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転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint 5巻 感想|隠し通せなくなってきた…。

ネタバレ注意


「転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint」の5巻の感想です。

〜あらすじ〜

黒竜探索任務中にフィーアの従魔が黒竜だと同行した騎士団たちに見られてしまい、騎士団上層部にもそのことが伝わりました。

懸念事項はたくさんですが、とりあえず黒竜の探索は終了したことで、宴が始まるのでした。

〜今回の内容〜

シリルから友人として、毎年自分の過去の行いを忘れないために、シリルの領地へ一緒に訪問してくれとお願いされました。

実はその訪問は、個人的な頼みや騎士団業務ではなく、国を挙げての重要行事なのでした。

〜感想〜

シリルサヴィス達には、フィーアが大聖女だと感づかれ始めているような気がしますね。

もともとフィーアは騎士団の前で、大聖女の生まれ変わりだとしか思えない力を発揮していましたが、誰も300年前の大聖女が生まれ変わっているなんて発想は持てなかったでしょうから、今までは大丈夫でしたが…。

力のほかに、フィーアが上位者や為政者の感覚を持っていたり、大聖女と同じ瞳と髪色を持っていることを怪しまれ始めてきましたから、もうバレるのも秒読みなのかもしれませんね。

サザランドは前世でフィーアの護衛騎士だった”青騎士”の領地だったとありましたが、そこで前世と近世の間で何が起こったかを把握する手がかりを見つけることができるのでしょうか。

歴史が書き換えられている理由や、国旗や騎士団が刷新された理由が明らかになれば、なぜ大聖女の尊称が与えられたのがフィーアだけなのか、フィーアが死後に国に信仰される対象になったのかも理解できるかもしれませんね。

挿話では、騎士団ではない異国の新しい人物が登場しましたね。彼らはフィーアと同行していく内に、色々な事情でフィーアのことを”創世の女神”と認識するようになってしまいましたが、これが本編に今後どう影響するのかが気になりますね。

フィーアはとっても可愛い少女ですが、団長や王族などの青年を惚れさせるようなタイプではないような気がするのですが、惚れるというよりは妹のようにほっておけない存在だと思われているのでしょうか。

しかし、ここに出てきた3人にはどう見ても恋愛感情を抱かれているような気がするので、フィーアはモテモテですね笑。

今回は本編が短く場面があまり進みませんでしたので、次回でストーリーが進むことを期待します!

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