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ヤマノススメ 2巻 感想

ネタバレ注意


「ヤマノススメ」の2巻の感想です。

あおいたちはクライミングジムに行ったわけですが、クライミングジムって意外と田舎にもあるイメージですね。

私も十数年前に一度行ったことがあるように気がします。その時も今と同じく非力で本当に少ししか登れなかったですが笑。

しかし運動部でもないあおいが何とか出来ているなら、今の私でも少しくらいなら登れそうかな?

力よりバランスとありましたが、バランス感覚もないのでまずは軽い運動を始めないといけないかもしれません。(散歩やジョギングとか)

色々な色の突起があるなと思いましたが、あれは同じ色だけしか使っちゃいけないんですね。

確かに登っている人を見ていた時、なんでわざわざ遠い突起に手を伸ばしているんだろうと思った気がします。

あおいが決心して壁から飛び降りたのはすごいですね。下がマットだと分かっていても、それなりの高さから落ちると流石に怪我するだろうなという意識が頭の中をよぎって私なら飛べない気がします…。

三ツ峠山は山梨にある山らしいです。登山に詳しくないのもありますが、聞いたことのない名前でした。

三つ峠駅まで電車で向かっていましたが、電車で移動するのってワクワクしますよね。なんか今から旅行するぞー!って気分になります。

私はおトイレが近いのでお手洗いがない電車やバスには乗れないのが悩みですが…。

標高が低めだと言っても、流石に登山口からは険しい道があるようですね。坂があることより、足場が悪いことの方がつかれるような気がします。

坂だけなら途中で休めますが、足場が悪いと楽に休憩もできないので…。

途中の崖路は怖いですね~。歩幅30センチくらいとありましたが、足を揃えたた横幅くらいしかないということですよね。

小さい頃は道幅が狭くてもスイスイと歩いて行ったのですが、今は体が大きくなったのもあって上手く歩けなさそうです。

とはいっても気をつけて歩けばなんてことはない道なのでしょうけど、要は気の持ちようでだいぶん印象が変わりますよね。

途中かえでが湧水を飲んでいましたが、山の湧水って微生物がたくさんいるから飲んではダメだと聞いたことがあるような気がします。

そんなことは小さい頃は知らなかったのでがぶがぶ飲んでいた気がしますが、今は平気なのでやっぱり飲んでも大丈夫なのでしょうか。

それでも今飲むなら煮沸して飲むと思いますが…。昔は色々と大雑把な点があって今考えると結構危ないのでは、と思うことを平気でやっていましたよね。

ハンガーノックという症状は初めて聞きました。極度の低血糖状態によって動けなくなるとのことですが、ブラックサンダーなどのお菓子をポケットに入れて登山しているなんて話を聞いたことありましたが、あれは理にかなった行動だったのですね!

ここなの両親はどうやら仕事が忙しいとのことでしたが、あまり家にいないのでしょうか。中学生とはいえまだまだ親が必要な年齢ですよね。

ここながしっかりしているのは自分で何でもやらなきゃいけなかったから、ということですかね。

ひなたも現状が悪い時でも笑うように心がけていたり、あおいが笑えるようにいつも頑張っていたりと、ほんわかしている漫画ですがキャラ一人ひとりの深い所には強い感情があるのかもしれませんね。

キャンプも良いですよね!どうやら今回は日帰りキャンプのようでしたが、テントを張って止まる本格的なキャンプも面白そうですよね。

キャンプ用品は百均で揃えられるようなので、試しにやってみようと思えば手軽に始められるので、趣味の一つにしてみるのもありですよね。

キャンプ漫画として「ゆるキャン△」などがありますが、そちらはキャンプについての知識を楽しく学べるので、見てみるのも良いですね。

今回であおいは随分と恐怖を乗り越えましたね。まだ完全に克服までとはいかないでしょうけども、少しずつ挑戦していっているのが良いですよね。

あおいに励まされて私も何かアウトドア趣味に挑戦してみようかな…なんて思いました笑。

1巻レビューについて

3巻の感想について

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ヤマノススメ 1巻 レビュー


今回紹介するのは「ヤマノススメ」です。

この漫画は「登山好き」「ほのぼの系」「趣味漫画」という設定が好きな方にオススメできる作品です。

昔々「雪村あおい」は、幼馴染の「倉上ひなた」(と父)と小さい頃に山に登り、大きくなったらいつかまた二人で山頂に来ようという約束をしていました。

あおいは人付き合いが苦手で、クラスメートとの関係は上手くいっていませんでしたが、一人でもできるお菓子作りや読書などの趣味を満喫しようとしていました。

そんな時、クラスにかつての幼馴染のひなたが来て、昔の約束通りに山に登りに行こうと誘ってきました。

高所恐怖症であり心配性で内向的なあおいが、楽天家で活発なひなたと少しずつ登りやすい山から挑戦していくというのがお話の流れとなっています。

良かった点

①持ちつ持たれつの微笑ましい関係

正反対な性格の二人で、表面的にみると自己中心的に動いているように見えますが、その実はあおいの心配性からくる用意周到さでひなたを助け、ひなたは父から教わった登山知識と明るい性格を活かして、あおいをひっぱって一緒に楽しめるように考えていて、ほっこりする関係が良いなと思いました。

二人の距離感も近すぎず遠すぎずな点も良かったです。

②登山の知識がつく

登山するために必要な知識や、料理道具やザック(リュックサックのようなもの)について、他にも山そのものの知識も知ることが出来て、登山への興味がわく素敵な作品だなと思いました。

健康的でみんなとでも楽しめる趣味なので、本当に始めてみるのも良いですよね!

③背景のコマが細かい

例えば高尾山のパワースポットが描かれたシーンや、山頂の綺麗な景色などが見ることができ、楽しく登山している気分を味わうことができました。

気になる点

①キャラクター絵

主人公たちは高校生とあるのですが、キャラクターの絵を見る感じだと小学生低学年のように見えるので、なんとなく話の内容とギャップを感じるかもしれません。

②説明文

セリフ以外にも山そのものについてや道具についての説明文があるのですが、内容が長めで少し字が小さいので読み込むのはちょっと大変なところがあるかもしれません。

2巻の感想について

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勇者、辞めます 最終巻 感想

ネタバレ注意


「勇者、辞めます」の最終巻の感想です。

クロケルの説得、ウンディーネとの戦闘のお話が今回のメインですね。

今巻では、魔王としての覚悟を見せる場面があり、エキドナの真っ直ぐな思いが誰かの心に響いたシーンが印象的でした。自分のことより民を優先する姿勢に、読者としても心を動かされました。

確かに自分のために尽力してくれる人が上司なら、その上司に恩返ししようと頑張る気持ちになりますよね。

エキドナの場合は命を懸けてまで、レオや部下を救おうとしていたのですから、心の底から忠誠を誓われるでしょう。

エキドナの妹「イリス」が初登場しましたが、エキドナとは全然性格が似ていませんでしたね。

レオイリスのことを昔の自分に似ていると言っていましたが、イリスくらいに自分の兄弟を信頼していたということになりますよね。

レオはソロで魔王討伐するくらい人付き合いを面倒くさがっていましたが、ものすごく仲間想いですよね。

レオの過去の関係や旅のエピソードが少しだけ語られましたが、想像を掻き立てる場面でしたね。長い時の流れを経て、それぞれがどんな結末を迎えたのか、考えるのも楽しい所です。

クライマックスの戦いでは、仲間たちが力を合わせるシーンが見どころでした。圧倒されるような状況ではなく、むしろそれぞれの役割がしっかり生きていた印象です。

最後は、レオの最大の問題についてエキドナが考えるわけですが、やはりエキドナレオを救って見せると自信満々に言いましたね。

ストーリーにはさらなる展開も想像できますが、今巻で一区切りを迎えたことで、物語としての満足感はしっかり感じられました。原作の内容をしっかり漫画化してくれていて、読み終えた後に「良い完結だった」と素直に思えます。

総評としては、ストーリーやキャラクターデザインや性格、アクションシーンの迫力など、どれをとっても優秀な作品だと思いました。

主人公のレオは色々な面で最強だけれども、一人ではどうしようもないことがあるという、単純な俺TUEEE展開ではないところが魅力だと感じました。

終盤になるにつれてキャラ数も増えていったのですが、一人ひとりに見せ場が最後まであり、キャラクターの魅力を伝えられているところも良かったです。

一風変わった最強勇者が魅力的な仲間と世界を救っていく」という内容が気になる方には、是非読んでみてほしい作品だと思いました。

7巻の感想について(リライト中)

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ヘテロギニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~ 1巻 レビュー


今回紹介するのは「ヘテロギニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~」です。

この漫画は「架空の文化」「魔物好き」「未知への冒険」などの設定が好きな方にオススメできる作品です。

このタイトルは、「英語で『異種、異質』を意味する『heterogeneous』と『言語学』を意味する『linguistics』を掛け合わせたものと思われ、副題にもある『異種族言語学」と意味になるそうです。(ピクシブ百科事典より引用)

主人公の「ハカバ」は、学者で探検家な教授を師事していました。

その教授は各地を探検をしながら、現地の言語とコミュニケーション研究をしていましたが、探検の帰りの気球を降りる際に腰をやってしまいました。

ハカバは教授から調査の続きを任せれたので、早々に荷物をまとめて、「魔界」の調査に向かうのでした。

ハカバは魔界で無事生き残れるかを心配していましたが、教授とワーウルフの子どもの「ススキ」が現地ガイドをしてくれるようでした。

ススキは教授の遺伝子を受け継いでいることもあって、人間とワーウルフの中間のような見た目をしており、人間の言葉も話せるため、魔界の住人との中間役となってくれるようでした。

ハカバは獣人語授業などを受けており、ある程度は魔物たちと会話ができるのですが、魔物の言語は発音の仕方が難しいようで、軽いコミュニケーションしか取ることが出来ません。

しかも魔物同士の公用語などは存在しておらず、種族間での混合言語を話すようなので、種族別にコミュニケーション方法を覚えなければいけません。

ハカバは教授の教えである「人と違うものには人と違うルールがある」「調査中、人間の価値観にとらわれてはいけない」ということを頭に置いて、魔物たちへの理解を深めていく…というお話です。

良かった点

①温かい気持ちになれるお話

人間は魔物にとっても異質であり、時には敵対することもある種族なのに、ハカバを温かく迎えてくれていて、ハカバもそれに一生懸命に応えようとしているところが良いなと思いました。

②ススキが可愛い

獣人と人間のハーフと聞くと狼男のようなイメージがわきますが、ススキはとても可愛らしいケモっ子で、性格もハカバの役に立ちたいと真っ直ぐに頑張っている、素直で優しい子でした。

51ページの「ススキとの会話 誉め言葉と反応」では、可愛すぎるススキが描かれているので、是非見てほしいです。

③話に一つ一つ区切りがあり、読みやすい

この漫画の基本的な構成の例を挙げると、第一話の中で「魔界初日」というタイトルで1ページ、「ダメだった」というタイトルで1ページと、ページごとにタイトルが分けられており、少し複雑な設定があるのにも拘らず、理解がしやすかったです。

複雑で難しい内容だと思って読んでいない方も、理解しながら読み進められるので安心です。

気になる点

①漫画内の会話

主にハカバが感じたことや考えていることがメインになっており、

ハカバの思考>ススキとの会話>魔物との会話

という感じになっているので、魔物たちと面白おかしく話すという内容が主ではないことには注意してください。

2巻の感想について

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やり直し公女の魔導革命 2巻(最終巻) 感想

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「やり直し公女の魔導革命」の2巻(最終巻)の感想です。

突如上空に現れた竜操士。飛竜の火炎弾を防ぐレティシアの「絶対防御」の魔法は強力でしたね。

その後に飛竜たちを倒した魔導ライフルの威力もとんでもなかったですね。

新聞の一面にも載るほど有名になっていましたが、これほどまでに力のあるエインズワース家を他貴族たちはどう見るのかと心配しちゃいますよね。

無線電子機の仕組みの鍵を見抜いた年配の職人は優秀でしたね。やはり頼りになるのは経験豊富な熟練職人ですね…。現役を引退してそうな感じでしたが工房の経営が上手くいけばアドバイザーとして残ってもらいたいですね!

オズウェル侯爵の罪の立証の部分はなかなか内容が難しくて面白かったです。細かい所まで設定が作り込まれているので興味があったら是非読んでみてほしいですね。

裁判が終わった後アルヴィン第2王子が逆上して切りかかってきましたが、これが王党派を完全に終わらせた気がしますね。

第2王子が生きていれば王党派も立て直しが出来たのではないかと思ったのですが。

最後のお話を読んだら、ハイエルランド王国内にレティシアの敵勢力はいないと分かると思います。

総評としては、「サクッと読める転生漫画」を求めている方にはおすすめできる作品でした。

「魔導革命」というタイトル通り、レティシアが魔道具について詳しく解説するシーンが多かったです。

細かい所まで作り込まれた設定がありましたが、全2巻という少ない内容ではその後に活かせないという点が気になりました。

レティシアが強力な魔導ライフルで敵を倒していくシーンは迫力があってかっこ良かったので、戦闘シーンが少なかったのも気になりました。魔導ライフルを強化して強くなっていくレティシアを見たかったです。

話のまとまり具合は丁度良く、納得がいく終わり方だったので、すっきり読み終えることが出来ると思います。

主人公(レティシア)が単独で戦えるという点も個人的には良かったです。

幼い令嬢が強力な武器を使って敵を倒していく…というコンセプトは需要があると思うので多くの人に刺さりそうだなと思いました。

ライトノベルの方は続いているので、続きが気になった方はこちらも併せて読んでみてください!


1巻レビューについて