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悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~ 3巻 感想|大迫力のバトルシーン!?

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「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」の3巻の感想です。

~あらすじ~

魔族が数百年悩んでいる『狂化』の解決策を魔王に伝えるために、ソーンにお願いして、魔王に謁見できるように頼みました。

~今回の内容~

魔国の大地を蝕み、魔族を狂わせてしまう原因である瘴気を払うため、魔王「アンヘル」と共に世界を救いに行きます。

~感想~

エミを完全に演じきれるようになったレミリアは恐ろしいですね…。アンヘルは嘘を見破れる能力があるようでしたが、それさえ通り抜けられるようなレミリアの巧みな演じ分けはすごいですね。エミのことをどれだけよく見ていたか、理解していたかが伝わってきますね。

アンヘルも悲惨な設定を持たされているようでしたが、最悪な展開になる前にぎりぎり止めに入られたということでしょうか。

過去にレミリアが「すべてはあの女(ピナ)のために作られた世界」というようなことを言っていましたが、物語の都合上で悲惨な目に遭わされるなんて、とんでもない理不尽ですよね…。

今回はレミリアだけが大きく描かれているページがあって、レミリアの迫力さと覚悟が伝わってきました。後にレミリアは「浄化の乙女」の称号を授けられるのですが、その称号にふさわしい勇敢さと神々しさを兼ね備えた風貌でした。

その裏では悪役令嬢(ラスボス)らしい、計算高い恐ろしい表情をしていましたが…。エミの純粋で素直な笑顔(演技)と、レミリアの”エミのためならなんだってする”という覚悟と執念のある笑顔の差に何度見ても震えますね…。

強大な敵が出てきたこともあり、戦闘シーンも大迫力で、原作が恋愛ゲームだということを忘れそうになりました。普通にバトル漫画としても優秀ですね!

戦闘内容は詳しく語れないのですが、どうやら戦闘後でもレミリアにはまだまだ余力があったようで、アンヘルと比べてもレミリアの方が格上感が感じられました。

そしてレミリアの復讐のための一大プロジェクトがついに始動しそうですね!ピナたちにどんな影響を及ぼしていくのかが気になるところですね!

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悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~ 2巻 感想|気持ちの良い展開満載!

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「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」の2巻の感想です。

~あらすじ~

レミリアは、ピナが悪用していた”課金アイテム”を売っている店を潰すために、店長である「ソーン」に取引を持ちかけました。

~今回の内容~

レミリアは魔族との取引に成功し、着々と魔族の仲間を増やしていきます。

さらに強大な敵と戦うために”火の神”に謁見したりと、レミリアはどんどん世界が平和になるように行動します。

エミのためにレミリアはどこまで世界を救っていくのか…。

~感想~

レミリアはどんどん自分の仲間や戦力を増強しつつ、ピナの行動を制限し、弱化させていくことに成功していますね。

レミリアエミの心と行動を見ていたからか、聖女と呼ばれるだけの雰囲気が出るようになってきました。しかし、優しい女神様のような顔をするときと冷徹に復讐計画を進める時の表情のギャップがすごすぎて、どちらが本当のレミリアなのだろうと思いましたよ…。

エミの汚名を晴らすために世界を救って回るだけなのかと思っていましたが、天界や魔国をも救うと決めていたのですね…。レミリアエミを本当の聖女にするといっていましたが、ラスボスにふさわしい気概ですよね。

そのためには強大すぎる敵と戦うことになっていましたが、ラスボスのスペックのおかげで全然戦えていましたね。原作の知識を持ったラスボスなんて、手が付けられないですよね、最強すぎる…。

確かに本来ピナたちはこれらの圧倒的存在を倒した後に、ラスボスのレミリアを倒すという流れなのでしょうから、レミリアピナ以外の誰にも負けない力を持っているということなんでしょうね。

次巻では一体どういう展開になるのでしょうか。レミリアが一体何をしようとしているのか気になりますね!

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悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~ 1巻 レビュー|悪役令嬢系漫画を読むなら、まずはこの作品!


今回紹介するのは「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」です。

~あらすじ~

交通事故により亡くなってしまった女性「エミ」は、とある物語の悪役令嬢「レミリア・ローゼ・グラウプナー」に転生していました。

エミは善性の塊のような女性で、悪役令嬢であるレミリアのことを幸せにしようと行動し、順調に進んでいましたが、【星の乙女】と呼ばれる原作の主人公ピナ・ブランシュ」が入学してきて…?

良かった点

①読者視点からもエミが幸せになってほしいと思うことが出来た。

エミが生粋のお人好しなところが、短いながらもしっかり伝わってきて、レミリアエミを愛していることもちゃんと伝わってきました。

主人公二人の表情が豊かで、感情表現がとても上手だなと思いました。

ピナのムカつく顔も上手に描かれており、レミリアたちをより一層応援したくなるところも良い点です。

②レミリアの悪役としてのカリスマ性と大物感

レミリアは物語の悪役なだけあって、とても強気で頭も回るカリスマ性が高いキャラだなと思いました。

カリスマ性が高い悪役のレミリアが、優しいエミのためだけを考えて行動するという点が、個人的に刺さりました。

自分のためだけに動いてくれる、頼りになる人という設定も好きですが、その人物が悪役だとさらに自分だけが特別のように感じられて好きです。

それだけでなく身体能力や魔法の腕も高く、「ラスボス」という感じがして、どんな不利な状況からも巻き返してくれそうな信頼感がありました。

③作品の完成度

引き込まれるどんどん読み進めたくなる魅力的な原作と、レミリアの気高そうな悪役令嬢としてのキャラクターデザイン、同じキャラなのに「エミ」と「レミリア」の書き分けがすごい漫画と、どれも今まで読んだ中で一級品の作品だと思います。

気になる点

①どこまで物語が続くのか

レミリアの復讐がどれだけ壮大なものになるかによるのですが、ピナは便利なものに頼っただけなので、レミリアほどの優秀な主人公なら物語も早く終わってしまうのでは…という点が心配です。(現在5巻まで発売しているので、心配いらないかもしれませんが6巻発売中!

②レミリアの強さがどれだけのものか知りたい

この物語にも”HP”や”攻撃力”が存在するらしいので、要所要所でレミリアの強さを教えてほしいなと思いました。

~おすすめ度~

★★★★★(5/5)

この作品は老若男女問わず、全ての人が楽しめる作品だと思います。とあるメディアの、”アニメ化してほしい作品”のランキング上位にランクインするほどの作品人気もあり、皆さまに自信を持ってお勧めできる作品です。

私が今までたくさん読んできた「悪役令嬢」ジャンルで、最高作品と言えるほどの”ストーリー”や”キャラクターデザイン”、”表現力”をしており、何度読み返しても面白い作品なので、購入して間違いないかと思います。

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恋愛もの 漫画

うるしうるはし 1巻 感想|ピュアな恋愛を体験したい方におススメ!


今回紹介するのは「うるしうるはし」です。

~あらすじ~

漆芸家を目指す「金山海尋」は、早朝に考え事をしに神社に行きました。そこで転んでしまった時に介抱してくれた女性「深谷紬」に一目惚れします。海尋は貰ったハンカチの代わりに、にかんざしをプレゼントすることにしました。まずはとお近づきになるために頑張っていきます。

良かった点

①若者の純粋な想いが感じられる

大人になってからだと経験できない恋愛感情を、リアルに感じられるのが良かったです。

例を挙げると、どうお近づきになれるかを葛藤している描写などが良かったですね。どこまで自然な接近を装えるか、恋をした側なら一度は真剣に考えたことがあるのではないでしょうか。

私も高校生くらいの頃は、大人の落ち着いた女性に憧れたことがあるので、非常に共感できる内容でした。

②ページの使い方

見開きページなど、大胆なコマの使い方をしているのですが、その使い方が良かったと思います。

の綺麗さと可愛らしさが強めに伝わってくるので、海尋の気持ちに深く寄り添って読み進めることが出来ました。

気になる点

①共感しすぎてしまう方へ

リアリティある恋愛模様なので、海尋の積極的?な行動に甘酸っぱいもどかしさと恥ずかしさを覚えました。

次のコマを読みたいけど、に嫌われないかが怖くて、なかなか読み進められませんでした笑。

~おすすめ度~

★★★☆☆(3/5)

ゆっくりじっくりとした恋愛ものが読みたい方におススメできる作品でした。内容的には男性も女性もどちらも楽しく読むことが出来ると思います。

恋愛ものあるあるですが、気になる点にも挙げたように、共感性羞恥のような特徴を持っている方は、なかなか読み進められない可能性があるので注意してください。

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日常系 漫画

ひなこのーと 1巻 レビュー|癒されたい方におススメ!


今回紹介するのは「ひなこのーと」です。

~あらすじ~

堂々とした役者の演技に憧れて、演劇部のある高校に入学した「ひなこ」。しかし演劇部はすでに廃部になっていました。

大家の「千秋」から、下宿先のアパート”ひととせ”に併設された喫茶店の奥のステージで演劇をすることを提案されました。

良かった点

①魅力的なキャラクター

全体的に温和で心優しい女の子が多く、読んでいるだけでほんわかできる作品だなと感じました。

キャラ絵も柔らかい感じの絵で、高校生設定なのですが、見た感じだと小学生のようなちっちゃい子でした。

絵が似たような感じの漫画で言うと、「ヤマノススメ」が近いかな、と思います。

②ゆる~い雰囲気

お話の全体の雰囲気が緩い感じで、ひなこが緊張する場面でも、全然ゆったり読めるような雰囲気でした。

なので、心を落ち着かせてゆったりマンガを読みたい方にはぴったりだと思います。

気になる点

①女性向けではないかもしれない

キャラ絵やお話の雰囲気、登場キャラクターの性別(ほぼ女性)のことを考えると、この漫画の読者層はほとんど男性なのではないかな、と思いました。

女性の方も全然読めますが、一応この点は気を付けたほうが良いかもしれません。

②百合要素が感じられる

直接的にそういう出来事はないのですが、登場人物が女性しかいないこともあって、関係性が仲良いものになると、客観的に見て百合の雰囲気が感じられました。

~おすすめ度~

★★★☆☆(3/5)

愛らしい小さな女の子が好きでほんわかしたい人におすすめできる作品でした。

展開としては日常系らしく、強弱のない感じなので、まったり読むことが出来ます。

演劇”をテーマにしていますが、1巻時点ではそこまで重点的に触れらている感じではなかったので、「演劇中心の作品を読みたい」という方は少し注意が必要です。

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