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道草寄子の食べ走り 2巻 感想

ネタバレ注意


「道草寄子の食べ走り」の2巻の感想です。

福島ー宮城で印象に残ったのは、やはり”牛タン”ですね。

厚切りの牛タンは牛タン専門店に行かないと、なかなか食べられませんからとても羨ましかったです。

牛タンの角煮やたたきは食べたことないので、味や触感が想像できませんが絶対美味しいですよね。

牛タンの良いところは油で重くなくて食べやすいところだと思うのですが、角煮やたたきもそうだと考えるといくらでも食べられそうです笑。

このお店「牛たん料理 閣」は、創業昭和63年もの伝統があり、仙台市の中でトップレベルのお店だそうです。

オンラインショップもあり、2000円以下の商品もいくつかありましたので、興味がある方はぜひ注文してみることをお勧めします!私も食べたいなぁ笑。

小原温泉「ホテルいづみや」は、なんと1度に100人が入浴できるとか。この漫画にも描かれていましたが、温泉から見える自然の景色がとても美しく、温泉の温度もぬるめということなので、存分に楽しめそうで良いですね。

眼病に良いというのも、我々のようなパソコンやスマホを使いがちな人にはありがたいですね!

村田ICからおながわまで、100kmくらいと寄子がさらっと言っていましたが、高速でもかなりしんどい距離ですよね。渋滞に巻き込まれると3時間くらいかかりそうですが…。

キャンピングカーは横風に弱いと寄子が言っていましたが、有名な動画にキャンピングカーで楽しそうにしている男性たちが急に横転してしまうというのがあるのですが、運転している側は一般車よりもさらに気を張るので、長時間の運転は慣れが必要そうですよね。

私は運転できても2時間が限界ですね…。どうしても疲れによる判断の遅れが出てきてしまいます。でもキャンピングカーは欲しいです笑。

なみえ焼そば」ですが、焼きそばらしいシンプルな見た目ですが、大きめな豚肉があったり、太麺なので食べ応えがすごそうですね。

1000円ほどで食べられるお店があるようなので、観光中の際に気軽に食べられる一品で良いですね!

観光中に出会った老夫婦みたいな関係、憧れます。将来あれくらい仲の良いパートナーが居れば毎日楽しく暮らせそうですよね!

旅先の出会いってあまり経験したことないのですが、ちょっとロマンがあっていいですよね~。

完全自立型のキャンピングカーはやはり憧れますね。私はトイレが近かったり、シャワーに入りたい欲がすごいので是非備え付けてほしい機能です。畳も落ち着くので、この老夫婦のキャンピングカーはかなり私の理想に近かったです。

レンタルキャンピングカーのお話では、猪狩のプライベートな一面が見られましたね。結婚したいと言っていましたが、何歳なのかは分かりませんけれど、今の時代は晩婚化が進んでいるので大丈夫だと思いますが…。

あさりの酒蒸し」「甘エビとぶりの刺身」「カニ汁」どれも一級品の料理でめちゃくちゃ美味しそうでした。

お酒は苦手ですが、流石に刺身やあさりを食べるときは飲みたいですね笑。

この観光で寄子猪狩が、本当の友達関係になれたのは良かったですね!一緒に出掛けられる友達が近くにいるのって羨ましいです。

この漫画は色々な神社を知ることができるので、ありがたいです。どれもぜひ行ってみたいですね!

登場した神社一覧

護国神社」「五大堂の透かし橋」「彌彦神社

1巻レビューについて

3巻(最終巻)の感想について

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漫画 趣味系

道草寄子の食べ走り 1巻 レビュー


今回紹介するのは「道草寄子の食べ走り」です。

この漫画は「車中泊」「キャンピングカー」「旅行」「グルメ」という設定が好きな方におススメできる作品です。

経理専門の派遣社員「道草寄子」は、日々のストレスを食べ”走り”で発散するのが週末の過ごし方でした。

寄子はキャンピングカーの「キャン太」を持っており、キャン太に乗って旅行に行くことから、食べ”走り”と表現されていました。

関東地方を主な舞台とし、サービスエリアや様々な観光地を巡りながら、道の駅やRVパーク、オートキャンプ場にて車中泊をするというのが、主な話の流れになります。

キャン太のローンと週末旅行の軍資金のために目立たないように働きつつ、車中泊を楽しんでいくというライフスタイルが、今の若者の主流であるプライベート重視な働き方を感じさせ、共感や羨望を抱きました。

良かった点

①ページ数の多さ

漫画一冊としては190ページほどと、少し多めの量になっているので満足感がありました。

表紙や裏表紙にも、「道草寄子の食べこぼし!」というコーナーがあって良かったです。

②景色や料理のアートワーク

写真を元にして描かれているのか、リアリティの高い魅力的な景色や楽しそうな雰囲気を感じられるお店が描かれており、魅力的なコマが多かったです。

料理の描写も美味しさがかなり伝わってくるような完成度でした。

③キャンピングカーについての知識がつく

道草寄子の豆知識」というコーナーで、キャンピングカーのあれこれを教えてくれるので、キャンピングカーに興味がある方には刺さる内容だと思いました。

youtubeなどの動画より、簡潔にまとめられているのもポイント高いです。

④現実に存在する場所が舞台なので、実際に行ってみることができる

この漫画に出てくる観光名所などは実在するので、気になった場所へ実際に行ってみることができるのは、大きな強みだと思いました。

個人的には”海ほたるPA”に行ってみたいです笑。

気になる点

①オリジナルの表現について

主に写真から絵を引っ張ってきてると思うのですが、独特の表現のある絵を見たい方は注意が必要かもしれません。

2巻の感想について

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漫画 趣味系

ソロキャン沼のミネコさん 1巻 レビュー


今回紹介するのは「ソロキャン沼のミネコさん」です。

この漫画は「グルメ」「ソロキャンプ」「アウトドア」という設定が好きな方におススメできる作品です。

弥高峰子(27)は普段はしがない受付嬢ですが、その実体はプライベートのほぼすべてをキャンプに捧げる重度のキャンプ好きでした。

中でも孤独と自由を楽しめる「ソロキャンプ」が好きで、沼にハマり続けて7年経っていました。峰子にとってソロキャンプは趣味というより生きがいになっていたのでした。

そんな峰子が色々な場所で、豊富なキャンプギアを使い、おいしい料理を食べていくといった内容になっていました。

良かった点

①時代に沿っているテーマ

現在コロナ渦も影響してか、”おひとり様”が増えている時代において、ソロキャンプというのは引きこもりがちな人たちにとって、有効的なストレス解消できる趣味になりうると思います。

よって、ソロキャンプを題材にしたこの漫画は、今趣味がない人たちにとって興味を持ちやすい需要がある良いテーマだと思いました。

②料理の描写がおいしそう

麺やご飯などの炭水化物や野菜と肉などが、私が読んだ漫画の中でも美味しそうに描かれている料理ランキング上位に入ってくる上手さでした。

いわゆる「飯テロ」になるので、お腹が空いてる時に読んじゃうと大変かもしれませんね。深夜読む方は要注意です笑。

③峰子一人でも内容が面白い

もちろん他にも登場人物が出てきますが、ソロキャン中は峰子の独り言(考え事)が主な内容で、キャンプ一筋な峰子の性格に個人的に好感が持てたので、不快感なく快適に読み進めることができました。

④キャンプについての知識が得られる

簡単な料理過程やキャンプグッズについての解説があり、分かりやすかったので、これからキャンプを始める方にもおすすめできる内容かと思います。

気になる点

①今後の展開について

ソロキャンプがテーマだと他の人間関係が絡まない限り、内容がマンネリ化しそうなのが少し心配だと思いました。

実際、峰子以外の重要な人物が出てくるときがしばしばあるので、完全な孤独感を求めている方は注意が必要です。

2巻の感想について

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ファンタジー 漫画

売れ残りの奴隷エルフを拾ったので、娘にすることにした 1巻 レビュー


今回紹介するのは「売れ残りの奴隷エルフを拾ったので、娘にすることにした」です。

この漫画は「可愛い自分の娘」「最強主人公」「子育て」という設定が好きな方におススメできる作品です。

どんな地図にも載っていない、最も地獄に近い悪人の街”ゼニス”の兄貴分「ヴァイス・フレンベルグ」は、奴隷商のところでハイエルフを見かけます。

ハイエルフは一般には知られていないエルフの上位種で、絶滅したと言われていました。

ヴァイスは思いつきでハイエルフを買い取り、自分の子どもとして育てることにしました。

ハイエルフの子どもは、おそらく今までひどい目に遭いつづけた為、心を閉ざしており、話すこともできずこちらから話しかけても何をやっても無反応でした。

育児経験の全くないヴァイスが、試行錯誤しながらもハイエルフの子どもが人の心を取り戻すために愛情を注いでいくというお話になります。

良かった点

①ヴァイスが強くてリリィ(娘)のことをあまり心配しなくていい点

子供を育てていくにあたって必要なのは親の愛情もそうですが、ファンタジー世界では強さも必要だと思うので、リリィが簡単に死んでしまうことはなさそうで安心して読むことができました。

②リリィがしっかり可愛くて「守ってあげたくなる娘感」がある

丸っこくてちんまりしたリリィはさながら子猫のように可愛く、少しずつ心を開いてなついてくれる様にとても癒されました。

③話のテンポが良い

最序盤ということもあってか、とんとん拍子に話が進んでいたので、展開にマンネリ化がなく読み進めていて面白かったです。

気になる点

①書きおろしショートストーリーについて

もちろんSSがあることはありがたいのですが、個人的な意見として、こういうのを見るたびにその分漫画ページを増やしてほしかったなと思ってしまいます。

2巻の感想について

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ファンタジー 漫画

断罪されたダメ王子、拾いました。 1巻 レビュー


今回紹介するのは「断罪されたダメ王子、拾いました。」です。

この漫画は「断罪」「王子」「育成」という設定が好きな方におススメできる作品です。

悪役令嬢が逆転する本が好きな宿屋の主人「エマ・ノーウィンラー」が、徹夜で本を読んでしまい、朝に急いで開店準備をしようとすると、足元にボロボロのガハマ王国第一王子「クルヒ・ソル・デアシュターン」が居ました。

第一王子であるクルヒが何故ボロボロになっていたかというと、クルヒは18歳の生誕祭で、婚約者「ミディ」の悪評を流し、浮気相手のマリカルと婚約する為に、ミディを貶めて婚約破棄を試みます。

しかし、マリカルは王が仕向けたおとりであり、クルヒが王としてふさわしいかの最後の試験でした。

見事に引っかかってしまったクルヒは、王にデアシュターン家からの追放を言い渡されており、すべてを失っていたからでした。

庶民になってしまったクルヒは、かつての自信や王子としての佇まいを失ってしまっており別人のようになっていました。

エマも最初はクルヒのことを王子と知らず、王族のみがつけるピアスと金色の瞳でやっと第一王子と分かったのでした。

エマは、背中を丸めてうつむいているクルヒなんて、自分の推していたクルヒと解釈違いだということで、かつてのクルヒを取り戻すために、褒めて伸ばしていく「クルヒ再生プロジェクト」を始動するのでした。

良かった点

①クルヒの豹変っぷりが面白い

性悪で尊大だったクルヒが、一日という早さで、自信を無くし自暴自棄になったのが面白かったです。

変にプライドが残っておらず、素直に仕事をするところがとても好印象で、これから再起していってほしいと思えるキャラで良かったです!

②斬新なポジション

断罪された悪役令嬢でも王子でもなく、庶民に落ちぶれた王子を支える「ただの宿屋の主人」が主人公なのが、斬新で面白いと思いました。

今までの漫画にはない展開が期待できそうです。

③クルヒが簡単に調子に乗らないところ

ある程度読み進めると、自信がつきそうなストーリーが出てくるのですが、それであっという間に元に戻るお調子者ではなく、深刻そうなのが、可哀そうですが漫画として面白いなと思いました。

気になる点

①クルヒに対して王側はもう少しやりようがあったのではないかという点

大きすぎるショックによる豹変というのも分かるのですが、それでクルヒが犯罪に手を染めたり、逆上して暴れたりしなかったことを考えると、もっと強引に諭していればよかったのでは?と思いました。

しかし、これに関しては教育方針みたいなものですから、漫画に対する不満点というわけではありません!

2巻の感想について