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ワカコ酒 2巻 感想

ネタバレ注意


「ワカコ酒」の2巻の感想です。

27夜「麻婆豆腐」

本格中華の麻婆豆腐は、私もしかしたら食べたことないかもしれません。ご飯にかけるタイプのマイルドな麻婆豆腐が好きなんです笑。中でもコンビニやチェーン店のものではなく、一般家庭で作ったものか個人店で作ったものが好みです!

麻というのは山椒の辛さというのは初めて知りました。ワカコが言っていた中華料理の4つの辛さは「麻(マー)」「辣(ラー)」「酢(スー)」「香(シュン)」のことですよね。中華料理と言えばラーメンや餃子くらいしか食べない私にとっては、勉強になるお話でした。

33夜「なめろう」

なめろうって見た目がネギトロみたいでとても美味しそうと思うのですが、食べたことないんですよね。ワカコが言っていた通り、ショウガやみそなどの調味料が入っていても魚の味が分かるものなのですね。

良い意味で大雑把な方が多いイメージのある漁師さんですが、確かにこんなに手間がかかるものを食べていたのは、やはりよく食べがちな魚をどうやって美味しく食べようかと考える時間があったからなのでしょうかね?

37夜「フライドポテト」

確かにカラオケや宅飲みで必ず見かけるのに、最後残っている代表としてフライドポテトが挙げられますね(揚げ物だけに???)。

ワカコが食べていたのは、おそらくマクドナルドとかにある細いタイプのフライドポテトでしたが、個人的には家庭で作るタイプの太めのポテトが好きなんですよね。鉄板ハンバーグの付け合わせで出てくるのはこっちですよね。

深夜にフライドポテトを食べる時、悪いことをしている気がするのにやめられないという気持ちはよく分かりました笑。そんなことよりやっぱり美味しさが勝つんですよね。

42夜「海鮮コロッケ」

たことイカが入っている揚げ物が美味しくないわけがない!意外だったのはじゃがいもとの相性もいいみたいですね。

あんまり芋と海鮮の組み合わせって想像できないです。カニサラダやエビサラダなどは分かりますが…。

50夜「コーンバター」

鉄板で出てくるコーンバターはまた一段と美味しいですよね。ワカコはみんなコーンバターは付け合わせみたいなものだから残しがちだと言っていましたが、私はコーンバターを食べる時は自分一人で食べる時だけしか頼みません!

あれは一人で丸々食べられるからいいものだと思っています。ベーコンが入っているのもいいと思いますが、私はほんとにコーンだけのものが好きです。

1巻レビューについて

3巻の感想について

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ワカコ酒 1巻 レビュー


今回紹介するのは「ワカコ酒」です。

この漫画は「ソロ」「酒飲み」「OL主人公」という設定が好きな方におススメできる作品です。

村崎ワカコ(26)が、色々な場所(店)で一人酒をしていくという内容です。

作者の新久千映さんが実際にお店をロケしているらしく、その様子を1話1話の間に「ワカコの飲み歩き酒場取材記」という一コマで紹介してくれています。

ワカコのセリフはほとんどなく、たまにあってもひと言で終わるので、寡黙な人物なのかな?と思いました。

何かを食べた後に、お酒を飲むと「ぷしゅー」と鳴く?のが面白かったです笑。

良かった点

①グルメ漫画はやっぱりソロ活動

個人的な意見として、グルメ漫画は主要人物が主人公一人だけというのが好みなので、多少ほかの人物も出てきますが、全く気にならない塩梅だったので、読んでいて楽しかったです。

②読みごたえ充分なボリューム感

漫画一冊のページ数としては平均くらいなのですが、26品(話)もあるからか読んでいてかなり満足のいく量に感じました。

1話ごとのページ数は少ないのですが、料理の絵がすごく美味しそうに描かれており、絵を見るだけでも満足感が得られたからでしょうか。

③無駄に長いセリフがない

前述にもありますが、ワカコのセリフはほぼ(というかすべて?)ひと言であり、基本はワカコの心情を語る文がほとんどでしたので、漫画から落ち着いた雰囲気が感じられて、ゆったりと読めました。

④キャラ絵

最初試し読みで少し読ませていただいたときは、最近(この漫画は2013年ですが)の漫画の中では少し特徴のある絵だなと思い、購入させていただくか迷ったのですが、いざ買わせていただいて読んでみると、どんどんと絵に魅力を感じるようになっていき、今ではこの漫画の良いところだと思えるようになりました。

気になる点

①お酒が飲める人だとより楽しめますが…

色々なお酒を飲める人なら、ワカコのチョイスに賛同したりするという楽しみ方がありそうですが、下戸の方やビールしか飲まない方(私も)にはそこの感覚が分からず悔しかったです。

料理が美味しそうなので、正直お酒がなくてもこれ食べたいなと思ったら、実際に食べられるという点があるので、欠点とまではいわない程度ですが。

②参考にした店名が描かれていないので、実際に行けない点

前述しましたが、作者の新久千映さんが実際にロケに行っているので、モデルとなったお店があると思うのですが、特に店名は書かれてなかったのが残念でした。

2巻の感想について

↓もちろんアニメもありますよ!

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ぼっち旅 ~人見知りマンガ家のときめき絶景スケッチ~ レビュー


今回紹介するのは「ぼっち旅 ~人見知りマンガ家のときめき絶景スケッチ~」です。

この漫画は「一人旅」「観光」「実体験」という設定が好きな方におススメできる作品です。

漫画家の「鳶田ハジメさん」が一人旅にハマってしまい、色々な名所を訪れたことを漫画に描いてみたという内容でした。

沖縄ー西表島」、「北海道」、「福井・東尋坊」、「伊豆大島」の4か所について描かれていました。

人間嫌いなところがあるらしく、ひとり旅の、自分の感覚やペースを大事にでき、思いがけない出会いや非日常体験ができる自由気ままなところが好きだそうです。

良かった点

①風景の書き込みが細かく綺麗である点

特に自然が巧みに表現されており、木々や海や岩などが迫力があり、読んでいて良い旅体験ができました。

観光名所や街の雰囲気なども分かりやすくて良かったです!

②一つ一つに細かい説明がついている

テーマにしているものや場所にもれなく説明がついており、読みやすく分かりやすかったので快適に読み進めることができました。

また、おまけページがあり、本編で紹介されなかったものも紹介してくれていて満足度が高かったです。

③北から南のお話なので、話の雰囲気がガラッと変わっていて面白かった。

夏の温かい海や砂浜から、冬の寒い海や雪景色という1話ごとの差が大きかったので、常に新鮮な気持ちでワクワクしながら読めました!

気になる点

①作者の性別が分かりづらかった

後々読み進めていけば女性だとわかるのですが、結構分かりづらく話の流れがつかみにくいところがありました。

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薬で幼くなったおかげで冷酷侯爵様に拾われました -捨てられ聖女は錬金術師に戻ります- 2巻 感想

ネタバレ注意


「薬で幼くなったおかげで冷酷侯爵様に拾われました -捨てられ聖女は錬金術師に戻ります-」の2巻の感想です。

実際にディアージュに魔力石を作って見せたリズ。魔力石の価格をリズは相場の5分の1の銀貨5枚で提供すると言いましたが、ディアージュは15枚でいいと言いました。

その後、リズが「お金がたくさんありすぎても、使い道が思いつきません!」と言って、そのセリフ自体も可愛くて面白かったのですが、ディアージュもそれを聞いて驚いて固まっていたのは面白かったです。

精霊が居なくなり、生産ペースが落ちて困っていたところに、魔王の秘薬の瓶からラーフェン王国の魔王「レド」が出てきて、魔力図や調合法を教わることができるようになりました。

リズを驚かせないように猫型の姿で出てきたことや、リズを見込んで魔法で助けたり色々教えてくれたりと、「魔王」と言ってもあまり人間を害さない存在みたいですね。

リズに対してディアージュは心を開いたのか、笑いかけてくれるようになりましたね。純粋な子供かつ本心が知れたリズになら心を許しやすかったのでしょうか。リズも人間不信気味ですから、互いに支え合えるといいですね。

精霊、魔力の偏りはいずれ元に戻る、なんなら反動があると言っていたので、アリアがこの先どうなるのか楽しみですね。

なんとシェリーズの姿に戻ってしまったリズ。間一髪その後すぐにリズの姿に戻りましたが、その現場をディアージュはしっかり見たので、次巻がどうなるのかが気になります!

1巻レビューについて

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バッドエンド確定の政略結婚に使われたモブ伯爵令嬢、転生知識持ち元クズ旦那さまとこの世界を救います 1巻 レビュー


今回紹介するのは「バッドエンド確定の政略結婚に使われたモブ伯爵令嬢、転生知識持ち元クズ旦那さまとこの世界を救います」です。

この漫画は「転生系」「男性側視点」「悪役」という設定が好きな方におススメできる作品です。

フローラ・オーディエント・エヴィデンシア」は、悪名高い「グラードル・アンデ・ルブレン」と政略結婚することになりました。

フローラの家”エヴィデンシア家”は、オルトラント王国から貰った由緒正しい貴族でした。しかし法務卿であった祖父がバレンシオ伯爵の国費横領の容疑を告発しましたが、別の犯人が見つかり、判断能力を疑われ失脚しました。

一方ルブレン家は、商人の家から一代で財をなして侯爵になった貴族でした。

エヴィデンシア家にルブレン家からの政略結婚の申し出があり、困窮しているエヴィデンシア家は断れる状況ではなく、仕方なくフローラを差し出すことになってしまいました。

グラードルは財力をひけらかし脅すようなことをしたり、女性を見るといやらしい笑みを浮かべるという悪評ぶりでしたが、フローラが実際に会ってみると、グラードルは気遣いができて礼儀正しい人物でした。

その理由はグラードルは初陣で落馬した際、前世の記憶が甦ったからでした。

グラードルは前世で警察官を目指していて、道で悪漢から女の子を助けて死亡しました。

そのため、この世界が男性向けアドベンチャーゲーム『白竜の愛し子』であり、自分がヒロインを惑わす当て馬キャラだということを把握しました。

フローラは聡明で思いやりのある性格をしており、グラードルは一目ぼれしたフローラと二人でエヴィデンシア家を良い方向に導いていくことにしたのでした。

良かった点

①珍しい悪役が男性のパターン

悪役シリーズは令嬢主人公がメジャーだと思っているので、このジャンルで同じ性別である男性が主人公というのは嬉しいです。

さらに前世が警察官を目指す善人ということもあって、自制も効くところが良かったです。転生前グラードルは女性を軽視しているのに対して、転生後グラードルは丁重に扱うという正反対さも面白いなと思いました。

②フローラの魅力

外見的な美しさより、内面的な美しさと聡明さを持った女性がパートナーというのは心強く、グラードルによってどんどん心が強くなっていく点が良いと思いました。

というか、そもそもフローラのキャラデザが可愛いです笑

③グラードルの悪評

元がマイナスだとあとは見返す展開だけなので、今後の爽快なシーンが楽しみです!

気になる点

①フローラに人間味を感じない

あまりにいい子過ぎるので、少し読んでいて違和感がありました。もちろん悪いわけではなく魅力的なヒロインですので、そこは良いと思いました。

2巻の感想について