ネタバレ注意
「転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint」の4巻の感想です。
〜あらすじ〜
フィーアは黒竜探索任務に同行することになりました。
その道中、高ランクの魔物に次々と遭遇してしまい、騎士団は苦戦を強いられます。
さらにクェンティンの所には青竜が2体も現れてしまうという、大ピンチな状況になっていました。
〜今回の内容〜
ザビリアの過去や本当に大切なものが明らかになります。
そしてついに黒竜ザビリアが、フィーアの従魔であることがバレてしまいました。
〜感想〜
ザビリアの過去は想像以上に辛いものでしたね。
生まれてからずっと孤独だったのも辛いですけど、仲間だと思っていた竜に裏切られたのは、絶望を感じてもおかしくないです。
フィーアとの出会いは、ザビリアにとって本当に救いでしたね。最後の最後で運に見放されなかったのは、やはり最強の魔物になる資格を持っていますよね。
青竜はSランクの魔物で、騎士数百人で討伐可能とありましたが、その青竜を瞬殺したザビリアは、人間に討伐可能なのでしょうか。
1番驚いたのは、現時点のフィーアの仲間を総動員したとしても、魔王の右腕には全く勝てる可能性がないということです。
魔王の右腕というポジションで、そこまでの強さなら、魔王は一体どれほどまでに強いのか気になりますよね。
黒竜がフィーアの従魔であることを知らされた上官達は、とんでもないリスクを背負うことになりましたが、フィーアが悲しむようなことはしないはずなので、今まで通りに接していれば、殺されることはないと思います。
しかし、シリルはまた苦労の種を一つ撒かれていて、相変わらず苦労人ですね…笑。
ママ味ありイケメンが、天真爛漫な少女に振り回されているのは、正直てぇてぇですね!
次回、お人好しのフィーアは騎士団でどんな扱いをされるようになるのでしょうか。すごく気になりますね!
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