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【運否天賦・復讐】4度目は嫌な死属性魔術師【転生系漫画】 8巻

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4度目は嫌な死属性魔術師の8巻レビューです

エレオノーラの魔眼の力でタレアからヴァンダルーの情報を得た、セルクレントと二人はヴァンダルーの部屋へ乗り込みます。

エレオノーラは人間だったのですね。しかし、魔眼を持っていたり、爪が伸びたりするのはなぜなのでしょうか?

ヴァンダルーに対して本能的に危険を感じた為、殺すことをためらっていると、セルクレントがエレオノーラごとヴァンダルーを殺しに来ました。エレオノーラヴァンダルーに殺意を抱かなくなったのを感じて、殺すことをやめました。

ヴァンダルーには殺意が見えるんですね。だから吸血鬼たちが向かってくることが分かったのでしょうか。というかセルクレントはとにかく悪役してますね。敵です!って宣言しているくらいわかりやすいですね!

セルクレントは「直接貴様の首は刎ね飛ばしてやる!!あのヴァレンの屑をやったときと同じようになァ!!」と言います。ヴァンダルーの父親「ヴァレン」を殺したのはセルクレントだったのです。逆鱗に触れたセルクレントは魂を砕かれました。

「クリリンのことかぁぁーー!!」的展開でしたね。こんな雑魚に殺されてしまうヴァレンはやはり普通の人だったということなのでしょうか。

伝説の魔王にしかできない「魂砕き」を見て、エレオノーラは自身がしたことを謝り、ヴァンダルー達の味方になることになりました。

アミッド帝国からも邪神派吸血鬼からも狙われていて、敵が増える一方ですね。なぜアルダを信仰する属国の、ミルグ盾国は邪神派吸血鬼と手を組む音ができたのでしょうか?気になるところですね!

敵が攻めてきた場合に備えて春から夏まで死に物狂いで、城壁や監視役、兵器の開発などをしました。

その間ビルカイン、テーネシア、グーバモンの3人は邪神ヒヒリュシュカカから「ヴァンダルーを抹殺せよ」との神託が下されます。

グーバモン、思ってた3倍くらいおじいさんでしたね。魔術版マッドサイエンティストみたいな感じでしょうか。

テーネシアはアミッド帝国軍に永遠の命を欲しがっている便利なやつがいるから、兵と騎士と冒険者数千、さらに吸血鬼貴種を数十匹潜り込ませて、軍ができるまでの2年後に攻めることにしました。

どうでもいいけどテーネシアさんの服、紐じゃん!と思ってしまいました。すいません…笑。

エレオノーラによると原種の時間間隔は人間とかけ離れているため、次に動くのが2年から5年だと予想した2人は今のうちにヴィダの遺産の蘇生装置を使ってダルシアを生き返らせることにしました。

「可視化」の魔術でダルシアをみんなに見せられる、ダルシアもみんなと話せると言い魔術が開発できましたね。グールの赤ちゃんを抱いて笑っているエレオノーラ可愛すぎました。

ボークス亜竜草原のC級ダンジョンでヴェノムワイバーンを「吸魔の結界」を使わず無事勝利することができたのでした。

ランク6だとなんかいまさら感がすごいですね。ボークスがランク9だからかすんで見えちゃう…。

ドラゴンゴーレムと対峙する前にヌアザに言われ、もう一度ジョブチェンジをすることにしたヴァンダルーでしたが、ジョブ候補は前より増えていて合計5つになっていたのでした。

魂滅士っていうのはめちゃめちゃ強そうでしたね。蟲使いはダンジョンで墓地の蜂を魅了したからなのでしょうか。毒手使いはよく毒を使っていたからでしょうね。

ドラゴンゴーレムの材質が対魔術防御力が高い「ミスリル」なのか、固い魔導金属「アダマンタイト」なのかの話で、前者ならヴァンダルーサディリスの魔術は効きにくく、後者ならボークスヴィガロの攻撃は通らないということでした。

どちらにせよ戦力が半分になるのはきついですね。打撃は足止めができる分、まだアマダマンタイトのほうが良いのでしょうか。

ドラゴンゴーレムの氷を溶かしたヴァンダルーでしたが、ドラゴンゴーレムの材質は”神の鉄”「オリハルコン」でした。

当然、どちらでもないですよね。おそらくミスリルかアダマンタイトならミハエルに倒されていたと思っていたんですよね。

オリハルコンには魔法も剣も通用しないので、どうしようもありませんでしたが、エレオノーラがゴーレムの核を壊しにいくため、ヴァンダルーがジョブチェンジした「ゴーレム錬成士」のスキルを使い、一瞬のスキを作り槍を胴体に押し込み核を破壊しようとしますが、所有者以外を撃退する槍の防衛機能によって、エレオノーラは心臓を貫かれてしまいます。

エレオノーラが裏切ることはなさそうですね。ヴァンダルーがエレオノーラをダルシアと重ねたところはグッときました。エレオノーラにママ味を感じるのだ!

何とかドラゴンゴーレムを止められたヴァンダルー達でしたが、装置を破壊しに行こうとしたので、それを止めに行こうとしましたが、攻撃の手が足りず、ヴァンダルーも魔術を使いすぎて、進行を食い止められそうにありませんでしたが、「遠隔操作」のスキルで、ドラゴンゴーレムに突き刺さっていた槍を吹き飛ばすことができたのでした。

遠隔操作している時のヴァンダルーは邪神のようでしたね。成長するとさらに頭や腕が増えるんでしょうか!微妙にかっこいい部類に入ります!個人的にだけど!

その後、骨鳥、骨狼、骨熊、骨猿は足手まといになりたくないと合体して「ボーンキマイラ」になったのでした。名前は「クノッペン」と名付けました。

骨達が献身的過ぎて泣けてきます。思えば昔からずっと味方でいてくれましたよね。可愛い面もあり頼もしい面もありいいキャラでした!クノッペンの活躍、楽しみにしています!

アイスエイジのせいで蘇生装置が壊されているのを見て…。

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【運否天賦・復讐】4度目は嫌な死属性魔術師【転生系漫画】 7巻

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4度目は嫌な死属性魔術師の7巻レビューです。

ヴァンダルー達がたどり着いた廃墟魔境は「タロスヘイム」という巨人種の城塞都市国家でした。

女神ヴィダの信託により、ヴァンダルーは御子と呼ばれていますが、繁栄と栄光をもたらすという、大きな期待をされてしまいましたね笑

リッチの「ヌアザ」によると、200年前にミルグ盾国の侵略により、魔境と化したとのことです。

ミルグ盾国がタロスヘイムを攻めた理由は宗主国であるアミッド帝国に命じられたからです。アミッド帝国はアルダ信仰、タロスヘイムはヴィダ信仰なので表向きは宗教的な対立ということになっていますが、その実は盾国が力をつけていたので帝国との主従関係を保つ為でした。

ということは、別に恨みや敵対していたわけではなく、ただただアミッド帝国の命令で戦争が起きたわけですね。今までの話からアミッド帝国印象最悪すぎますね…。

しかしこの戦いで一番打撃を受けたのは、意外にもアミッド帝国でした。まず、タロスヘイムと友好関係にあったオルバウム選王国が、大義名分なくタロスヘイムを襲ったミルグ盾国に天誅を下すと攻めていったのです。

言い出しっぺが一番被害を受ける…あるあるですね。これに関しては完全な因果応報だと思いますし!

ミルグ盾国は本来アミッド帝国の盾にするつもりだったのですが、タロスヘイムとの戦闘で消耗していた盾国はあっさり突破され、帝国も援軍を送りましたが、結果は敗退し、さらに今までオルバウムから奪ってきた領土の全てを奪い返されることになりました。

アミッド帝国はそれまでオルバウム選王国に勝っていたのですね。それが今回の戦争でまた0からスタートというわけですね。当分戦争は終わりそうにないですね。冒険者は傭兵みたいな感じなのでしょうか。国軍所属ではないでしょうしね。

ヌアザから連れてきたグールたち600名の移住を許可されたのですが、ヌアザはこの国の代表ではないので、クロスヘイムの英雄の一人「ボークス」に話をつけに行くことにしました。

クロスヘイムの英雄の一人で唯一アンデッド化したランク9ゾンビヒーロー「剣王」ボークスと伝説級のマジックアイテムの呪いを解いたら、仲間になってくれないかと取引をします。

ランク9!今までで最強の強さじゃないですかね!だいたいA級冒険者がそのランクぐらいだと考えると、ヴァンダルーたちの戦力も整ってきてますね!

クロスヘイムには5人の英雄がおり、「剣王」ボークス、「癒やしの聖女」ジーナ、「飢狼」オグバーン、「双槍斧」のバリゲン、「小さき天才」ザンディア、によって盾国の進軍を押しとどめていましたが、ミルグ盾国にも英雄A級冒険者「氷神槍」のミハエルがおり、ミハエルの持つ氷の魔槍「アイスエイジ」によって、クロスヘイムの英雄は次々に倒されていきました。

ミハエルもボークス達もA級冒険者らしいですが、武器だけでそんなに強さが変わるものなのでしょうか。ボークスも魔剣を持っていると言ってましたし。そこら辺が気になりますね。

ボークス、ジーナ、ザンディアの3人はミハエルと戦って、死んでしまいました。地下へと続く道がアイスエイジにより凍らされていましたが、ヴァンダルーはそれを解き、地下へ進むことになりました。

ジーナもザンディアも地下に逃げる前に殺されたみたいですね。ザンディアの腕、凍っていたからか綺麗でちょっと面白かったです。

地下には氷漬けにされたドラゴンゴーレムが居ました。ミハエルは女神の遺産「死者蘇生装置」を破壊しに行ったのですが、このドラゴンゴーレムのせいで目的を達成できなかったようです。

ドラゴンゴーレム、女神自身が造り出した番人と言いましたが、これだけ強い番人を置くことができたなら、もうちょっとなんか他にもほしかったですね。どちらの女神もあまり人間に干渉しないタイプなのでしょうか。

ダルシアを生き返らせるために女神の遺産を使いたいのですが、その前にドラゴンゴーレムを倒さなければならないので、強くなることにしました。

死者蘇生装置があれば体だけは復活できるということは、魂があるダルシアは完全復活しますよね。ここにきてようやく目標に手が届きそうですね。

働きすぎたヴァンダルーサディリスダルシアの言葉で、次の誕生日まで休みを取ることにしました。

ビルデが子どもを産んだり、骨人を強化したりとしていましたが、骨人って元ネズミだったんですね。会話できるようにもなって面白かったです。

ジョブチェンジ部屋でグールたちはそれぞれのジョブにつき、飛躍的に能力を伸ばすことに成功しましたが、ヴァンダルーロドコルテにかけられた呪いがあるので、無理かと思いきや、「死属性魔術師」「ゴーレム錬成師」が出ました。ドラゴンゴーレムを倒すのには死属性魔術師のほうが良いと判断してジョブチェンジすると、たくさんのスキルがレベルアップや取得ができたのでした。

呪いとの関係がどんどんわからなくなってきましたね。これだけ抜け道があるとロドコルテも気づきそうなものですが…。

最後、タレアは敵の勢力ビルカインの部下エレオノーラに操られてしまいます。他にも女吸血鬼「テーネシア」、以前出ていた吸血鬼「セルクレント・オズバ」、その上司である「グーバモン」とたくさん敵が明らかになってきましたね。次巻に期待です!

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【運否天賦・復讐】4度目は嫌な死属性魔術師【転生系漫画】 6巻

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「4度目は嫌な死属性魔術師」の6巻レビューです。

ヴィガロサディリスの部隊は激闘の末オークを2匹倒し、残るは親のノーブルオークだけになりました。

サディリスはヴァンダルーによる無限魔力供給によって難なく倒せましたね!ヴィガロは不意は突きましたが「三連鞭斧」というスキルで、相手を真っ二つにしていました。二人とも、そこら辺の魔物より格が違うようになりましたね。まだ成長するのかと思うと楽しみです。あと!タレアさん若返らせてほしい…。

ヴァンダルーブゴガンは全く互角の状態で戦っており、決定打がみつからないまま、皆が援護にやってきてしまったので、グール達や霊体を死なせないため、自分が斬られることで、ターゲットを自分から外させないようにしたのでした。

見開きでお互いの思考を書き出してあるシーンは斬新で良かったです!結果はどちらもこのままではやられる!!なんですけどね笑。ダンピールの状態でダメージを受けたのって初めてですよね。前世で痛みに慣れすぎた為、耐性とかついてそうですよね。

危険な状況かと思いきや、斬られる瞬間に内臓器官を霊体化させ、自分の体から噴き出す血を猛毒に変化させることによって、ノーブルオークはそれをくらい倒れて、ついにオークたちが勝利したのでした。

サムが一番状況判断早かったのはすごかったですね。やっぱりこの人優秀です!体液を猛毒化するのは強いですが、どう当てるかが鬼門ですね。あと心配してぽろぽろしているダルシアさん可愛い。

人間の様子を見に行ってやってほしいといわれたヴァンダルーは、ルチリアーノのライフデッドを見つけます。彼から人間にとって脅威なオークを討伐するため、大軍隊を送り込むこと、またそれがグールでも変わらないことを話させました。

この場はどのみち殺せないので見逃しましたが、ヴァンダルーの情報を持った冒険者がいるっというのは結構大変な状況じゃないでしょうか。

その裏でトーマス(パルパペック軍務卿)と呼ばれる男が、どうやら謎の吸血鬼と結託しているようでヴァンダルーを警戒するかどうかの話をしていました。

ヴァンダルーの親「ヴァレン」はどうやら吸血鬼を裏切ったそうですが、一体どういうことなのでしょうか?トーマスとの関係も気になりますね。

2か月前、守るべきもののために逃げることを選んだヴァンダルー達は、以前虫アンデッドで見つけた廃墟魔境に移住できるか調査を行うことにしました。

とらわれていた人間の女性たちがほとんどグール化して戦力も増えてそうですね。また子供の「ブラックゴブリン」「アヌビス」「オーカス」といった種族の子どもも強そうで今後が大いに期待できますね。

トーマスと話していた吸血鬼は先ほどと打って変わってヴァンダルーが山脈を超えたことによって焦っていました。

この蝙蝠の本体の吸血鬼を見るとかなり焦っていますが、その理由とは…?

廃墟魔境には恐竜やサメが出てきましたが、さらにその奥に大きいアンデッドのようなものが出てきて…?

5巻レビューについて

7巻レビューについて

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【運否天賦・復讐】4度目は嫌な死属性魔術師【転生系漫画】 5巻

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「4度目は嫌な死属性魔術師」の5巻レビューです。

最後のグールの集落、武具職人であり集落の長である「タレア」の協力を得ることができました。

タレアに平伏されていましたが、それに合わせてぺこぺこしていたヴァンダルーも可愛かったですね。サラリーマンという前世はなかったはずですが…。日本人特有の癖なんですかね笑

その頃、ルチリアーノという男は、ライフデッドというアンデッドを使い、オークの集落に潜入させます。その結果ノーブルオーク4匹、魔物600体という戦力が分かりました。どうやらルチリアーノという男はアルダ教の信者により、アンデッドが好きに使えないから、隣国のオルバウム選王国に行くみたいです。

ヴァンダルーと同じくオルバウム選王国が目的で、アンデッド使い…。これは後に重要なキャラになりそうですね!

タレアは元人間で武具商人の生まれでしたが、店を続けられなくなった父に売られ、娼館送りにされ何とか逃げ出しましたが、そこをオークにつかまってしまい儀式によりグール化されてしまいました。

そこでも子作りの道具にされてしまいましたが、ある時グールたちの武具を作ることによって少しづつ地位を高め、最弱のグールでありながら集落の長になったそうです。

タレアさんお嬢様キャラで可愛いんですけど、めっちゃかわいそうな人生送っている…。精神が壊れてもおかしくないような待遇、運命だったのにもかかわらず長まで上り詰めたのは、バスティアと違う女の強さを感じさせられますね!

ノーブルオーク攻略作戦としては、こちらから仕掛け突入し、とらわれている人を助け、敵が逃げ出すまで殺すという作戦にしました。ノーブルオークについては、ヴィガロヴァンダルーの援護で勝負しに行くようです。

ノーブルオークは4匹いたと思うんですけど、ヴィガロとヴァンダルーが全てを引き受けるのでしょうか。少し危険な感じがしますが、戦力差がある以上仕方ないのかもしれませんね。

オークの集落へ突撃して倒した敵の数200、味方は被害なしと順調でしたが、ノーブルオークが3匹、ヴァンダルーの部隊、サディリスの部隊、バスティアの救助隊に向かっているのが確認できました。

サムが完全に某漫画のモヒカンみたいなテンションになってますね。車に乗ると人格が変わるみたいなものでしょうか笑。サディリスの部隊は同じく前線部隊なのでしょうか?読んでいてそこは分からなかったですね。

バスティアの部隊にはノーブルオークと戦える戦力がなく、目の前のノーブルオークを倒してから救助しに行くのでは間に合わないので、ヴァンダルーは馬車ごと、バスティアの元へ向かうのでした。

ギリギリ間に合い、ヴァンダルーの援護もあり、バスティアはノーブルオークを倒すことができたのでした。ヴァンダルーバスティアのもとに行ったためヴィガロサディリスの二人で、ノーブルオークと対峙してもらわなくてはならなくなってしまうのでした。

バスティアのスキルの嵐はすごかったですね。ヴィガロはこれ以上強いなら単体でも勝てそうですが…。ヴァンダルーの援護はそれだけ大きいということなのでしょうか。ヴィガロはともかくサディリスの部隊が心配ですね。

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【運否天賦・復讐】4度目は嫌な死属性魔術師【転生系漫画】 4巻

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「4度目は嫌な死属性魔術師」の4巻レビューです。

ヴァンダルーは長老を助けたことにより、グールの集落に歓迎されることになり、春まで滞在することにしました。その間、サディリスに魔術を習うことにしました。

冒険者ギルドに登録するとヴァンダルーの全ての情報がギルドの職員に見られてしまうから魔術師ギルドに教われないとありましたが、サディリスがいてくれるおかげで何とかなりそうですね。

集落に来て半年が経ち春を迎えるころ、ヴァンダルー達はヴィガロの弟子の訓練をしていました。弟子以外にもリビングアーマーであるサムの娘、「サリア」と「リタ」も戦いに参加していました。

サムの娘2人は「サリア」と「リタ」というのですね。二人とも普通にしゃべってますし、実体化するのも早いのではないでしょうか。全然戦えなかった前と違い、戦力になっていますね。ヴィガロはヴァンダルーのこと大好きみたいですね。まあヴァンダルーがグールにとって大きな恩恵をもたらしているからというのが大きいでしょうけど。可愛いですね。

最初はコボルトチーフを倒して勝負がついたと思いきや、援軍でコボルトキングが出てきて、ヴィガロやランク4になった骨達ロトンビーストが戦闘に加わります。限界を突破したコボルトキングにはヴィガロでも力負けしてしまうので、ヴァンダルーはコボルトキングに魔術で麻痺毒に変化させた唾を吐きかけることで、勝利したのでした。

ヴィガロの戦闘シーンはかっこよかったのでぜひ見てほしいです。武闘派タイプの戦いって正々堂々力比べって感じで熱いんですよね。最後は魔術でしたが見ごたえ十分でした。

コボルトの肉をみんなで食べている途中、ヴァンダルーサディリスに死相が見えました。ヴァンダルーは死属性魔術で老衰で死んでしまうサディリスの寿命を大量の魔力を消費して延ばすことに成功しました。今後も魔力の成長のために1日の修行後に若化の魔術を行うことにしました。(魔力の成長を促すためには魔力を使い切った方が良い為)

サディリスのサービスカットですね。魔術を使っている様が致しているように見えて、それがグールのバナドが勘違いしたのが面白かったです。ダルシアに見られなくて良かったですね笑

2歳になったヴァンダルーは修行の末、レベル1の無属性魔術「魔力弾」を習得しました。

魔術の才能がないと言われましたが、覚えられることは出来るみたいですね。サディリスを外見年齢と同じ年まで若返らせたとありましたが、200後半歳から15歳くらいになったんですかね。えらいこっちゃ。

グールたちは無事に子供を産めることが少ないということで、修行の傍ら少子化問題に取り組むことにしました。

サディリスとヴィガロの娘「バスティア」がすごい積極的にヴァンダルーと行為をしたがっていたのは、可愛かったですね。男勝りの乙女な部分…グッときます。

無事魔術により、グールたちは妊娠し、また胎児の生命力が弱いという問題も延命措置を続けることにより解決したのでした。

ヴァンダルーはコボルトの霊からオークの大群が集落をつぶそうとしていることを聞きました。ヴァンダルーがグールたちに加勢するというと、ヴィガロは最初は拒みますが、説得の末加わることになりました。

殺されたらすぐにグールの集落に報告に来たコボルトのおじいちゃん、なかなかやり手ですね。ついでに復讐もしちゃうみたいな感じでしょうか。

グールたちの戦力を強化するため、集落に来る前に手に入れた武具やマジックアイテムを提供しました。するとヴィガロからグールキングに成れと言われ、ヴァンダルーはキングになるのでした。

ヴィガロはツンデレキャラになったのかな?グールキングになったヴァンダルーはこの先どうするのか。オークにとらわれた冒険者は?気になることがたくさんある次巻に期待します。

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