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広がる地図とホウキ星 1巻 レビュー|温かい気持ちになれる癒し系漫画!


今回紹介するのは「広がる地図とホウキ星」です。

~あらすじ~

元気で明るい女の子「リン」は、一人前の魔法使いになる為に魔法学校に通うことになりました。母から教わった色々な基礎魔法を使いながら、リンは友達の「ゼルダ」と「ヴェリ」と一緒に、魔法学校の課題をこなしていくというお話です。

良かった点

①世界観や設定の良さ

魔法を使うとお腹が減ったり眠くなるという設定など、可愛い設定がたくさんあってほっこりしました。

リン達は基本人助けに魔法を使っていたので、温かい気持ちにもなれました。ホウキで飛んで配達をするなど、某映画作品を思い出させるような平和な使い方がほとんどです。

学園では、自分の魔法をどう社会に生かせるかを探す目的もあるようです。

②癒されるギャグ要素

結構色んなところにギャグ要素が散りばめられていますが、あっさりとはしているものの、クスッとくる様な面白さがあって気軽に笑える良い作品だと思いました。

内容のほとんどから善意を感じられて、誰も傷つけない笑いというのがポイント高かったです。

気になる点

①少し背景が薄い

全体的に背景が薄く、読むのに少し目が疲れました。4コマ形式なので一つ一つのコマが小さいのも影響していると思われます。

~おすすめ度~

★★★★☆(4/5)

ほのぼのファンタジー+日常系の漫画が好きな方におすすめできる作品です。「ふらいんぐうぃっち」という作品に雰囲気とジャンルが近いと思いました。

気軽に読める漫画を探している人には、満足できる内容だと思います。

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コンビニ夜勤のあくまちゃん 最終巻 感想|癒されるお仕事漫画!?

ネタバレ注意


「コンビニ夜勤のあくまちゃん」の3巻の感想です。

~テーマ紹介~

今回は最終巻ということもあり、イベントや大きく物語が進みます。

~今回の内容~

恵方巻を他店舗より一番販売できればなんと「ハワイ旅行」に行けることに!果たしてアルール達はたくさんの恵方巻を売りさばくことが出来るのでしょうか?

夜勤明けで年一の健康診断に行くことになったアルール達ですが、夜勤という不規則な生活リズムを送っている店員達の健康状態はどうなっているのでしょうか…等々!

~総評~

おすすめ度:★★★★☆(4/5)

この作品は夜勤で働いている方に刺さる作品だと思います。実際に夜勤をしている時の大変さを暗すぎず重すぎずに紹介しているので、楽しみながら共感出来て面白かったです。

キャラクターもメインの子はみんな可愛く性格も良かったので、思わず応援したくなるような気持ちになりました。特に光野ちゃんは辛い過去がありながらも、大学に通うために夜勤バイトを笑顔で頑張っているところが推したくなるポイントでした。

主人公のアルールは無鉄砲なところはありますが、接客態度などが素晴らしく、(悪魔なのに)思いやりも充分あり、頑張り屋さんなところがとても愛らしくて魅力的なキャラクターでした。やはり主人公が魅力的なことは良い作品になる為の前提条件だと思うので、その点はバッチリでした。

登場キャラクターが全員魅力的だったので、メンバーをそのままにして、違う業種の夜勤バイトのお話も作ってほしいなと思いました。私と同じ夜勤の警備員をアルール達がやったらどうなるのかとか気になります!

都会のコンビニバイトという、客数も多くノルマなども過酷な中、店長と店員達がみんなで力を合わせて業務をこなしているところも、読んでいると前向きな気持ちに慣れて良かったです。

全3巻ということもあり、最終巻で急に物語が進んでしまいましたが、一年間の業務を丁度紹介出来ていたと思うので、コンビニバイトをテーマにした作品としては満足のいく内容量だったのかなと思います。

個人的にはすごく好みでしたが、斬新なテーマの作品だったので、どういうお話の進め方をするのだろうと思っていましたが、4コマ作品という軽く読みやすい形だったので快適に読み進めることが出来ました。

夜勤のお仕事をされていて、疲れて重い漫画は読めないけど、癒されたい、という方にはおすすめできる作品でした!

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コンビニ夜勤のあくまちゃん 2巻 感想|みんなが休みの時も働いている方にオススメ!

ネタバレ注意


「コンビニ夜勤のあくまちゃん」の2巻の感想です。

~テーマ紹介~

今回は花火大会や大晦日など、季節のイベントの日に働いている様子が見られます。

~今回の内容~

初めての一人勤務、天使の登場、ついに多田ちゃんが休暇を取れたり…!

他には冒頭に各キャラクターの履歴書(プロフィール)が乗っており、キャラクターについて知ることが出来ます。

~感想~

初めて一人勤務をすることになったアルールですが、搬入・品出し・接客などたくさんの業務があって大変そうでしたね。

私がアルバイトを探していた時、深夜のコンビニは楽な方だと聞いたことがありますが、それは田舎限定のお話だったのでしょうか。私も仕事が夜勤なので夜のコンビニや早朝にコンビニを利用しますが、そこそこお客さんが来るイメージなので、なんだかんだで休憩できる時間がなさそうで大変そうなイメージがあります。

アルールも初めての一人勤務で大変なのに、お客さんに「仕事頑張るのだ」と励ませられるのはすごく思いやりがある子ですよね。とても悪魔とは思えない優しさですが、この世界の一般的な悪魔はどういう感じなのでしょうか。アルールが特別優しいだけなのでしょうか。

朝勤務の人が一人勤務になってしまった時も、残業して手伝ってあげるアルールは悪魔ではなく天使ですね。

そして実際に大天使「エリエル」が登場しましたが、こちらは人間の常識に全く当てはまらない暴れ者でしたね。

アルールと違い100万円を持った状態で人間界に来ましたが、現金の重要さを知らなかったため、道行く人に配ってしまったというとんでもないことに…。

光野ちゃんにお金を借りながら働くことになっていましたが、パチンコの存在を教えられたエリエルはギャンブル依存症みたいになってしまいましたね。これ天界に帰ったら治るんでしょうか?

無遅刻無欠席皆勤賞で出勤していたり、クリスマスや大晦日もアルールは出勤していましたね。一応魔界に帰ることもできましたが、すぐにヘルプが入り人間界に戻っていました。

私も毎年クリスマスや大晦日・お正月は出勤しているので親近感が湧きました。クリスマスはコンビニの売れ残ったチキンを休憩時間に食べるのが楽しみで、お正月は仮眠時間にお正月のお笑い番組を見るのが楽しみなんですよね。もう5年以上家でお正月を過ごしていない気がしますね。

アルールの父親はとても意外な姿をしていて驚きました。母親はなんだか光野ちゃんに似ていましたね笑。「人間界が辛くないか?」と聞かれた時のアルールの返答がとてもアルールらしくて良いなと思いました。

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コンビニ夜勤のあくまちゃん 1巻 レビュー|実際に夜勤で働く人におススメできる一冊!


今回紹介するのは「コンビニ夜勤のあくまちゃん」です。

~あらすじ~

悪魔「アルール」は魔王復活のために必要な”人間の負の感情から出る「陰エナジー」”を集めるためにしもべの「イレイナ」とともに人間界に降り立ちます。しかし、何の準備もしていなかったアルールは路頭に迷ってしまいます。人間界で生き残るために過酷な夜勤コンビニバイトをしながらエナジーを集めていくというお話です。

良かった点

①大変だけど頑張っている

コンビニバイトというのは覚えることがたくさんあるし、接客業だから変なお客さんに強く当たられることもある大変なお仕事だと思うのですが、その中でアルールは慣れないながらも一生懸命働いていて、その姿を見ると自分も仕事頑張らなきゃなという前向きな気持ちにさせてくれました。

また私自身が夜勤で働いているので、夜働いて朝に寝るという内容はとても親近感があって面白かったです。この漫画のタイトルに「夜勤」という珍しいワードが入っていたのでずっと気になってはいたんですよね。

②キャラクターが可愛い

日常系の中でもトップクラスの可愛いキャラクターデザインだと思います。個人的に一番好きなのは「光野」ちゃんです。大学の費用を稼ぐために働いているという真面目な女の子で、ふわふわした雰囲気がとっても愛らしいです。

新しい店長「多田」さんも柔らかい雰囲気で優しい可愛い人です。しかし振られている仕事量が半端じゃないらしく、連続勤務時間が100時間を超えるというブラック環境に身を置いています。幸せになってほしい…。

気になる点

①労働の辛さ

時々ですがお話によっては、働いているときの辛さを思い出すような内容が出てくるため、普段からガッツリ働いていて日常系漫画で癒されたい…という方は注意が必要です。

日常系漫画ではあるのですが、ほのぼのとしたライフスタイルではなく、結構過酷な環境で過ごしていますからね…。

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先生、今月どうですか 最終巻 ネタバレ感想|恋する乙女漫画レビュー

ネタバレ注意


「先生、今月どうですか」の7巻の感想です。

~あらすじ~

万里の気持ちを理解するために、桜庭に相談して小説を書ききることにしました。桜庭万里が書いたということは伏せて、その小説を万里に見せます。万里はその小説は俺に届いたとに話し、それを聞いたは…?

~今回の内容~

万里はその後小説家になる道を選んだのか、の恋は叶うのかについて描かれています。

~総評~

おすすめ度:★★★★★(5/5)

この作品は特に男性に刺さる作品だと思います。大人になってから様々な苦労や悩みを抱えた男性たちにとって、この主人公「」は、まさに理想の存在に近いと言えるでしょう。

恋をしている女の子は魅力的だと言いますが、この作品はそのことを強く描かれているなと思いました。は常に万里のことを考えていて、万里に会いたい、万里を支えたいという強い想いを持っていて、読者としてもその純粋な恋(愛ともいえる)を応援したくなるような気持ちになりました。

入居者も全員個性的で、一人ひとりにいくつかのエピソードがありましたが、も入居者もお互いのことを思いやっているのが伝わってきて、の真っ直ぐな善意に対して、入居者たちはが幸せになるように色々な手を尽くすところが心が温まって良かったです。

の数少ない理解者として、の心をしっかり支えてあげたり、悪意から守ろうとしていたところも素敵な関係だなと思いました。もちろんのことが大好きで、バレンタインの時などにしっかりチョコを渡していたりしていましたし。個人的にはの好きな相手についてのお話も見たかったなぁと思いました。千草の反応で何かがあったのは間違いないのですが…?

万里の表情が豊かで、今どういう気持ちで悩んでいるのか、嬉しいことがあって幸せなんだなぁというところが分かりやすく伝わってきたのと、悩みも嬉しいも一辺倒でなく、細かい違いが表れていたのが読んでいて楽しかったです。

個人的に好きなキャラは「不破」と「千草」です。この二人はよく遊んでいるようですが、優しいおじいちゃんと小さい女の子が楽しそうに遊んでいるところは微笑ましいですよね。遊んでいる様子も番外編などであったら嬉しかったなぁ。

6巻の展開が急なこともあり、7巻で終わってしまいましたが、もっと続いてほしかったですね。まだまだこの作品には大きなポテンシャルがあると思います。しかし全体的に見ると少し短いくらいが丁度良いのかもしれません。

恋愛ものはあまり見ないのですが、初めて主人公達に共感したいと思えるような作品でした。私のように恋愛ものが苦手な方に是非読んで欲しい作品です。特に万里と同じくらいのアラサーの男性だとのことをより可愛らしく感じられると思います。

記憶を消して、また1から読み返したいくらい素敵な作品でした。

3巻の感想について

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