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【狂気のシスコン!?】死に戻りの幸薄令嬢、今世では最恐ラスボスお兄様に溺愛されてます 4巻【やり直し系漫画】

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オルタンシアは隙あらば仕事をしようとするジェラールに船に一緒に乗ろうと言います。お付きのメイドと乗ってこいと言われましたが、オルタンシアは母から教えてもらった技でジェラールと一緒に乗ることに成功します。

演技とはいえお兄様好き好きムーブがすごすぎて、感情を表に出さないジェラールでも折れてしまうのがとっても良かったです。恥ずかしさを忍んで駄々をこねるオルタンシア、それを周りから見られているジェラールジェラールはどんな気持ちだったんでしょうか笑。

案の定、ギャンヌ夫人ジェラールの母の部屋に近い場所に立ち入るなと言ってきました。

ギャンヌ夫人、最後に余計なこと言わなければまだ許されたかもわからないのに、口は禍の元って感じですね。前回あれだけあからさまに敵の演出が出ていたので、ワンチャン味方かと思いましたが、バリバリの敵で笑ってしまいました。

そこでギャンヌ夫人ジェラールのことを不気味な子どもだと言ってました。船でジェラールが「俺といても、お前が楽しめるとは思わない」と言った理由は、母にもそういわれていたからだとオルタンシアは思います。

ある意味でのネグレクトですよね。大人しくしっかりとした子どもと捉えることは出来なかったのでしょうか。天真爛漫な女の子ならよかったのかもしれませんが、跡継ぎの為、男の子でなければなりませんし…。

コンスタンが言うには、ジェラールの母「カトリーヌ」は感情を表に出さないジェラールのことが気に障って、周囲に当たり散らすようになりました。

父が王都で愛人を囲っているという噂が耳に届くようになってからは、ますます荒れてジェラールへの態度もひどくなっていったとか。

両親に振り回されて可愛そうすぎるジェラール。悪い方向にグレなかっただけで超偉いですよね。

ジェラールは完全に感情を表に出すのをやめてしまい、事態を重く見た父は王都へ連れて帰ったそうです。

しかし、カトリーヌの精神状態は回復せず、病に蝕まれ、亡くなったとのことでした。

すべてが時すでに遅しって感じでしたね。こんなことがあれば両親が亡くなった際、涙が出ない、感情が動かないのは当然だと思います。

オルタンシアは凍り付いてしまったジェラールの心を溶かしていきたいと思いました。

少しづつジェラールも笑うようになってきてますよね!?このまま順調にいってほし~~です!また心を閉ざしてしまったら、今度こそ二度と凍った心を溶かすことができないでしょう。

ギャンヌ夫人、強キャラ感あったのに数話で退場したのには笑いましたね。しかも今後出てくる可能性なさそうだし…。まあ完全に悪い人ってわけでもなかったからか処刑はされませんでしたね。

公爵領への滞在中、ジェラールが仕事をしないように、母直伝”嘘泣き”を使ったりして、なんとか半分以上は休んでもらえました。

嘘泣きでジェラールをたじろがせたのはすごい技ですね。ジェラールの一番の弱点はオルタンシアですよね。また周りにオルタンシアには甘いことがばれたのも面白かったです。しかもそれを隠さず堂々としているのがまたいいんですよね。

父がいるヴェリデ領に帰ってきたら、季節は冬になっていました。

アナベルが言うには女神の生誕を祝う行事「冬至祭」が行われること、そして大聖堂で合唱するのですが、その中心で歌う女神役がオルタンシアにと司祭から指名がありました。

冬至祭当日、王族は参加しないと聞いていたのですが、ヴィクトルが合唱を見に来るとの情報が入ってきました。ですが、雪道で時間を取られたヴィクトルは、合唱に間に合うことがありませんでした。

おや?なんだかヴィクトルの様子が怪しくなってきましたね。これって半分ストーカー…いやいやまだセーフか。でも絶対好かれてますよね。妃候補一直線。

年が明け春になると、ジェラールは2年間学院へ全寮制で通うことになっていました。前世では何も思わなかったのですが今回は寂しいと思うようになりました。

ある日、オルタンシアは父に「新年の謁見」に連れていってもらえないかと頼みます。

「新年の謁見」とは?
冬至祭を過ぎ、新年を迎えると国内の貴族が一斉に王都に集まり、順々に国王に謁見し新年を祝う挨拶を述べること。

王宮へ来る途中、父の様子が少しおかしいことに気づきます。前世では数年後に病に倒れるのですが、王宮に居たオルタンシアは何があったのかは詳しくは知りませんでした。

病以外にも父が死んだ理由があるのでしょうか。何とかして守ってあげたいですよね!

王宮につくと当然王太子であるヴィクトルに遭遇してしまいました。妃候補にならないようにするためにはどうすればよいか考えていると、ジェラールが間に入り…?

あ~これはまずい。ヴィクトルが闇落ちする可能性がありますね。オルタンシアに対する態度が、ちょっと好きとかの言うレベルの執着じゃないですもんね。次の展開を読むのが怖いです!

3巻レビューについて

5巻レビューについて

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【狂気のシスコン!?】死に戻りの幸薄令嬢、今世では最恐ラスボスお兄様に溺愛されてます 3巻【やり直し系漫画】

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精霊界についたオルタンシアはしゃべる鳥に案内されて、精霊の親玉?のところへ連れてかれます。精霊の信頼を得たオルタンシアはユキヒョウの精霊「チロル」を授かりました。

ヴェリデ公爵家は精霊から信頼を得ているとありましたが、何があったのでしょうか。チロルはどうやら精霊の親玉の子どものように見えますが、いったいどんな力があるのでしょうか。ちっちゃい羽が可愛いですね。

精霊界からまっすぐ帰るように言われたオルタンシア達ですが、チロルが何か見つけたようで道を外すと知らない森に出ました。

そこで、おそらく貴族であろう少年に出会います。ヴェリデ公爵家は四大公爵家の一つ故、敵が多い為、上手く言いくるめて逃げ出すことにしました。

しかし、少年は出口を教える前に遊んでくれと言いました。少年は「ヴィクトル」と言い、彼の秘密基地へと案内されたのでした。

すごく中性的な美少年が出てきましたね。後で王太子と分かるのですがその割には高慢でなく素直そうな少年でそれは王太子だと気づかないわなと思いました。

ヴィクトルはよく怒られることが嫌でここに来ると言いましたが、オルタンシアは周りの人はヴィクトルのことが好きだから厳しくしてると言ってあげました。

それは環境によっては本当に邪な気持ちで怒ってるやつもいるから気を付けてね!と思いました。パワハラ問題とかいろいろありますし、一概に言えませんよね笑

ヴィクトルを探す声が聞こえたので、どう逃げようかと悩んでいると、別の場所に行ける時空の裂け目がありそこへ逃げ込むのでした。

たどり着いたのは謎の場所で、数時間ほど歩いても何も見つかりませんでしたが、ジェラールに会いたいと思うと、屋敷への道しるべができ、帰ることができたのでした。

オルタンシアの首下から光が出ましたが、オルタンシアは何か首飾りなどしていましたっけ?ジェラールからもらったプレゼントの中の一つだったりしたら熱いですよね!

ジェラールの私室についたオルタンシアは、よく帰ってきたとジェラールに抱かれます。

オルタンシアが戻ってきたことを知らせると、精霊界に行ってから一週間ほど経っていたこと、新しい使用人リュシアンジェラールの補佐としていることを知りました。

ジェラールのシスコンぶりがデフォルト化してきましたね。尊み。でも1週間も小さい子が帰ってこなかったら確かに心配ですね。

すごい怪しいキャラ、「リュシアン」が出てきましたね。cv.石田彰さんじゃね?ってくらい怪しい。でも逆に怪しすぎてどう転ぶかわからなすぎる、ぶっちゃけ不安要素ができましたね。有能そうだし敵になったらやばそう…。

帰還した祝いの食事も終わり、一人でいると先ほど会った「ヴィクトル」という少年は、自国の王太子であることを思い出しました。

処刑される原因になったのはヴィクトルの妃選びだったため、以降絶対に近づかないようにすることにしました。

少年時代のヴィクトルと出会ってしまったことで果たして何が変わるのか?プラスになるのかマイナスになるのか楽しみです。でも印象としては好印象を持たれていましたので、悪い方向に向かうことはないんじゃないかなあと予想します。

ある日、オルタンシアが屋敷で色々なことを学んでいると、具合が悪そうなジェラールを見つけます。

ジェラールの負担を減らす為、「できることがあれば何でも言ってください」と言うと、ジェラールから「期待している」と言われるのでした。

ジェラールは使用人や外部の人間には悟られることのなかった不調をオルタンシアに気づかれたことに驚きました。

ジェラールオルタンシアが処刑されてしまう夢を何度も見ることが嫌で睡眠を削っていたのでした。

初めてジェラール側の心情が描かれましたね。周りの人よりジェラールの不調を感じ取れたのは寄り添えている証拠ですね!

ジェラールオルタンシアの前世の出来事を夢として見ていましたが、それはなぜなのでしょうか。オルタンシアの加護の力なのか、それとも別の何かが働きかけているのか…。ここでオルタンシアを好意的に見ているという心情も読み取れますね。

オルタンシアは最近招待状が来ないことをパメラに聞くと、実は父が社交界に戻る気になるまで目に触れさせないようにしろと命じられていたと言います。

ジェラールが来て、招待状の山を見ると療養中だと公表しているにもかかわらず、接触を図ってくる輩は相手をする必要がないと言われます。

その言葉で生き残ろうと焦り、背伸びをしていた自分に気づかされました。

ジェラールオルタンシアをよく見ていますね。毎回いいタイミングで現れるので気を計らってから来ているんじゃないかと思うくらいです。ジェラールを救おうと頑張っていましたが、無理するオルタンシアを止めるのもジェラールってところが良いですよね。まさに相思相愛。

父から疲れ気味のジェラールを別のヴェリデ領でリフレッシュ休暇をさせるため、同行して監視してほしいと頼まれます。

ヴェリデ公爵家の血を引いているかわからないオルタンシアは、領地の人間に歓迎されていないことを気付いて不安でしたが、ジェラールの為、行くことに決めました。

案の定、現地についたら視線がチクチクしましたが、ジェラールが「オルタンシアを冷遇するようなら覚悟しろ」と言ってくれました。

どうやらギャンヌ夫人という怖い人がいるようで…?

ギャンヌ夫人が出てきた時、登場シーンでなぜか急に雷降ってきたところに笑ってしまいました。悪役の演出すごすぎて、逆にこれ敵なの?ってちょっと予想が混乱しています。どんな人物なのか楽しみです!

2巻レビューについて

4巻レビューについて

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【狂気のシスコン!?】死に戻りの幸薄令嬢、今世では最恐ラスボスお兄様に溺愛されてます 2巻【やり直し系漫画】

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「死に戻りの幸薄令嬢、今世では最恐ラスボスお兄様に溺愛されてます。」の2巻レビューです。

オルタンシアジェラールからたくさんのプレゼントを贈られます。「ソルシエール」という王国内で随一の人気を誇るブランドの衣装をたくさん贈られます。

結果、空き部屋が衣裳部屋になったり、くまのぬいぐるみと一緒に寝ていると嬉しそうに話せば、数日後には、くまのぬいぐるみがたくさん贈られてきたりして困惑するオルタンシアでした。

言葉で伝えられないので、プレゼント作戦で仲良くなろうとするのが不器用で可愛らしいなと思いました。オルタンシアの笑顔にとことん弱いジェラールですね。表情はクールですが、行動がデレデレ溺愛すぎるので、彼の具体的で詳細な心情が知りたいです笑

父から呼び出され、教育係のアナベルからの評価が高いということで、社交界へ顔を出すことを提案されます。

味方を増やす為、オルタンシアは出席することにしました。

アナベルからの評価が高かったことも驚きましたね。なんとなくですがこの位出来て当然!みたいなイメージを持っていましたが、生まれを気にしないとても良い人だと分かりましたね。前世でも味方だったのではなかったのではないでしょうか。

前世では洗礼名が2文字だったため、挨拶をしても嘲られましたが、今回は6文字なので逆に媚びられるようになりました。

連日、お茶会に出席していると、ジェラールから「屋敷に来たばかりだからあまり無理はするな」と気遣われます。

前世の記憶でオルタンシアジェラールに嫌われている事実を思い出しますが、オルタンシアは前世でも今世でもジェラールのことが嫌いではありませんでした。

オルタンシアは前世で堂々としていたジェラールを尊敬していたとありますが、ジェラールも実質一人になってしまったようなものですから、精神状態は良くなかったでしょうね。今世では父が亡くなった後でも、オルタンシアが寄り添っていれば、激情を押さえることは出来そうですね。

ある日のお茶会に出席すると火事が発生して、どさくさに紛れて誘拐されてしまいます。

連れられた先は魔神崇拝教団のアジトでした。連れられた理由は王族に匹敵する洗礼名を受けたオルタンシア魔神の贄にするためでした。

オルタンシアは殺される一歩手前でジェラールに助けられます。

魔神は封印されているのは当然の事実だと思いましたが、高潔な人間を数人生贄にすることで魔神が復活するって結構条件緩くないですかね…。いやもちろん人命がかかっているので大変なことなんですが、その気になれば無理やり復活できそうですよね。ジェラールはどうやって魔神を復活させたのでしょうか?生贄に捧げる人間は全て殺していましたよね?少し気になりました。

誘拐騒動により心に傷を負ったオルタンシアは悪夢に起こされてしまい、庭を歩いているとジェラールに会います。ジェラールオルタンシアにこの家が居場所で、危険を脅かして来る奴は消してやると言ってくれたのでした。

オルタンシアジェラールの距離はかなり縮まりましたね。本当の兄妹よりお互いのことを思っているんじゃないでしょうか。ジェラールの膝で寝ていたオルタンシア…もうどっちも可愛かったですね。人前でオルタンシアを甘やかしているのを見せたのは初めてではないでしょうか。やっぱり客観的から見てもべたべたに甘やかしているという風に見えるようで。

段々とジェラールに心を開いて許していくオルタンシア、不器用だけどその心に寄り添ってあげているジェラール。あれ!?これオルタンシアのほうが心に寄り添って貰ってますよね!この先が大変だ…。

オルタンシアはまた次に予期せぬ危険に巻き込まれた時のために、強くなることにしました。

強い騎士になるために騎士団の訓練場でヴェリデ騎士団副団長「アンベール・テリエ」と出会い、剣を学びたいと言いますが、筋肉を鍛える必要があるという現実を突きつけられ、おそらく何年もかかると判断したオルタンシアは考え直すのでした。

騎士タンシアになるには時間が足りなさそうですよね。というかそんなのお兄様が許してくれなさそう!危険だからダメダメ!って口下手に伝えてくる様が簡単に想像できます笑

父から騎士団へを訪ねた理由を聞かれ、強くなりたいからというと、精霊界へ行き、精霊に助力してもらうといいと言われます。

精霊とは?
精霊とは別の世界に住む生き物であり、人より神に近いとされている。精霊が力を貸してくれるのは高貴な生まれだったり高潔な精神を持っている特別な人間だと相場が決まっている。

精霊界について図書室で調べていると、ジェラールに会い、「これからは何があっても俺がお前を守る」と言われ、精霊界へ行くことは必要ないと言われます。

兄妹というより恋人じゃね?と思いました。オルタンシアの気持ち次第で成立ですよね。

しかしオルタンシアは自分の手で未来を変えるため、ジェラールを守るため、精霊界へ行くことにしたのでした。

精霊界へ行くのは自分の為だと思っていましたが、ジェラールの為でもあると自然に言えたのはすごい進歩だと思いますよね。ジェラールはその言葉に一体どんな気持ちになったのだろうと気になりました。

1巻レビューについて

3巻レビューについて

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【狂気のシスコン!?】死に戻りの幸薄令嬢、今世では最恐ラスボスお義兄様に溺愛されてます 1巻【やり直し系漫画】

ネタバレ注意


今回紹介するのは「死に戻りの幸薄令嬢、今世では最恐ラスボスお兄様に溺愛されてます」です。

主人公の「オルタンシア・レミ・ヴェリデ」は、「デンダーヌ伯爵令嬢」暗殺未遂の罪により、斬首刑にされます。

これは冤罪であり、もう一度捜査をするように義兄の「ジェラール・アドナキオン・ヴェリデ」に助けを求めますが、『俺は一度たりともお前を妹などと思ったことはない』と見捨てられ、あっさり処刑されました。

次に目を覚ました時には、オルタンシアの父、かつて「ヴェリデ公爵」に孤児院から引き取られるところでした。

一周目の人生と全く同じことが起きていますが、食事の際にマナーを会得していたため、前回と違い教育係のアナベルに叱責されなかったことから、やり方次第で別の未来へ変えることができるかもしれないと予想します。

オルタンシアは「今度こそ処刑されず生き残るように立ち回るようにすること」を目的としました。

その為に、まずは義兄のジェラールと仲良くなることにしました。

ジェラールを味方にしておくことで、最悪1周目を繰り返しても、身の潔白を主張してくれる…はず…と思いました。

しかし、ジェラールはいつも眼光が鋭く、話すこともせず、冷酷な態度を取られます。

1周目の見捨てられた記憶がよみがえり、心が折れそうになります。

オルタンシアは洗礼式のために大聖堂に行きます。

洗礼式とは?
聖堂に一定額お布施をすることで神々の洗礼を受けることができ、加護を授かるという儀式。どんな加護を授かるかは本人の資質によるところが大きい。

そこでは洗礼名は文字数が多いほど加護を与えられるのですが、オルタンシアの前世の洗礼名は「レミ」でした。

しかし、今世ではジェラールと同じ6文字で「アルティエル」と言う名になっていました。

加護を授かる中、オルタンシアは女神と出会います。

女神が言うにはオルタンシアの死をきっかけに世界の均衡が失われ、多くの命が失われたため、オルタンシアを起点として時間を巻き戻したと言います。

死後、オルタンシアが無罪であることが判明され、聖女として列聖され王国は平静を取り戻したかに見えました。

しかし義兄であるジェラールオルタンシアの無実を信じてあげられなかったことを悔やみ、デンターヌ伯爵令嬢との面会を拒否されたため、王族を含む数名を殺しました。

ジェラールの激情は魔人をも呼び起こし融合して魔王となり、世界を混沌に陥れたと言います。

女神はオルタンシアに強力な力を持つジェラールに寄り添い正しい道へ導くように言いました。

与えられた加護を使ってお付きのメイドであるパメラを救いますが、その過程でジェラールが助けてくれたり、希少な花をオルタンシアのために取り寄せたり…。

オルタンシアが思っているより嫌われてないどころか、むしろ好かれているような行動をするジェラールでした。

良かった点

①オルタンシアとジェラールの距離感が絶妙

ジェラールを恐れながらも少しずつ歩み寄るオルタンシア、接し方が分からないのか苦手なのか不器用な形で少しづつ歩み寄るジェラール。この二人が少しづつ打ち解け合っていく様を見てなんだか応援したくなるような気持ちになりました。ジェラールのオルタンシアへの愛は相当なものだったはずなので、前世と違い歩み寄ってくるオルタンシアにどんな反応を返すのか、大変楽しみです。

②オルタンシアの挙動がかわいそ可愛い

若くして処刑されたのか、割と考えることや、一挙一動が可愛くてちんちくりんなのもあってとっても好印象を持てます。主人公に対して好印象を持てないと、私はその漫画シリーズを読むことができないので、とても快適に読むことができました。頑張り屋で可愛いオルタンシア、ぜひ読んで見て下さい!

残念な点

①公爵という高い位故に障害が少なそう

とりあえず義兄のジェラールさえ何とか出来れば、この問題は終わってしまうのではないかと思いました。もちろんジェラールを魔人にしようとする輩などがいるかもしれませんが、妹を溺愛している以上、オルタンシアが無事であれば何も起こらず終わってしまいそうだなと思いました。

②絶対的兄パワーに納得いかない人もいるかも

あまりにもジェラールが万能すぎるので、主人公が無双する的な展開を望んでいる方には合わないと思います。

2巻レビューについて

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【MMO仕様乙女ゲーム!?】回復職の悪役令嬢 2巻【転生系漫画】

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「回復役の悪役令嬢」の2巻レビューです。

無事「エルンゴアの楽園」の隠し通路を見つけ、道中、宝箱を見つけますが、中にはシャーロットも見たことがないアイテムが入っていていました。

他には「属性付きの短剣」「お金」「回復薬」しか入っておらず、宝箱が光った理由が分かりませんでした。

リアズには開封可能数が1回限りの初回宝箱と、再び出現する通常宝箱の2種類が存在しているようですが、それは各プレイヤーに1回ずつ権利があるんですかね?

それともダンジョンを初踏破したプレイヤーしかもらえないアイテムだったらかなり格差が付きそうなゲームですよね。

シャーロットが前世「リアズ」のゲームでも目にしたことがなかった古いレリーフのようなものは何なのでしょうか?転生した原因に関するものだと予想しますが…。

<賢者>エルンゴアの屋敷」についたシャーロットたちは、さっそく中に入ろうとします。

しかし、門は勝手に開けてはいけなかったようで、物理攻撃が無効になるモンスター「ゴースト」が出現しました。

属性付きの魔法攻撃なら通用すると伝えてリーナルーナに討伐してもらったのでした。

よく考えたらこの勇者PT、ヒーラーが居ませんね。今までどう戦ってきたんだろう。

魔法の威力を見る限り、パワーでごり押していた感じに見受けられますね笑

フレイたちがこのダンジョンを攻略する理由は、伝説の薬草「楽園の雫」を手に入れるために来たというので、裏手にある薬草園で採取できると教えたのでした。

採取する前に、お腹がすいたシャーロット達はトルテの料理を食べ、薬草園に向かうのでした。

「リアズ」の情報を無暗に明かしたくないシャーロットでしたが、どうやらかなり危険な容体なトルテの妹の為、仲間と受け入れてくれた恩返しにゲームの知識から見つけたのでした。

上質な楽園の土を持ち帰る準備をしていると、トルテからケットシーの村へ一緒に来てほしいと言われます。

ケットシーの村は、特定のクエストでしか入れない幻のエリアだったこともあり、行くことにしました。

トルテは妹のことが心配で気が気でなかったと思うのですが、明るくふるまえていていい子だなと思いました。ケットシーだったのですね。1家に1トルテですね。

シャーロットが楽園の雫を知っていたことに対して、詮索しないフレイは流石勇者と言う感じがしましたね。個人的に好きなシーンです。

フレイたちの目的は薬草の採取でしたが、シャーロットはダンジョン最奥部にいるボス「エルンゴアの亡霊」とソロで戦うことにします。

振り分けられたスキルポイントが元に戻り、再振り分けができるようになる「スキルリセットポーション」を作り、アンデッド系のモンスターのみダメージを与える攻撃スキル「ホーリーヒール」を習得したのでした。

多彩な高火力攻撃に耐えつつも、少しずつダメージを与えていくシャーロットでしたが、エルンゴアの亡霊が回復ポーションを飲もうとしていました。

その隙に聖都で準備した「聖水」を使い、敵の防御力を下げ、勝つことができたのでした。

命がかかっているのに、格上のボスに単独で挑むのはすごい胆力だなと思いました。行動パターンを知っていても、普通の人間ならソロで討伐にはいかないでしょう。まあ「リアズ」の情報を知っていることを明かせないから仕方がないのですが。

相手の攻撃を分単位で覚えていてめちゃくちゃやりこんでいるなと思いました。「リアズ」はゴリゴリのアクションゲームでもあったんですね。

討伐成功により、5レベルアップに「嘆きの宝玉」「薬草」「芽吹きの杖」をドロップしたのでした。

エルンゴアの亡霊」を倒した後に探索できる隠し部屋で、初回宝箱から「慈愛シリーズ」の防具を手に入れたのでした。

「芽吹きの杖」や「慈愛シリーズ」の防具でレベル以上に強化されましたね。次に戦う時が楽しみです。

早朝、シャーロットは「楽園の雫」をいつでもどこでも採取できるようにするため、手頃な植木鉢に土と種を植えたのでした。

ゲームでは水中に咲く花が手に入ることを思い出したので、水中世界へダイブしたシャーロットでした。

何のためらいもなく池に飛び込むシャーロット。やりたい放題してますね!すごい笑

1巻レビューについて

3巻レビューについて