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ワカコ酒 1巻 レビュー


今回紹介するのは「ワカコ酒」です。

この漫画は「ソロ」「酒飲み」「OL主人公」という設定が好きな方におススメできる作品です。

村崎ワカコ(26)が、色々な場所(店)で一人酒をしていくという内容です。

作者の新久千映さんが実際にお店をロケしているらしく、その様子を1話1話の間に「ワカコの飲み歩き酒場取材記」という一コマで紹介してくれています。

ワカコのセリフはほとんどなく、たまにあってもひと言で終わるので、寡黙な人物なのかな?と思いました。

何かを食べた後に、お酒を飲むと「ぷしゅー」と鳴く?のが面白かったです笑。

良かった点

①グルメ漫画はやっぱりソロ活動

個人的な意見として、グルメ漫画は主要人物が主人公一人だけというのが好みなので、多少ほかの人物も出てきますが、全く気にならない塩梅だったので、読んでいて楽しかったです。

②読みごたえ充分なボリューム感

漫画一冊のページ数としては平均くらいなのですが、26品(話)もあるからか読んでいてかなり満足のいく量に感じました。

1話ごとのページ数は少ないのですが、料理の絵がすごく美味しそうに描かれており、絵を見るだけでも満足感が得られたからでしょうか。

③無駄に長いセリフがない

前述にもありますが、ワカコのセリフはほぼ(というかすべて?)ひと言であり、基本はワカコの心情を語る文がほとんどでしたので、漫画から落ち着いた雰囲気が感じられて、ゆったりと読めました。

④キャラ絵

最初試し読みで少し読ませていただいたときは、最近(この漫画は2013年ですが)の漫画の中では少し特徴のある絵だなと思い、購入させていただくか迷ったのですが、いざ買わせていただいて読んでみると、どんどんと絵に魅力を感じるようになっていき、今ではこの漫画の良いところだと思えるようになりました。

気になる点

①お酒が飲める人だとより楽しめますが…

色々なお酒を飲める人なら、ワカコのチョイスに賛同したりするという楽しみ方がありそうですが、下戸の方やビールしか飲まない方(私も)にはそこの感覚が分からず悔しかったです。

料理が美味しそうなので、正直お酒がなくてもこれ食べたいなと思ったら、実際に食べられるという点があるので、欠点とまではいわない程度ですが。

②参考にした店名が描かれていないので、実際に行けない点

前述しましたが、作者の新久千映さんが実際にロケに行っているので、モデルとなったお店があると思うのですが、特に店名は書かれてなかったのが残念でした。

2巻の感想について

↓もちろんアニメもありますよ!