ネタバレ注意
「転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint」の7巻の感想です。
~あらすじ~
サザランドの住民は、大聖女に恩義を返すために大聖女の生まれ変わりが来ることを望んでいて、フィーアはその生まれ変わりだと認定されたので、フィーアはサザランドに滞在する間、大聖女の生まれ変わりとして過ごすことにしました。
~今回の内容~
カーティスの秘密が明らかになり、フィーアは心強く信頼できる味方を得ることができました。
カノープスの忠誠心が高かった理由や、サザランドをセラフィーナ(フィーア)がどうやって救ったかなどの回想がありました。
~感想~
衝撃の事実がどんどん出てくる回でしたね。
フィーアが前世でセラフィーナとして、何をしたのか、またどんな影響力があったのかが分かる珍しいお話でしたね。
大聖女一人さえいれば、街一つの疫病を一瞬で根絶することができるという、圧倒的スペックに驚きました。
これほどの力があれば、確かに大聖女が300年後も至尊の存在として語り継がれている理由もわかりますね。
セラフィーナには戦力として、見殺しにされた兄王子だけではなく、優秀で忠誠心の高い護衛騎士が二人いたそうですが、何故魔王討伐にはその二人はいなかったのでしょうか?
二人ともセラフィーナの死後、自分が付いていかなかったことを悔やんでいるというような雰囲気でしたが、ここまで忠誠心が高く身近な存在であれば、魔王討伐という重要な任務に同行しないわけがないと思うのですが…。
そしてカーティスも前世の記憶を取り戻したようですね。前世を思い出す前から有能だったのかどうかはわかりませんが、フィーアの考えていることを直接聞かなくても察することができるというスパダリ仕様なのは助かりますね。
恋人ができないのは優秀な護衛騎士のせいだとフィーアは言っていましたが、確かにここまで自分に対して献身的で大切に思ってくれる存在がいれば、恋人を必要と思うことはなさそうですね。
次回、変化した黄紋病に対して、どう対処するのか楽しみなところです!
~推しポイント・好きな場面~
セラフィーナがサザランドに到着して、あっというまに住民を救って見せたところがすごかったですね。その後の後光を浴びたセラフィーナの姿も神々しく、まさしく大聖女という感じでしたね。
たまにフィーアが同じような微笑み方をするときがありますが、大聖女のスイッチが入っているときのフィーアは好きなんですよね。
セラフィーナの時は16歳で、フィーアがいま15歳なので、精神年齢は30歳くらいということですね。まぁ大聖女の仕事をこなしているところを考えるともっともっと成熟しているかもしれませんが…。
セラフィーナが死んだときの年齢はわからないのですが、フィーアももう少し成長すれば落ち着いてくるのでしょうか笑。
~気になる伏線~
フィーアはカーティスに魔王の右腕のことを話さないことにしたようですが、いくらカーティスが察しの良い騎士だといえど、裏切られて捨てられたことや拷問されたことなどは知らないと思うので、刺激しない程度に話をしておいたほうが良い気もするのですが…。
この判断が今後どう影響するのでしょうか。
~この巻の見どころ~
カーティスの前世の記憶が今まで謎に包まれていた部分を明らかにしてくれました。7巻で一番大切な部分はここですよね。
フィーアが嬉し涙を流している場面も、とても印象深いシーンでしたので必見です!