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アラサーOL ハマーン様


今回紹介するのは「アラサーOL ハマーン様」です。

私が1巻だと思っていたものが間違って3巻だったため、すこし特殊なレビューになるかと思いますが、ご容赦ください。

題名の通り、この漫画は機動戦士ガンダムシリーズに登場する「ハマーン・カーン」がOLだったらという作品です。

シリアスな展開が多い原作と違い、平和な日常生活が描かれています。

もちろんモビルスーツで戦ったりするわけではなく、とある会社の課長として働いています。

ハマーン・カーンといえば、原作のラスボスクラスに値するほどの実力者であり、実力とカリスマをそなえたキャラクターです。そんなハマーンが、シャアに恋するちょっとドジな乙女になっているので、ギャップがすごく面白く感じました。

ここで、この漫画のレビューを述べていこうと思います。

良かった点

①キャラクターが可愛い

もともとかわいいキャラクター(エル)等もいたのですが、今風の作画にアレンジされていてとても可愛らしかったです。

②関係性が似ている

カミーユたちとライバル会社所属だったりで、上司、部下の存在も原作と同じで関係性が分かりやすいです。

残念な点

①ガンダム作品としては異色すぎる

機動戦士ガンダムシリーズとして期待して読むと大変なことになります。この漫画は、ガンダムの登場人物が平和な日常生活を送ったらという完全なifストーリだと思うのでそこだけは注意してください。

総評としては、ガンダムシリーズの「キャラクター」が好きな人にはオススメできます!MSや戦闘が好きな方むけではないですね。

漫画いわさきまさかず
原案矢立肇・富野由悠季
価格640円+税
ページ数146ページ
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漫画

ウマ娘プリティーダービー コミックアンソロジー friends


今回紹介するのは、「ウマ娘プリティーダービー コミックアンソロジー friends」です。

ウマ娘と言えば、ゲームアプリやアニメなど様々なコンテンツで賑わっていますよね。かくゆう私もゲームにどっぷりハマってしまっています(笑)

さて、この漫画なのですが、話ごとに漫画を描いている方が変わるので、同じウマ娘でも見た目や印象が少し変わるというところがあります。

大体、1話ごとに10ページから20ページぐらいの量があります。

この漫画をお薦めできるのは、アグネスタキオンとマンハッタンカフェ、チームカノープスのメンバーが好きな方です。理由としましては、登場する話が他のウマ娘と比べて中心になっていることが多いからです。

基本的には、コミカルな話がほとんどで楽しく読むことができます。

さてこの漫画のまとめを述べます。

良かった点

①絵柄に大きな違いがない

基本的にオリジナルのデザインに忠実に描かれており、各自作者ごとに特徴はありますが、違和感なく読むことができますし、むしろ多様性が見れて満足でした。

②推しキャラがいた

わたしの推しは「マチカネフクキタル」なのですが、1話だけですが物語のメインに近い位置で登場してくれたので嬉しかったです。

③1話完結

一話ごとに作者が異なるため、一話が短くまとめられているのでスイスイ読むことができました。

④ほのぼのした展開

個人的にシリアスな展開より、コミカルな展開のほうが好きなので、レースのスリルを味わいたい人より、平和な日常を見たい人にはオススメです。

残念な点

①主要キャラが出てこない

ウマ娘のキーキャラクターともいえる「スペシャルウィーク」「サイレンススズカ」「トウカイテイオー」の3人が出てこなかったことが残念でした。

総評として、ウマ娘のゆるい漫画を読みたいという人にはオススメです!

価格680円+税
ページ数127ページ
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漫画

甘々と稲妻 2巻


ネタバレ注意

今回は「甘々と稲妻」の2巻についてレビューしていこうと思います。

学校と両親からたくさん野菜をもらった公平。しかしつむぎは苦い野菜が苦手なので、ピーマンと大好きなお肉を合わせた、ピーマンの肉詰めを作ってあげますが、大失敗に終わります。

前回なら途方に暮れていたでしょうが、今回は小鳥がいるのでさぅそく相談してみます。すると色んな野菜を好きな野菜と同じ大きさに切ることで、克服してみようと試みます。グラタンとソースを作ったのですが、つむぎは何とか食べることができました。私も苦手な野菜はたくさんあるので、今になって食べられる野菜とか増えてきましたが、あともう一工夫すれば食べられたりするんでしょうか(笑)

公平の友人の八木も登場します。最初はその見た目から小鳥からは誘拐犯だと誤解され、後をつけられていました。八木によると公平はどうやら子供のころから、料理が苦手だったことが分かりますね。子どものためにがんばる父親の努力の裏付けとしてちょっといいシーンだなと思いました。

その後、3人でドーナツを作るのですが、発酵させる時間があったりするので、いつもより早めに集合します。料理の空いた間、店を掃除したり、プリクラを撮ったり、大好きなドーナツを食べたりと、つむぎの嬉しそうな笑顔がたくさん見れる話でしたね。

授業参観の回では、つむぎのバックにシミができているがかつて母に作ってもらったので、作り直すわけにもいかず、しかし他の子のバックはきれいな新品の手作りということに少し複雑な感情でしたね。

いわゆるママ友はみんないい人そうで公平の助けになってくれそうな人がたくさんいましたね。気を遣ってくれたり、つむぎの母が優しく人当たりが良かったことが分かりますね。

次は小鳥の友人、しのぶが登場します。「料理をがんばってるなら、付き合ってやる」と頼もしく言われますが、なぜか小鳥の様子は微妙な感じ。そのようすをしのぶに見抜かれてしまいます。そんな気持ちを汲んでくれるしのぶ、小鳥もいい友達を持ちましたね。3人は天然記念物として見守られることになりました。

最後は、春のお祭りで公平とつむぎが離れて、つむぎが迷子になってしまって…?というところまでレビューしました。この話の続きはぜひ購入して読んでみて下さい。久しぶりのシリアス会でドキドキしました。

1巻レビューについて

著者雨隠ギド
価格590円+税
ページ数181ページ
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ー明かせぬ正体ー最強の糸使いは復讐の死神になる 1巻


今回紹介するのは「-明かせぬ正体ー最強の糸使いは復讐の死神になる」です。

舞台は「ザ・ディスティニー」というVRMMOゲームです。
VRとは「Virtual Reality」の略で仮想現実という意味です。
MMOとは「Massively Multiplayer Online」の略で、現実の世界の人を相手に、インターネット上で協力し合ったり対戦し合ったりすることを指します。

主人公の名前は「カミュ」、この世界で唯一の糸使いと呼ばれる職業についている最強のプレイヤーです。

フレンドの「ササミー」と共にゲームをプレイしていましたが、突如ログアウトできなくなるという異常事態に巻き込まれます。しかも、主人公はある装備のせいで最弱ともいえるプレイヤーとなってしまいました。

かつて知り合いだったプレイヤーに痴漢扱いされたり、豚呼ばわりされるなど、最弱化のみならず、見た目も変わってしまっていて、とても他のプレイヤーとは交流できない状態になってしまいました。

そんな中、初心者の女の子に声をかけられ、ゲーム知識を教えながら助けていくのでですが、ある意味NTR(寝取られ)みたいな展開になり、また一人になる主人公。他プレイヤーに殺されかけたりすることで、復讐の死神となるといったお話です。

ここで、良かった点と残念な点について述べていきます。

良かった点

①周りのプレイヤーの反応がリアル

おそらく、ログアウトできない不安な状況では、心に余裕がなくなり、この主人公のような存在を蔑ろにすることで心の安定を図っていると思うと至極真っ当な反応だなと思いました。

②復讐する要素が盛りだくさん!

随分いろんなプレイヤーに馬鹿にされたり、ひどい目にあわされたりするので、どんな復讐をしてくれるのかすごく楽しみです。

③主人公の力が完全に失われたわけではない

主人公がその気になれば、ある程度のプレイヤーなら倒すことのできる力は持っています。でもそれをしないことで今後最強のプレイヤーのなごりを見せることができそうです。

残念な点

①噛ませ犬が多すぎる

復讐しようにも、どうでもいいモブキャラが多くて、こいつらまで復讐するシーンはあまり見ごたえがなさそうだなと思いました。

②主人公の決意が弱すぎる

これは1巻ではわからないのですが、実は復讐対象に「俺は許さない」と言っておきながら、いざ可愛い女プレイヤーに涙ながらに謝れるとケロッと許してしまいます。私個人としては、一度復讐すると決めたなら、最後までやり切ってほしかったです。

総評として、最近はやりのVRMMOものとしては、初期からシステムがよく考えられており、おススメです。ただ主人公の行動に満足できない人もいるでしょう。

2巻レビューについて

3巻レビューについて

漫画クロノヤミ
原作ポルカ
キャラクター原案pica
価格620円+税
ページ数179ページ

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俺の死亡フラグが留まるところを知らない 5巻


ネタバレ注意

「俺の死亡フラグが留まるところを知らない」5巻についてレビューしていきます。

前回は、ライナーの力「ブレイブモード」を闘技大会にて発動させるように、ハロルドが鍛えたところまでですね。

試合が終わった後、コレットとライナーが会話をしますが、このままだと精々ライナーの足を引っ張るくらいしかできないだろうと言われてしまいます。おそらく主人公があれだけ力を引き出すほどの努力をしたので、パーティーメンバーであるコレットにも成長を期待しているんじゃないでしょうか。

闘技大会後、聖王騎士団に入ってみないかとの提案を持ち掛けてきて、ハロルドは了承します。個人的に原作より早く入ることになるので、入らないという選択をすると思いましたが…

聖王騎士団に入るための入団テストとして騎士たちと戦うことになるのですが、戦闘していくうちに攻撃動作やタイミングがゲームに出てきた敵と完全に一致していることが分かりました。ここからハロルドの中で眠っていた闘争本能のようなものが垣間見えましたね。

数日後、コーディに騎士団内部を案内させるのですが、その中で「ロビンソン」「シド」「アイリーン」の3人と出会うのですが、なんとこの3人、死んでしまうキャラだそうです。ハロルドは、原作を崩壊させてまで3人を助けるべきなのか、見殺しにするか悩みます。ハロルドは対モンスター戦などで、ある程度そういう耐性が付いたんだと思いましたが、人の生死が関わる問題、殺し合いなどはまだまだ人間らしく葛藤するようですね。この世界では、そういったことは勝手に慣れているものだと思っていましたが、そういうわけにはいかないそうです。果たしてハロルドの選択はどちらになるのでしょうか!

それはさておき、ハロルドの情報がなぜかコーディたちに流れていることが会話によって発覚します。なぜ知っているのかははぐらかされてしまいましたが、ハロルドの情報を握ってますよとなぜわざわざ教えに来たのが気になりますね。

最終試験を合格?したハロルドたちは報告へ王都に戻るのですが、謎の黒い靄を見つけます。いったいこれは何なのでしょうか…というところで次回へですね。
黒幕の魔法とかなんでしょうか、なんだか原作の展開が前倒しでおこってそうな展開ですね!次の6巻が非常に待ち遠しいです!

1巻レビューについて

2巻レビューについて

3巻レビューについて

4巻レビューについて

6巻の感想について

漫画乙須ミツヤ
原作
キャラクター原案Aちき
価格736円+税
ページ数166ページ