Categories
漫画

おねぇちゃん日和 3(最終)巻 感想

ネタバレ注意


「おねぇちゃん日和」の3巻の感想です。

3巻は主に夏が舞台でした。

芽恵が虫歯になっていましたが、虫歯って痛いというより沁みますよね…。は食後におやつを食べてたから虫歯になったのでしょうけど、芽恵はちゃんと歯磨きして寝たけど、虫歯になったんでしょうね。

私も半年前くらいに虫歯出来て、今年ようやく治療完了したのですが、削るより水で歯の汚れを落とすやつがめっちゃ痛かったです。アレなに?笑

たちが3人でバッティングセンターに行っていましたが、普段運動とかしてないとなかなか打てないですよね。学生の頃行ったことありますが、運動部だったのに一番遅いやつしか打てませんでした…。

クミちゃんの普段着めちゃ可愛いですね!性格に帽子と眼鏡が合ってて良かったです。友達の兄弟とかに会うと、気まずかったりするのですが、クミちゃんはよく一緒に帰っているから大丈夫でしたね。

…というかが一方的に絡みに行っただけな様な気がしなくもないですが。の、クミちゃんを面白がらせようとするところが好きです。こんな子がいたら退屈しなさそう。

芽恵が寝られない回は共感できました。やっぱり寝る前にゲームするのはよくないことなのについついしちゃうんですよね~。なるべくスマホも見たくないのですが、現代の我々には不可能に近いですよね。

ついつい動画を見そうになって、自分に突っ込んじゃうところとか、髪を下したところとか、可愛い芽恵をたくさん見れて良かったです。

母の日で、父が寿司を持って帰ってくれていましたが、芽恵が話してるところを楽しそうだなと眺めている母を見て、ちゃんと親してるなあと思いました。

みんながちゃんとプレゼント渡してるところとかいいですよね。1日遅れくらいは許してあげて…。

水着回では、未来(フッジー)真央(まおっち)の可愛い水着姿が見れましたね!未来はボケ担当でオチをかますのかなと思ったら、水着姿可愛くて悔しかったです笑。

夏祭りではとうとう5人集まりましたね。やはりというか芽恵真央の息はぴったりでしたね。このやり取りをもう少し見たかったです。

最終話では、15話の学びを活かしていたところが面白かったです。

最初のコマのポテチを開けるコマはすごい表現だなと思いました。最初から斬新すぎて読み始めるのが楽しみになりました。

お寿司も美味しそうに描かれていましたね。白黒でしか表現できないのに、ネタも分厚そうに見えてすごかったです。

花火も良かったです。田舎の綺麗な夜空と、白い線で描いた花火がとても綺麗でした。

「おねぇちゃん日和」は、最近読み始めた中で良い漫画を見つけた!と思っていたので、今回で終わってしまうのが非常に惜しく感じました。認知度が少なかったのでしょうか。アニメ化とかもしてほしかったです。

全体的な感想としては、キャラクターがみんな可愛く、話のテンポも良く、ネタのおもしろさも十分だったので、非常におすすめできる漫画です。

1~3巻しかないので、気軽に全巻読めるので、是非すべて読んで見てほしいです。

2巻の感想について

Categories
漫画

おねぇちゃん日和 2巻 感想

ネタバレ注意


「おねぇちゃん日和」の2巻の感想です。

2巻では、昔私が子どもだった時の記憶がよみがえるような、なんだか懐かしみを覚えるお話がありました。

芽恵がやっていたように、昔ゲームで「こっから本気だすわ」みたいなことを言うのはあるあるですよね。

私は兄とはそんな感じにはなりませんでしたが、友達と言いあっていた気がします。

がTシャツを脱いで軽くなったとやっていましたが、これはドラゴンボールで悟空たちが重りをつけていたり、まさに胴着そのものが重かったりしてたやつでしたよね!対ラディッツ戦くらいだったかな?

の友達の「フッジー」は、よりボケが多いですが、その二人に突っ込む「まおっち」は、なかなか苦労人ですね。

しかしババ抜きに負けて、リベンジの為に二人を大富豪に参加するように煽ったのには、なんだかんだ似た者同士だなと笑いました。

そのババ抜きの話で面白かったのが、の「カードを引く方が表情を変える」というテクニック?でした。何の意味もないんですが、これやられると絶対笑っちゃいます。今度誰かにやろうかな…笑。

たこ焼きを作る回では、ちゃんと丁寧にたこ焼きを作るを見て、やっぱりしっかりしなきゃいけないところはちゃんとしてるんだなと思いましたが、母の影響でハバネロソースを入れてしまっていましたね。

結局父はツッコミ役兼被害者のようで不憫でしたが、こんな仲のよい家庭を気付けた時点で幸せですよね!

クミちゃんも面白いと思った「ヒューマン・バック・クロージャー」私も好きです。おとなしく挟まれる芽恵にも笑ってしまいました。

おつかいの話で、自動ドアに手をかざして自分の「力」で開けるやつ、私もやりました。ハリー・ポッターとか見た日とか、自動ドアの開く方向に手を振って、シュッってやっていました。

今考えるとアレは誰かに見られていたんでしょうか。意外と無意識にやってしまうので、目撃者は多いかもしれないです…。お恥ずかしい。

裏表紙に「おねぇちゃんの絵描き歌」というのが書いてあるのですが、161ページに居るはまさにそれでしたね。(どんなのかは是非実際に見てみて下さい!)

168~169ページの橋の下の川に居る蛍達のコマが、草や石などが細かく描かれていて、とても綺麗で良かったです。

きれいな川なんでしょうね。私はこういう田舎が好きなので、すごくいいコマだなと思いました。

ところで、田んぼ道が帰り道のほとんどを占めるくらい田舎のようですが、この姉妹はどこに住んでいるのでしょうか?

次もこの綺麗なコマのような、特徴あるコマがあれば嬉しいなと思いました。

1巻レビューについて

3(最終)巻の感想について

Categories
漫画

おねぇちゃん日和 1巻 レビュー


今回紹介するのは「おねぇちゃん日和」です。

この漫画は「ほのぼのした日常」「仲の良い姉妹」「ギャグ漫画」という設定が好きな方にオススメできる作品です。

しっかり者の女子中学1年生「夢咲 芽恵」が、マイペースで奇想天外な性格の高校1年生の姉「夢咲 茜」に、日常の中で良くも悪くも振り回されつつ、冷静にツッコミを入れていきます。

なんでもない日常が、二人によって不思議と面白いものになっていました。

ボケ担当のが居るから面白いというよりは、芽恵の二人だからこそ、面白い話になっていると思いました。

面白いボケでもいいツッコミ役が居なければ、ボケが成立しないという事ですね。

夢咲姉妹のお母さんはどうやらボケ担当のようです。の性格は母似だったのですね。芽恵の性格はお父さん似なのでしょうか。

良かった点

①姉妹の仲の良さから生まれる癒しがある

芽恵は、一緒に帰ったり遊んだりするくらい仲が良く、見ていてとても癒されます。

それでいて距離感も近すぎず、あからさまに仲が良いという事を主張してこないところが良かったです。

②関西弁が可愛い

二人とも声を荒げたりしない穏やかな性格だと思いました。落ち着いた関西弁は個人的にとても愛嬌があると思うので、可愛く感じました。

③単発系の話

1話1話がほとんど独立していて、サクッと読めるところが良かったです。

③気楽に読める

登場人物がみんな仲が良いので、変に気を遣うことなく気楽に読めました。

私は、漫画の中でも仲の悪い関係の人物をみると、少し気を張ってしまうので、そのような関係が苦手なタイプの方にはオススメできます。

気になる点

①クセがあるギャグ

日常系漫画の独特のテンポとオチがあるので、楽しく読める人とそうでない方がいらっしゃると思います。

日常系なので、基本的に展開に大きな変化はないと思いますし、胸が熱くなるような、感情を揺さぶられるものを求めている方には向かないかなと思います。

②茜に既視感がある

「おっとり系」で「関西弁」で「姉」のという名前のキャラといったら、某文字読み上げソフトが思い浮かぶのは私だけでしょうか…。

2巻の感想について

Categories
漫画

行き着く先は勇者か魔王か 元・廃プレイヤーが往く異世界攻略記 2巻

ネタバレ注意


「行き着く先は勇者か魔王か 元廃プレイヤーが往く異世界攻略記」の2巻の感想です。

2巻では、ベザートの人々やハンターギルドの人たちと関わり始めます。

悠人(以下ロキ)は、実力主義でランクが上がっていく制度を気に入り、どんどん魔物を倒して魔石を持ち帰るのですが、魔石を取り出すには魔物を解剖しなければいけないので、最初は解剖時のグロさにショックを受けたりします。

レベルが上がって戦闘が楽になって喜んでいたロキが、解剖によって「自分の生死がかかっている」ことに気づいたシーンは、読者として、典型的な物語の主人公的な無鉄砲すぎるロキを止めてくれたので良かったです。

ゴブリンを解剖しているところは、見ている側もウッってなるくらいグロさを表現できていてすごかったです。やりすぎ感もなく程よい表現でした!

命の危険を顧みず、単身で魔物を狩りに行くロキをギルド受付嬢の「アマンダ」は心配します。

しかしロキはその心配には気づきながらも、他の人とは違いレベルやステータスが視覚化されているために、強さへの憧れを止められないことに葛藤を抱きます。

ロキは自分が子どもを利用してしまうような腐った人間になる前に、この世界に飛ばした神に、元の世界へ帰してもらうように声を出しますが、その声は届くことはなかったので、ロキは当面は自分のために生きることにしました。

アマンダさんはギルドマスターの「ヤーゴフ」に言われた通りに、ロキを監視しているんだと思いますが、ちゃんと心から心配してくれているような気がしますよね!序盤に出てくる濃いキャラはみんないい人説。

ベザート周辺には、「パルメラ大森林」「ロッカー平原」「ルルブの森」で魔物が出現し、ロキはFランク昇格と目標だった装備代の150万ビーケが貯まったため、ロッカー平原へ挑むことにしました。

パルメラ大森林での戦闘が楽勝になったとはいえ、推奨ランク通りのロッカー平原に単独で挑んで大丈夫なんでしょうか。ロキのレベルがどうなっているかが知りたかったところですね!

挑む前に、教会にて職業選択をするため、女神へ祈りをささげるのですが…。

ロキ、絶体絶命!?異世界に送った神とこの世界の神は関係ないのでしょうか…?

1巻レビューについて

3巻の感想について

Categories
漫画

行き着く先は勇者か魔王か 元・廃プレイヤーが往く異世界攻略記 1巻 レビュー


今回紹介するのは「行き着く先は勇者か魔王か 元・廃プレイヤーが往く異世界攻略記」です。

この漫画は、「(MMO)RPG」「異世界転生モノ」「主人公が成長していく」という設定が好きな人にオススメできる作品です。

とある会社の営業部のサラリーマン「間宮悠人」が、突然神により、異世界へ飛ばされます。

悠人はいわゆるブラック企業に所属しており、その中での少ない娯楽が、異世界転移のチート無双モノの本でした。

悠人が今の生活に満足していなかったために、神の前に現れることができたと言われます。

しかし、悠人が望んでいたチート能力は授けられることなく、なんとか「年齢を13歳に若返らせる」「ステータス画面を見ることができる」と言う能力だけ授けてもらいました。

いきなり森林の中に飛ばされた悠人は、現実世界から持ち越せた服や鞄と鞄の中身で、なんとか生き延びようとします。

レベル1で、特に秀でたスキルを持たない悠人は、この先生き残ることができるのか、どう生きていくのか…というのが導入部分です。

良かった点

①根性がありポジティブな主人公

転生後、常に命の危険が付きまとう環境だったのに、臆病にならずに頭と道具を使って魔物を倒していくところが見ていて気持ちよく、魅力のある主人公だと思いました。

②過去にMMORPGで1位だったという経験がある

RPGをやったことがあるという程度でなく、やり込みまくって一位になった事があるという経験は、レベルアップの効率化やスキルポイントの割り振り方が特に上手いという事なので、ステータス値以上に強さがあるというのは良い点だと思いました。

③転生しているのは悠人だけではないという事

最近の異世界転生モノで、少しづつ出てきた「自分以外にも(地球)日本から転生してきた人物が居る」という要素は、ありがちな展開に少し変わった刺激を加えてくれることが多いので良い点だと思いました。

気になる点

①この先の進み具合が心配

私は少しずつ強くなっていく話が好きなのですが、今のちょうどいいペースは1巻だけで、この先すぐにレベルが上がってしまう(簡略化されてしまう)という展開にならないかが気になりました。

②主人公の性格に苦手意識を覚える可能性がある

個人的には好感を持てる主人公でしたが、普通の漫画の主人公と違う考え方と性格の為、人によっては上手く感情移入できない可能性があります。

達観しているようで、思考は基本的にはゲーム脳で、感情は結構出す方」「ソロプレイヤー気質」「目立つことをそれほど気にしない(1巻時点ではそう感じた)」という感じの主人公だと感じました。よければ参考にしてください。

2巻の感想について