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悪役令嬢 漫画

悪女は今日も楽しい 1巻 レビュー


今回紹介するのは「悪女は今日も楽しい」です。

この作品は「悪役令嬢」「超権力者」「豪快な主人公」という設定が好きな方にオススメできる漫画です。

お金にも権力にも無縁な一般人ですがメンタルの強さだけは人一倍の「菜々美」は、8年間も恋人の大学受験を経済的に支えていましたが、その恋人が友人に横取りされてしまい、さらにはその友人が自分たちの結婚式にまで誘ってきました。

二股していた二人をバッサリ切り捨てましたが、当然もやもやする気持ちは残り、菜々美は”貧しい子爵家の娘が転生して溺愛されまくりのラブファンタジー”を気晴らしに読むことにしました。

悪女成敗」と書かれていましたが、実際に読んでみると”悪女“と呼ばれるキャラは婚約者に無視され浮気されたことにより落ちぶれてしまっただけであり、全然悪女ではありませんでした。その悪女キャラと自分を重ねてしまい余計にムカついて疲れた菜々美は深い眠りにつきました。

目覚めると眠る前に読んでいた小説の悪女、”帝国を支える日本柱の一つ、富の象徴「王国の枝」を持つカンドミオン公爵家の一人娘”「レイミン・シャーン・カンドミオン」に転生していました。

レイミンに転生した菜々美は、今まで散々コケにした婚約者と主人公を切り捨て、世界中から婚約者よりステキな男と探して結婚を目指し、公爵家の有り余る財力を堪能することにしたのでした。

良かった点

①圧倒的な財力と権力!

世の中お金の力があれば大抵のことは解決できるということを改めて教えてくれそうな漫画ですね。

(この漫画の)主人公であるレイミンが財力で色々なことを解決したり、思い通りに事を進めていくと思うのですが、異世界転生の”俺TUEEEE”とはまた違う無双系は珍しいのでとても期待できます。

②小説の主人公「アイリス」に性悪な部分がありそうな点

”ピンクのふわふわウェーブ 優しいベビーピンクの瞳に雪のように白い肌 何もかも愛らしい”「アイリス・ヤーン・コンラード」という風に、説明だけ読むと天然で優しいだけの少女のように受け取れますが、どうやら漫画を読んでいるとお金持ちの家に生まれたレイミンのことが気に入らないようで…?

③フルカラーで綺麗な色遣いがされている

全ページフルカラーで大変読みやすく、まるでアニメを見ているような感覚でした。

お金持ちならではの黄金色の表現や、気品のある煌びやかなドレスと花がよく出てきて、この漫画の大切な要素である「財力」という点を強調していて良かったです。

特に1ページ丸々レイミンの立ち絵なコマがいくつかあるのですが、迫力があり綺麗な絵だなと思いました。

気になる点

①ビジネスではアイリスに勝ち目がない?

どうやら既に小説の中でレイミンは、アイリスにビジネス対決で惨敗しているようなので、どうやってもお金を稼ぐことが出来ないのかな?と思いました。

財力で権利を行使しまくるのも気持ちよくて良いのですが、やはり私のような一般人からすれば、消費するだけでは落ち着かないので、この先ガッツリ稼ぐ手段も見つけてくれると良いなと思いました。

2巻の感想について

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ファンタジー 漫画

探鉱ドワーフめしをくう。 1巻 レビュー


今回紹介するのは「探鉱ドワーフめしをくう。」です。

この漫画は「ほっこり話」「異世界グルメ」「ファンタジー」という設定が好きな方にオススメできる作品です。

貧しいドワーフの「ルチル」は日々生きるために個人で探鉱者として日銭を稼いでいました。

命を懸ける大変な仕事ですが、ルチル達のような貧者は「手に入れればどんな願いも叶うと言われている”天然魔石」を探すために地中を掘り続けていました。

ルチルは個人で仕事をしていましたが、ある時探鉱をしている貧しい人の面倒を見てくれる「じいさん」に”おにぎり定食”を奢ってもらいました。腰を抜かすほど美味しさに感動し、その時からもっといろんな美味しいものが知りたくなったルチルでした。

じいさんの他にも探鉱の師匠や鍛冶屋の姉のような人たちに助けられながら、うまいめしを食べて生きていくお話です。

良かった点

①善意で満ち溢れている優しいお話

治安が悪い地上の街があったり、生きるために必死で働かなければいけないという過酷な環境ですが、そんな中でも助け合いながら生きているルチル達を見ると優しい気持ちになれて癒されました。

②世界観(設定)が面白い

この作品の世界には色んな種族がそれぞれの街で暮らしていて、かといって種族同士で対立しているわけでもなく、不思議な距離感を感じられるのが面白いなと思いました。

他にもこの作品独特の料理(食材)があって、現実には存在しないものなのにどんな味がするんだろうと気になるものがたくさんありました。

一番気になったのは「もぐら肉の赤ワイン煮とぎゅうぎゅう黒パン」です!

③ほどよく謎な部分があるのが良い

おそらく次巻がないと思われるので残念ではありますが、全てが語られていないところがこの世界の魅力をさらに上げていると思いました。

気になる点

①おそらく単発の作品であること(2025.08/07に2巻発売)

個人的に作品のキャラクターや世界観、雰囲気などかなり好みだったので続きがなさそうなのが大変残念です。

長いお話を読みたいという方には物足りない内容になってしまうでしょう。(1冊当たりの内容量は十分ですが)

②料理を堪能するシーンが少なめ

ルチルのリアクションが大きいので、私はあまり気になりませんでしたが、料理を食べているシーンや細かい説明などは足りない部分もあるのかなと思いました。

2巻の感想について

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日常系 漫画

ごはんのおトモに、死神と! 1巻 レビュー


今回紹介するのは「ごはんのおトモに、死神と!」です。

この漫画は「グルメ」「ほのぼの」と言う設定が好きな方におススメできる作品です。

ブラック会社に勤める限界社員「吉田渚」は、いつも通り終電の時間に帰ると家には死神「ミクトランテクートリ」(通称ミク)が居ました。

ついにお迎えが来たかと思った渚ですが、その死神ミクにあなたは不摂生によりあと5年で死にますと言います。

ミクはワケあってに死なれたら困るので、の寿命を50年延ばすためにやってきたようです。

ミクに栄養補給するためにちゃんと「ゴハン」を食べるように言いますが、は仕事で余裕がなく食材を買って料理をするという習慣がありませんでした。

ミクは(自分が食べたいから)のためにご飯を作ってくれるようになり、の不摂生を改善するためにの生活に密着して居候することにしました。

良かった点

①ミクというキャラクターの魅力

明るくて人を助けてくれる(理由があるのですが)死神という斬新なキャラ要素にとても感銘を受けました。

いつもポジティブでニコニコしていて、現世のご飯の知識をのために学び、初めて新しいものを食べるたびに美味しそうにリアクションしてくれるミクが可愛らしかったです。

に対して厳しく生活指導をするのではなく、一緒に楽しみながら改善していくというスタイルも好感が持てて、私とも友達になってほしい!と思いました。

②食べ物の作画について

米粒まで細かく描かれていたりとか、カレーや豆腐、卵などがしっかり質感が感じられるくらいに丁寧に表現されており、読んでいて食欲をそそられる良いグルメ漫画でした。

③簡単に寿命が延びないこと

漫画なので健康的な生活ができるようになったら、すぐ寿命が戻りました!と言う内容ではなく、地道に生活を改善していくというスタイルだったので、今後の展開も期待できそうで楽しみです。

気になる点

①ブラック会社に勤めている設定は必要だったか

今の時代忙しい人がほとんどなので、主人公がもう少し一般的な人であったり、逆にトラックの運転手や工場勤務者などの不規則な生活を送らざるを得ない人が主人公だともっと面白いかな?と思いました。

2巻の感想について

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漫画 聖女・皇女

売られた王女なのに新婚生活が幸せです 2巻 感想

ネタバレ注意


「売られた王女なのに新婚生活が幸せです」の2巻の感想です。

マデレーネは無事ヴェロニカと和解しましたが、頬をぶたれて少しでもムカつかないところがすごいというか人間味がないと思いました。これもイエルハルトに虐げられた結果なのでしょうか。

アランマデレーネは過去に会ったことがあるようでしたね。仲も良好だったようですが、やはりアランマデレーネの平穏のためにわざと冷たくしているのでしょうね。

二人のデートは大成功で距離が大幅に縮まったように感じましたね。デートが終わり、後日過去を思い出しパニックになったマデレーネアランが宥めた時も、心を打ち明けて話し合ったので信頼し合えるようになったと思いますが、信頼とは別にやはり愛情も欲しいですからね!

セルデンに唆されたゴート男爵アラン達を陥落させようとしますが、セルデン含め貴族たちに裏切られ見捨てられてしまいました。周りの貴族もそうですが、セルデンが速攻ゴートを見限ったのには笑いましたね。そんなことしてたら人望皆無になりそうですが…。

まぁその結果、周りの貴族たちもアランのほうへついてみようと考えたのでしょうかね。それにしてもセルゲンの「面白い話だ、続きを聞かせてくれるかな?」と焦り一つ見せない様子には笑っちゃいました。何がしたかったの…。

リルケ子爵も妻のヴェロニカマデレーネと親しいからだと思いますが、事情を説明するのに内容とタイミングが完璧ですべて図ったような状況になっていたのが面白かったです。これがすべてマデレーネの思惑通りならちょっと怖いですね笑。

スウェイユーリアもほとんど確実にくっつきそうな感じですがどうなるのでしょうか。ちょっとしたサイドストーリーみたいで面白そうな話が見られそうですね!

マデレーネイエルハルトに復讐ではなく和解することを選びましたがおそらく無理なんじゃないかな~と思います。個人的な予想なので想定外な展開が来たら和解するのでしょうが。

アランマデレーネ、お互いに敬語をやめたことでさらに距離が縮まり、熟年夫婦のような感じが出てきましたね。

次の巻ではマデレーネが過去を乗り越え、イエルハルトになにかを訴えかけることが出来るのかが気になるところです!

1巻レビューについて

最終巻の感想について

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日常系 漫画

お前、タヌキにならねーか? 7巻 感想

ネタバレ注意


「お前、タヌキにならねーか?」の7巻の感想です。

新しい妖「土竜」が登場してきましたね!

ソロキャンを満喫している若者が「誰かといると些細な会話ですら気を遣う」けれど「一人が特別好きってわけじゃない」というのを見て、すごく分かる!!ってなりました。

もちろんソロ活も好きですし、それぞれの良さがあるのですが、正月やお盆休みに親友と会うとやっぱり気が許せる人と一緒に何かするっていうのは楽しいなって思いますからね。

大人になってからできた友達って、やっぱりどこか気を使ってしまって遊んでいても疲れるんですよね…。こがね丸みたいな相手を身構えさせないような人と友達になりたいですが、それにはまず自分からそうならないとですね!

ドンブリヤマフィスティバルの話の最初のリンちゃんの表情面白かったですね!常に素敵笑顔なリンちゃんがああいう表情を見せるのはギャップがあって笑っちゃいました。

お祭り内では今までこがね丸達が幸せにしてきた人達が総出で楽しそうに祭りを回っていて、一瞬最終回かと思ってびっくりしちゃいましたよ汗。

ハヤト師匠はたまたまこがね丸に会って3人で回ることになりましたが、ハヤト師匠こがね丸に取られて一瞬闇落ちモードに入りかけましたが、動物園のタヌキを見て素直になればいいということを思い出したのはエモかったですね。

この二人は将来、ハヤトが人間として成長して、師匠の思春期や反抗期をハヤトが受け止めるという感じになるのでしょうか。

高校生?の男の子と女の子(月野)のお話はあっさりしていましたが良い気持ちになれるお話でしたね。こういう青春時代の悩みというのはまったくと言っていいほど経験がないので、恋愛ってこんな感じなんだなぁ(お口ポカーン)って見ています笑。

藤万は自分以外のことも考えられるようになり、側近やこがね丸達と楽しく過ごしているようで良かったです。藤万が正体を見せるのは特別なことらしいので、この森のみんなは藤万にとっての特別になれたということでしょうか。

緑雲こがね丸を古着屋に連れて行って、こがね丸に何を見せるのだろうと思いましたが、まさか土竜の妖だとは…。

土竜は結構暗めのミステリアスな感じの人物でしたね。彼もまた人間(紫雲)と戦ったようですが、今のところ人間に対して敵対心はなく、むしろ気遣えるくらい友好的なのに驚きました。店主の優しさに触れたからですかね…?

こがね丸が風邪をひいて鼻が利かなくなったので、みんなでユキに変化していたずらしてやろうといろいろやってましたが、小豆丸黒ユキちゃんをやったおかげでユキにとって嬉しいことが起きたので、流石小豆丸と言ったところでしたね!

7巻もあっという間に終わってしまいました。それにしても私もタヌキになりたいです~。皆さんと一緒に抱えている現代の社会の辛さに疲れてしまいましたよ~泣。

6巻の感想について

8巻の感想について