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公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます  4巻 感想

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「公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます 」の4巻の感想です。

ドッティールは、ミランダが作った「円卓の賢者」のぬいぐるみを気にいり、王家から支援するから量産してほしいとミランダにお願いします。

後で分かるのですが、ドッティールの前世は女性だったので、BL系のシリーズを好んでいたわけですね。それにしてもミランダ(女の子)の前で、ぬい同士を重ねてにやけるのは欲望が隠しきれていませんね。

他の令嬢たちもぬい同士を重ねていたようで、BLは確かに今も昔も一部の女性に人気が出そうなジャンルだなと思いますよね。

かばんに入れて持ち歩いたり、ぬいの衣装にお金をかけたりと、どんどん現代的なぬいの楽しみ方をされてきますね。

ぬい一つで50万円もするそうですが、これをいくつも買う令嬢が居るというところに驚きですよね。貴族というのはどれほどお金を持っているのか、と考えますね。

紙粘土でドールハウスを作ることにしたミランダですが、これも自分で図面を書き、職人たちに実現してもらうというやり方でしたが、公爵令嬢に生まれて良かったですね。平民に生まれていたら実現は難しかったでしょうね。

ミランダは8歳になりましたが、誕生会の前に驚きの事実が出てきましたね。なんとドッティールも転生者のようでした。

しかもミランダと同じ、性別が逆になって転生していたとのこと。そして前世の覚えている記憶を照らし合わせてみたら、前世で恋人同士だったという…。

性別は逆転してしまいましたが、お互いの中身は男女別だと考えると、ミランダも男性と恋人になるより断然気持ちが楽ですよね。

ミランダは転生した理由(両親を悲しませたくないとループに疲れた)がありましたが、ドッティール(以下ティル)のほうは特に何の理由もなく転生したようですね。

中身が入れ替わる前はティルの中身も本物だったのでしょうか。それとも本物のミランダがループしている間も転生後のティルの方だったんでしょうか。そこは結構重要なポイントですよね。

しっかりしたドールハウスを作るために、領地の細工師ギルドと家具ギルドの工業規格を統一してもらいました。

名前は「ミランディール・インダストリアル・スタンダード(MIS)」としたようで、王子であるティルも立ち会ったこの工業規格は、どんどん標準化されていきそうですね。

ティルの10歳の誕生日で婚約者発表の日になりましたが、これで完全に王妃になることが確定しましたね。

今後王妃教育も始まり、国を動かす責任者となっていくわけですが、中身が30代の日本人男女に国を治めることが出来るのでしょうか!

3巻の感想について

5巻の感想について

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生贄第二皇女の困惑 ~人質の姫君、敵国で知の才媛として大歓迎を受ける~ 1巻 レビュー


今回紹介するのは「生贄第二皇女の困惑 ~人質の姫君、敵国で知の才媛として大歓迎を受ける~」です。

この漫画は「超優秀な主人公」「不幸な皇女」「敵国に歓迎」という設定が好きな方におすすめできる作品です。

フェイトナム帝国第二皇女「クレア・フェイトナム」は帝国で、華やかな姉と妹と比べて愛想も愛嬌もない鉄仮面で、淑女としての教養は全く身に付かず本ばかり読んでいる「淑女教育の敗北」と評されていました。

長年帝国の属国であったバラトニアは、独立戦争で帝国に勝利し、和平条約を結ぶかわりに帝国に対して「フェイトナム帝国の皇女を嫁に寄越すように」という条件を出しました。

帝国はいざという時に脅されてもいいように、帝国で落ちこぼれと評されるクレアを嫁に出すことにしました。

クレアは本が好きでしたが、帝国からバラトニアへの書物の持ち込みを禁じられていた為、一冊も持ってくることが出来ませんでした。

しかし、クレアの頭の中には帝国で読んだ本のすべての内容が入っていました。

クレアは敵国の皇女であった自分が歓迎されることはないと思っていましたが、予想に反して大歓迎されており、さらに王太子である「アグリア・バラトニア」の婚約者にされており、王太子妃として迎え入れられていました。

バラトニアは属国であった時、紙とインクを輸入することを禁じられており、現在も紙の製造法がなく、羊皮紙や木簡を使用していました。

クレアは自分の中にある知識を使い、バラトニアに紙を普及させるためやバラトニアを復興させるために動いていくのでした。

バラトニアではクレアのことを「生ける知識の人」と評していました。その理由はクレアがバラトニアに嫁ぐ4年前に帝国の王宮で、アグリアにバラトニアで蔓延している病の解決法を教えたからでした。

アグレアはその時にクレアに嫁に来て欲しいと約束していました。

クレアは自分のことを、知識だけでなく自分自身を見てくれるアグレアに惹かれ、無事結婚することになりました。

クレアがこれからバラトニアの復興に必要な全権を与えられ、一生懸命に復興を目指していくというお話です。

良かった点

①話のテンポ

一つ一つの出来事に割く話の量が短すぎもせず長すぎもせず、快適に読み進められる点が良かったです。特に序盤のペースはとても良かったです。

②クレアのキャラクターデザイン

機械的でありがちなアニメ調の作風とは異なり、少し特徴のある絵で、個人的に好みでした。

中でもクレアのキャラデザがまるで人形のように綺麗で愛らしくて素敵でした。

気になる点

①クレアの扱われ方

バラトニアの国を病から救ったのは確かに大きな功績ですし、貴重な知識を多く持っているクレアは復興の要ですが、いきなり全権力を渡したり、王太子妃に迎えたりするのは、ちょっとご都合主義なところが強すぎるかなと思いました。

2巻の感想について

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転生侯爵令嬢奮闘記 わたし、立派にざまぁされてみせます! 5巻 感想

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「転生侯爵令嬢奮闘記 わたし、立派にざまぁされてみせます!」の5巻の感想です。

カイルから告白されることになったユリアンヌは、ひたすら逃げていましたが、急にモテ期が来て戸惑いますよね笑。しかも二人とも自分のことに興味ないと思っていた人物ですから戸惑うのも分かりますね!

黒いドレスを着たサーシャは迫力も相まってか悪役令嬢のようでしたね。ビジュアルは完全にヒロインよりなのですが、名前が「ゲッスール」なもので、そこだけ見ると悪役ですね…。

社交界に敵だらけのユリアンヌが周囲から認めてもらうために、ユリアンヌは領地の仕事を自分で成し遂げようとしますが、カイルユリアンヌとの結婚を賭けてアルフレッドと決闘すると言い出します。

これに一体何の意味があるのかと思ったら、多数の貴族の前で公開決闘をしながら、アルフレッドの真意を聞き出し、ユリアンヌアルフレッドの不仲説を消すためだったんですね。

剣の決闘では経験の差で明らかにカイルが不利ですし、負けた時は自分のプライドも傷つくだろうに、自分が負けても良いようにカイルは動きましたね。

おそらくアルフレッドの次にユリアンヌのことを好きだと思うので、自分が負けると分かった上で決闘を作り上げたのは苦しかったでしょう。もちろんアルフレッドの態度次第では死ぬ物狂いで勝ちに行ったと思いますが。

アルフレッドが自分を「国に生かしてもらっている、自分自身は何も持っていない」と考えるようになったのは姉たちのせいだったのですね。

もちろん国に生かしてもらっているというのは間違いではありませんが、アルフレッドはそれに応えていると言っていいほどの努力をしていたはずです。その努力をユリアンヌだけが見ていてくれたということですね。

ユリアンヌは二人の人生をめちゃくちゃにした挙句に、酷い態度をとってしまったことをカイルサーシャに謝りますが、二人はそれよりユリアンヌ含めてみんなで家族として幸せに暮らしたいようでしたね。

この様子だとユリアンヌは二人にひどい態度をとっていたかもしれないけれど、どこかで助けになる行動をしていたのかもしれないですね。

アマリアはグライフ王国の「ダーヴィット・グライフ」の協力を得て、ユリアンヌの悪事を暴こうとしますが、グライフは別の目的があったようで、全然探ってませんよね笑。まぁ探っても何も出ないのですが…。

バートはグライフ王国の大公弟だったんですね。通りでサーシャが惹かれるほどカッコいいはずでしたね。なぜオカマっぽくなってしまうのは謎ですが。

ユリアンヌはついに社交界に復帰するようですが、今までの悪評がどう影響して、それをどう覆すのでしょうか!

正直、アルフレッドとくっついたら作品が終了すると思っていたので、続きがあるのは嬉しいですね!(悪役令嬢モノの中でもお気に入りなのです。)

4巻の感想について

6巻の感想について

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高飛車皇女は黙ってない 3巻 感想

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「高飛車皇女は黙ってない」の3巻の感想です。

前回ライラを裁き、ミリアーナを救ったクローディアでしたが、ライラのお腹にいる子までも悲惨な目に遭うことを気にしているようでしたね。

ライラ達が子どもが育てられなくなった場合は、即時保護できるよう監視役もついているとのことで、ベリルの優秀さが窺えますね。

エリック・ブラシオ」王太子は、クローディアが求めている物について知りたがっていましたね。エリックベリルからクローディアの過去を説明されていました。

クローディアの実母は平民と駆け落ちしようとして捕えられた過去があるとありましたね。

クローディアが第一話で、第三王子「ジルベルト」と平民での男爵令嬢「ララ」との件を見た時はどう思っていたのでしょうか。

自分の実母がしたことに疑問を抱いたのなら、ララと王族との婚姻を止めたのも理解できますね。

神話の「男神ばかりが良い思いをして女神は耐え忍ぶばかり」の内容が良いこととして語られているのは洗脳か?と司書に聞いていたので、男尊女卑に疑問を抱いているのかもしれませんね。

ベリルは過去の内容を途中までしか話してくれませんでしたが、結局クローディアの過去とベリルとの関係性が分からなければ、クローディアを取り巻く環境がどう好転したのかが想像できませんよね。

砂糖菓子令嬢ララは、あれからずっとクローディアに憧れて懐いているようですが、クローディアも邪険に扱うわけではなく、むしろララの置かれている現状を心配していましたね。

ララララが以前、侍らしていたらしい子息から恨みを抱かれているようで、クローディアはこれから何かが「起こる」ことを予想していたようですね。

子息たちが計画の話をしていた酒場での話で、この世界にも魔獣がいて冒険者がいることが分かりましたね。

大きな街道では魔物は出ないらしいので、しっかり討伐はできているようですが、人間関係に加えて魔獣までかかわってきたら解決するのが難しい問題とかも出てきそうですね。

ララは刺繍や包装の才能があるようですが、商才を持っていたジェール男爵の元右腕の女性は、クローディアの予想通りララの母親で間違いないようでしょうね。

ララはついに子爵たちの罠にはまり、暗い部屋に閉じ込められ、複数の男たちに襲われそうになりますが、ギリギリのところでクローディアが駆け付けました。

この危険な状況をどう解決するのか楽しみですね!

2巻の感想について

4巻の感想について

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やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます 3巻 感想

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「やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます」の3巻の感想です。

リッドは新しく「思い出す」魔法を開発しましたね。

記憶の化身「メモリー」を介することで、全盛の記憶を思い出して「ときレラ!」の情報を思い出そうとしますが、プレイ中は”未読スキップ”を多用していた為、情報の抽出が難しいようですね。

確かに全然ストーリーに興味なかったら、未読スキップするかもしれませんが、個人的にはなんとなくでも読んでおきたい派ですね。

農業技術の高いレナルーテ国に行き、魔力回復薬の原料や情報を集めるようですが、果たして婚姻の件も成功させながら両立することが出来るのでしょうか?

レナルーテ国の華族「ノリス・タムースカ」は、ダークエルフの誇りを高く持っていて、帝国を内部から牛耳ることを目論んでいるようです。その為に「エリアス国王」娘のファラは辺境貴族の息子ではなく、王族と結婚させるべきだと主張しているようですが、帝国側も何も考えていないわけじゃないので、ほとんど無理な気がしますがノリスはどう婚姻させるつもりなのでしょうか。

レイシス」(ファラの兄)とファラは異母兄妹だったんですね。レイシスが「リーゼル王妃」の息子で、ファラは「エルティア」の娘だとありましたね。

エルティアエリアスの側室だとありましたが、リーゼルとの関係はどんな感じなのでしょうか?異母兄妹ですが二人の仲は良好なようなので、母親同士も仲が良いのでしょうか。

しかしリーゼルはどうやらノリス側に付いていて、ファラを皇族と婚姻すべきだと考えているようなので、少し難しい人物なようですね。

ノリスリーゼルと血の繋がりがあり、王族の子であるレイシスを手駒にすべく、レイシスを騙しているようですが、リッドファラと婚姻することでノリスの嘘が暴かれるのかどうか見物ですね。

魔力による身体強化を習得したり、ライナーに特訓してもらったりと、どんどんリッドが強くなっていきますね。同年代ではもう敵なしくらいには強いのでしょうが、やはり体格差のある敵には厳しいというのが現状でしょうか。

黒猫(シャドウクーガー)スライムの話がありましたが、この二匹がどうリッドに関わってくるのでしょうか。黒猫の強さは申し分ないようですが、スライムが他にどのような能力を持っているのかが気になりますね。

リッドファラは次巻で出会うのでしょうか。ファラの意思としてはリッドは婚約相手として申し分ないと思うので、エリアスとの話がうまくいけば婚約もトントン進みそうですが、果たしてどのような妨害があるのか気になりますね!

2巻の感想について

4巻の感想について