ネタバレ注意
「転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint」の3巻の感想です。
〜あらすじ〜
フィーアは、現代の聖女の中で人一倍心の優しい「シャーロット」に力を貸しました。
その間では、騎士団が捕獲するため、黒竜を探しているようでした。
〜今回の内容〜
第四魔物騎士団長「クェンティン」は、相手のエネルギーがぼんやりと見える特性がありました。
それによりフィーアが圧倒的な強さであることと、ザビリアの正体が黒竜であることを見破られたのでした。
〜感想〜
ついにフィーアの実力を可視化できる人物が現れましたね。
一体どうなることかと思いましたが、クェンティンはフィーア達に殺されないよう(元々殺意は全くないが)に立ち回ったため、何故かフィーアを崇めている変な人になりましたね笑。
確かに自分の部屋に素性も知らない、圧倒的強者がいたら気が気でないですよね…。現実でいうとライオンが部屋にいるみたいな感じでしょうか。怖すぎます。
シャーロットにもフィーアの正体が大聖女だと気づかれたみたいですが、ここまでフィーアを好いているようなら、他言はしなさそうなので、おそらく大丈夫でしょう。
今のところは、理解?ある人物にのみとんでもない存在だと気づかれていますが、逆にここまで危険人物に気づかれないのはすごいですよね。フィーアは運も良いようですね。
騎士団に入ることは、同時にフィーア自身を守ることにもなったわけですね。
今は団長達の強さが高いように描かれていますが、それでも魔王や側近の実力には遠く及ばないのでしょうか。
兄王子達はそこまで優秀なようには思えないので、フィーアが全力で援護をしたら勝てはするのではないでしょうか。
数人〜数十人でも犠牲が出るのを恐れているのでしょうか。いずれにせよ、現段階の実力の差が知れれば良いなと思いました。
ついに敵の魔物にも“竜”が出てきてしまいましたが、果たしてザビリアの力無しで倒すことができるのでしょうか。