくれて、かつ旅行に行きたくなるような、影響を受けやすい面白い漫画でした。

キャンピングカーや観光について興味がある方は、ぜひ読んでみてほしい作品でした。

2巻の感想について

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道草寄子の食べ走り 2巻 感想

ネタバレ注意


「道草寄子の食べ走り」の2巻の感想です。

福島ー宮城で印象に残ったのは、やはり”牛タン”ですね。

厚切りの牛タンは牛タン専門店に行かないと、なかなか食べられませんからとても羨ましかったです。

牛タンの角煮やたたきは食べたことないので、味や触感が想像できませんが絶対美味しいですよね。

牛タンの良いところは油で重くなくて食べやすいところだと思うのですが、角煮やたたきもそうだと考えるといくらでも食べられそうです笑。

このお店「牛たん料理 閣」は、創業昭和63年もの伝統があり、仙台市の中でトップレベルのお店だそうです。

オンラインショップもあり、2000円以下の商品もいくつかありましたので、興味がある方はぜひ注文してみることをお勧めします!私も食べたいなぁ笑。

小原温泉「ホテルいづみや」は、なんと1度に100人が入浴できるとか。この漫画にも描かれていましたが、温泉から見える自然の景色がとても美しく、温泉の温度もぬるめということなので、存分に楽しめそうで良いですね。

眼病に良いというのも、我々のようなパソコンやスマホを使いがちな人にはありがたいですね!

村田ICからおながわまで、100kmくらいと寄子がさらっと言っていましたが、高速でもかなりしんどい距離ですよね。渋滞に巻き込まれると3時間くらいかかりそうですが…。

キャンピングカーは横風に弱いと寄子が言っていましたが、有名な動画にキャンピングカーで楽しそうにしている男性たちが急に横転してしまうというのがあるのですが、運転している側は一般車よりもさらに気を張るので、長時間の運転は慣れが必要そうですよね。

私は運転できても2時間が限界ですね…。どうしても疲れによる判断の遅れが出てきてしまいます。でもキャンピングカーは欲しいです笑。

なみえ焼そば」ですが、焼きそばらしいシンプルな見た目ですが、大きめな豚肉があったり、太麺なので食べ応えがすごそうですね。

1000円ほどで食べられるお店があるようなので、観光中の際に気軽に食べられる一品で良いですね!

観光中に出会った老夫婦みたいな関係、憧れます。将来あれくらい仲の良いパートナーが居れば毎日楽しく暮らせそうですよね!

旅先の出会いってあまり経験したことないのですが、ちょっとロマンがあっていいですよね~。

完全自立型のキャンピングカーはやはり憧れますね。私はトイレが近かったり、シャワーに入りたい欲がすごいので是非備え付けてほしい機能です。畳も落ち着くので、この老夫婦のキャンピングカーはかなり私の理想に近かったです。

レンタルキャンピングカーのお話では、猪狩のプライベートな一面が見られましたね。結婚したいと言っていましたが、何歳なのかは分かりませんけれど、今の時代は晩婚化が進んでいるので大丈夫だと思いますが…。

あさりの酒蒸し」「甘エビとぶりの刺身」「カニ汁」どれも一級品の料理でめちゃくちゃ美味しそうでした。

お酒は苦手ですが、流石に刺身やあさりを食べるときは飲みたいですね笑。

この観光で寄子猪狩が、本当の友達関係になれたのは良かったですね!一緒に出掛けられる友達が近くにいるのって羨ましいです。

この漫画は色々な神社を知ることができるので、ありがたいです。どれもぜひ行ってみたいですね!

登場した神社一覧

護国神社」「五大堂の透かし橋」「彌彦神社

1巻レビューについて

3巻(最終巻)の感想について

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道草寄子の食べ走り 1巻 レビュー


今回紹介するのは「道草寄子の食べ走り」です。

この漫画は「車中泊」「キャンピングカー」「旅行」「グルメ」という設定が好きな方におススメできる作品です。

経理専門の派遣社員「道草寄子」は、日々のストレスを食べ”走り”で発散するのが週末の過ごし方でした。

寄子はキャンピングカーの「キャン太」を持っており、キャン太に乗って旅行に行くことから、食べ”走り”と表現されていました。

関東地方を主な舞台とし、サービスエリアや様々な観光地を巡りながら、道の駅やRVパーク、オートキャンプ場にて車中泊をするというのが、主な話の流れになります。

キャン太のローンと週末旅行の軍資金のために目立たないように働きつつ、車中泊を楽しんでいくというライフスタイルが、今の若者の主流であるプライベート重視な働き方を感じさせ、共感や羨望を抱きました。

良かった点

①ページ数の多さ

漫画一冊としては190ページほどと、少し多めの量になっているので満足感がありました。

表紙や裏表紙にも、「道草寄子の食べこぼし!」というコーナーがあって良かったです。

②景色や料理のアートワーク

写真を元にして描かれているのか、リアリティの高い魅力的な景色や楽しそうな雰囲気を感じられるお店が描かれており、魅力的なコマが多かったです。

料理の描写も美味しさがかなり伝わってくるような完成度でした。

③キャンピングカーについての知識がつく

道草寄子の豆知識」というコーナーで、キャンピングカーのあれこれを教えてくれるので、キャンピングカーに興味がある方には刺さる内容だと思いました。

youtubeなどの動画より、簡潔にまとめられているのもポイント高いです。

④現実に存在する場所が舞台なので、実際に行ってみることができる

この漫画に出てくる観光名所などは実在するので、気になった場所へ実際に行ってみることができるのは、大きな強みだと思いました。

個人的には”海ほたるPA”に行ってみたいです笑。

気になる点

①オリジナルの表現について

主に写真から絵を引っ張ってきてると思うのですが、独特の表現のある絵を見たい方は注意が必要かもしれません。

2巻の感想について

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ソロキャン沼のミネコさん 1巻 レビュー


今回紹介するのは「ソロキャン沼のミネコさん」です。

この漫画は「グルメ」「ソロキャンプ」「アウトドア」という設定が好きな方におススメできる作品です。

弥高峰子(27)は普段はしがない受付嬢ですが、その実体はプライベートのほぼすべてをキャンプに捧げる重度のキャンプ好きでした。

中でも孤独と自由を楽しめる「ソロキャンプ」が好きで、沼にハマり続けて7年経っていました。峰子にとってソロキャンプは趣味というより生きがいになっていたのでした。

そんな峰子が色々な場所で、豊富なキャンプギアを使い、おいしい料理を食べていくといった内容になっていました。

良かった点

①時代に沿っているテーマ

現在コロナ渦も影響してか、”おひとり様”が増えている時代において、ソロキャンプというのは引きこもりがちな人たちにとって、有効的なストレス解消できる趣味になりうると思います。

よって、ソロキャンプを題材にしたこの漫画は、今趣味がない人たちにとって興味を持ちやすい需要がある良いテーマだと思いました。

②料理の描写がおいしそう

麺やご飯などの炭水化物や野菜と肉などが、私が読んだ漫画の中でも美味しそうに描かれている料理ランキング上位に入ってくる上手さでした。

いわゆる「飯テロ」になるので、お腹が空いてる時に読んじゃうと大変かもしれませんね。深夜読む方は要注意です笑。

③峰子一人でも内容が面白い

もちろん他にも登場人物が出てきますが、ソロキャン中は峰子の独り言(考え事)が主な内容で、キャンプ一筋な峰子の性格に個人的に好感が持てたので、不快感なく快適に読み進めることができました。

④キャンプについての知識が得られる

簡単な料理過程やキャンプグッズについての解説があり、分かりやすかったので、これからキャンプを始める方にもおすすめできる内容かと思います。

気になる点

①今後の展開について

ソロキャンプがテーマだと他の人間関係が絡まない限り、内容がマンネリ化しそうなのが少し心配だと思いました。

実際、峰子以外の重要な人物が出てくるときがしばしばあるので、完全な孤独感を求めている方は注意が必要です。

2巻の感想について