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転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint 2巻 感想|さらなるチート能力発覚!

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「転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint」の2巻の感想です。

〜あらすじ〜

第六騎士団の魔物討伐に同行することになったフィーア。討伐から帰還しようとしたところで、突然Bランクの魔物が襲いかかってきました。

〜今回の内容〜

フィーアはフラワーホーンディアの行動パターンや残生命力などを見抜き、またもや騎士団長達に怪しまれるのでした。

その才能を見込まれ、第四魔物騎士団で仕事を覚えることになりました。

〜感想〜

また新しい大聖女たる、チート能力が発覚しましたね。

ゲームでいうと、相手の行動と残りHPが分かるという感じですね。

残りHPが分かるのも、かなりありがたいですが、敵の行動が先に分かるのは強すぎますよね。RPGならぬるゲー化してしまうくらいの優れた能力です。

サヴィスシリルの強さも見分けられ、これで完全にシリル達はフィーアのことを優秀な人物だと認識したようでしたね。

もうどう足掻いても、上層部の人間には、フィーアは実力を隠すことができなくなりましたが大丈夫なのでしょうか…。

とりあえず精霊と契約しなければ、大聖女の痕跡は残らないようですが、これ以上目立つと少し心配ですよね。

今の尊大な態度の聖女に対して、あるべき姿ではないとフィーアは言っていましたが、何故ここまで聖女は変わってしまったのでしょうか。

大聖女であるフィーアを兄王子(人間達が)見殺しにしたことが関係あるとかですかね?

次回もフィーアは、何をやらかしてしまうのか、楽しみですね!

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転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint 1巻 レビュー|アニメ化決定のメジャー作品!

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今回紹介するのは「転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint」です。

〜あらすじ〜

ルード騎士家の末子「フィーア・ルード」は、騎士になるため“成人の儀”に向かうことにしました。

その儀式の途中、黒い鳥の雛を見つけます。雛は大怪我をしていたので、貰っていた回復薬を飲ませると、副作用による激痛で暴れ出し、黒竜となり、フィーアに襲いかかるのでした。

死の瞬間、フィーアは自分の前世が大聖女だったことを思い出し…?

良かった点

①フィーアの設定が面白い

兄王子(王族)に裏切られ、魔人に殺されたという過去があるから、聖女の力を隠す、という筋の通った理由があることが良かったです。

多くの作品は、なんとなく力を隠すというスタイルの主人公もいるので、フィーアのこの事情は応援したくなるような、盛り上がる要素で楽しいと思いました。

②フィーアのおちゃめな性格が可愛い

大聖女だったという過去がありながらも、比較的楽観的で、表裏が少なく、調子に乗りやすい、明るめだけど抜けてる女の子という感じで魅力的な主人公だと思いました。

気になる点

①いくらなんでも目立ちすぎている

聖女の力を封印すると言っていましたが、魔剣を次々生み出したり、身体強化をもりもり使って試験官を突き飛ばすなど、どう考えても普通の人ではないことがバレる要素しかない行動をしているのですが、このあたりの矛盾が苦手な方は注意が必要です。(力を隠しきれないところが魅力で面白い点だとも思いますが)

②よく分からない部分がある

最初ザビリアに噛み付かれた時、フィーアは自分とザビリアに回復魔法を使ったみたいなのですが、回復薬の効果がなかったのかということと、結局フィーアがどう回復魔法を使っていたかの描写がないため、このあたりは少し混乱する方がいらっしゃるかもしれません。

〜おすすめ度〜

★★★★⭐︎(4/5)

この漫画は「聖女」「ハイスペック主人公」「力を隠しきれない」という設定が好きな方にオススメできる作品です。

主人公であるフィーアの実力はかなり高く、圧倒的高スペックの主人公が好きな方は楽しく読むことができると思います。

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アニメ化決定!

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個人的にはキャラクターの声も、想像にかなり近く、ナイスキャスティングだと思います!

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悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~ 最終巻 感想|悪役令嬢作品最高傑作!

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「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」の6巻の感想です。

~あらすじ~

半年後に国交樹立祝賀パーティが開かれることになりました。そこでレミリアは全ての決着をつけることにしました。

~感想~

ついにこの時がきましたね。敵だらけだった最初とは真逆で、今はもう味方だらけ。大逆転ですね!

ピナは最後の最後まで“詰み”の状況になってしまっていることに気づいていなかったようですね。

相変わらず世界は自分のためにあると思い込んで、都合の良いことばかり考えていましたね…。魔王すら戸惑わせたお花畑思考は面白かったですね。

レミリアが手を下さずとも、周りがどんどんピナの悪行を暴いていきましたが、それさえも全部レミリアの思い通りなのも凄かったですね。他人の行動を予想、誘導することに関してはレミリアの右に出るものはいませんね…。

遅めに登場してきた「ドレリアス伯爵夫人」と「ロレーヌ子爵」はとっても良いキャラをしていましたね。

地獄のパーティの中、唯一ただ楽しむ側にいたのは、この2人だけでしょう。

ドレリアス伯爵夫人は魔国の製品のおかげか、綺麗になっていましたね。この人は先見の明がある人だったので、早めに味方にして良かったですね!

ロレーヌ子爵は偏見のない、熱く有能な人でしたね。とにかくなんでも楽しむ姿勢があり、国王ですら緊張している中、1人だけめちゃくちゃパーティで笑っていたのが面白かったです。

個人的に脇役で1番好きなキャラクター達かもしれないです笑。

そしてやはりメインキャラであるレミリアピナ。この2人はあまりにも状況の差がありすぎて、温度差がすごかったですね。

最後のピナの抵抗は、この漫画の大きな見どころだと思うので、是非ご覧になって見てください。

〜総評〜

この作品は、引き込まれるストーリー、まるでアニメかと思うような迫力ある絵、優しい表情と恐ろしい表情の書き分けなど、全てが優秀な作品でした。

ざまぁ作品の中でも、かなりスッキリできる展開だったと思います。変に敵に温情をかけないところが、高評価でした。

悪役であるピナも、救いようのないゲスだったのも良かったですね。やはり中途半端な存在は、ストーリーの質を下げがちなので、こいつなら思う存分懲らしめてくれ!と心から思えたのも、快適に読めた要因だと思います。

物語の最初から最後までの、レミリアエミに向ける優しさが本当に尊く、何度見てもレミリアの強さに惹かれてしまいます。

こんな強い女性が味方になってくれたら百人力だと思えますよね。精神的に強いのは、やはり男性より女性だと思うので、この世で1番頼りになる存在でしょう。

エミレミリアとは違った強さを持っていて、こちらは同じ女性的強さでも、支えてあげるというようなサポート的強さな感じですよね。

この辺りが、同じ人物でも差別化されていて読みやすかったですね。

結末としては、納得できる終わり方なのではないでしょうか。個人的に考えていたハッピーエンドとは違いましたが、不満はありませんでした。

レミリアの性格上、どうなるのかなと懸念していたところが、あっさり解決していたのは驚きましたが、あまり最後にごちゃごちゃ拘られても蛇足になってしまいそうですからね…。

愛を与えられた悪役令嬢と欲深いヒロインという設定は、私が今までたくさん読んできた悪役令嬢作品の中でも、かなり斬新でした。

なので同じように悪役令嬢作品は好きだけど、少しマンネリ化してきたという方にすごくおすすめしたい作品です。

騙されたと思って、1巻だけでも読んでみて欲しいです。ほとんどの方が最終巻まで購入したくなると思います。

電子書籍ならセールで安く読めるタイミングがあると思うので、その時読んでみるのもアリですね。

5巻の感想について

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悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~ 5巻 感想|復讐達成まであと1歩…!

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「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」の5巻の感想です。

~あらすじ~

魔族達が人間に受け入れられやすくするために、レミリアは様々な手を使います。

ピナウィリアルドがしようとしている計画も、レミリアが先に行うことで反撃の手すら潰していきました。

~今回の内容~

レミリアの計画通り、今まで表に出てこなかった第一王子「エルハーシャ」が仲間になりました。

恋の妙薬の解毒薬も完成し、ついにエミを陥れたピナを断罪する時が近づいてきました。

~感想~

圧倒的な頭脳差ですね。ピナレミリア(エミ)と同じように原作の知識を持っているのですが、こうも立場の差が生まれるとは…。

ピナは国のお金を使って贅沢三昧をしていたようですが、積極的に魔物討伐に乗り出さなかったということでしょうか?

ウィリアルドピナにダンジョンへ行くことを禁じていたようでしたが、それこそ“星の乙女”の力を使い、説得しても良かったのでは?と思ってしまいますね。

ピナウィリアルドが周りの変化に気づいた頃には、もう既に何もかもが手遅れで、ウィリアルドに味方してくれそうな高位貴族もいなさそうでしたね。

レミリアが魔族に友好的な貴族に手を貸し、敵対勢力には恩恵を与えないことで、自然と理想の状況に持っていったようですね。

これでは人間側は裏で誰かが糸を引いていると勘繰る余地もないので、一部の隙もない完璧な計画ですね。

この作品を読んでいる間、ずっと思っていたのですが、レミリアはどうやって力や知識を得たのでしょうか。

過去にエミが知っている知識を本にして読むことができるという設定があったと思うのですが、ということはエミは物凄く優秀な人間だったということになりますよね。

それにしてもレミリアの復讐の仕方は相変わらずカッコいいですね…。相手が寝ている間、レミリアが夢を操れるというラスボスらしい能力でしたね。

精神的に相手をじわじわと蝕んでいく様子は、エミの苦しみを復讐として味合わせているような、レミリアが好みそうな魔法ですね。

レミリアは本当に敵には一切容赦しないところがスカッとしますね。変に温情をかけたりすると、個人的には残念なので、やれるだけやって欲しいですね笑。

ラストの二つの表情に痺れました。復讐を必ず遂げるという執念の顔と、とうとう決着をつける時がきたという覚悟の顔。

次回、ついに2人が対面するのか!?

4巻の感想について

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悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~ 4巻 感想|復讐計画始動!

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「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」の4巻の感想です。

~あらすじ~

レミリアアンヘルの協力を得て、人間界と魔国を繋ぐ、転移門を建設する計画を立てました。

~今回の内容~

ピナの化けの皮が剝がれつつあり、レミリアを追放したことが間違いだったという噂まで流れるようになってきました。レミリアは着々と冤罪を着せられた証拠を集め、さらに王都や諸外国の物流を牛耳るために、魔国の希少価値を活かしていきます。

~感想~

相変わらず、復讐の準備が進んだ時のレミリアの表情は怖いですね…。蜘蛛にウィリアルド達を監視させていた様子を見ていた時のレミリアの笑い方が完全に狂人でしたよね。

この人が魔国を救って、人々を幸せにしたとは思えないくらいの高笑いでした。大きく笑った後に「ピタッ」と笑いが止まるのも悪役らしくてかっこいいですね。

レミリアへの魔族からの好感度は最高で、魔王であるアンヘルもまたレミリアのことを大切に想っていることから、魔族が人間たちに信用できる種族だと認識され始めたらレミリアの株がどんどん上がり、冤罪を着せられたのだということに信憑性が増しますよね。

面白かったところと言えば、ソーンの店の商品を愛用していた貴族たちも、レミリアが改良した新商品で味方に取り込むことが成功しましたね。

彼らはピナに反感を抱いているので、大きな戦力になってくれそうですよね。ただ悪いだけの貴族というわけではなさそうですし、これからの活躍に期待ですね。

前巻は戦闘シーンがメインでしたが、今回は復讐の下準備がメインでしたね。少しづつレミリアが勢力を拡大しているのは見ていて爽快ですね。

逆に相手は弱体化しているので、この復讐はどうやらとんでもない規模のものになりそうです。

最後ピナの首に手をかける時、どんな展開になるのか楽しみです!

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