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漫画 趣味系

ぱらのま 1巻 レビュー


今回紹介するのは「ぱらのま」です。

この漫画は「一人旅」「ゆったり系主人公」「電車・バス・鉄道」という設定が好きな方におススメできる作品です。

とある女性が、気の向くまま旅をするという漫画です。

基本的に目的地を決めていないので、宿も旅行中に決めたりと自由奔放な主人公でした。

良かった点

①景色の絵に味がある

旅の漫画らしく旅行先の景色などが描かれているのですが、どのコマもリアリティがあり、さらに独特の雰囲気を感じられるのが良かったです。

②主人公の活動範囲が広い

東京あたりに住んでいるのだと予想できましたが、香川まで行ったりと結構遠くまで行くので、マンネリ化せず良かったです。

③いろんな土地の地理の知識が身につく

電車の地図や細かい地形の説明がされているため、実際に訪れる際にはこの漫画は役に立つこともあると思います。

④主人公が可愛い

旅漫画などのジャンルだと、主人公が見た目的に特段魅力のない人だったりする場合が多いのですが、この漫画の女性はとても可愛らしく、性格もどこか不思議ちゃん系で愛らしかったです。

気になる点

①地図や絵が細かくて見づらかった

細部まで描かれている背景は美しかったのですが、じっくり堪能しようとすると少し大変かもしれません。

路線電車についてだったり鉄道の地図が、説明とともに記載されているのですが、これがとにかく小さく見づらかったです。

2巻の感想について

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漫画 趣味系

道草寄子の食べ走り 1巻 レビュー


今回紹介するのは「道草寄子の食べ走り」です。

この漫画は「車中泊」「キャンピングカー」「旅行」「グルメ」という設定が好きな方におススメできる作品です。

経理専門の派遣社員「道草寄子」は、日々のストレスを食べ”走り”で発散するのが週末の過ごし方でした。

寄子はキャンピングカーの「キャン太」を持っており、キャン太に乗って旅行に行くことから、食べ”走り”と表現されていました。

関東地方を主な舞台とし、サービスエリアや様々な観光地を巡りながら、道の駅やRVパーク、オートキャンプ場にて車中泊をするというのが、主な話の流れになります。

キャン太のローンと週末旅行の軍資金のために目立たないように働きつつ、車中泊を楽しんでいくというライフスタイルが、今の若者の主流であるプライベート重視な働き方を感じさせ、共感や羨望を抱きました。

良かった点

①ページ数の多さ

漫画一冊としては190ページほどと、少し多めの量になっているので満足感がありました。

表紙や裏表紙にも、「道草寄子の食べこぼし!」というコーナーがあって良かったです。

②景色や料理のアートワーク

写真を元にして描かれているのか、リアリティの高い魅力的な景色や楽しそうな雰囲気を感じられるお店が描かれており、魅力的なコマが多かったです。

料理の描写も美味しさがかなり伝わってくるような完成度でした。

③キャンピングカーについての知識がつく

道草寄子の豆知識」というコーナーで、キャンピングカーのあれこれを教えてくれるので、キャンピングカーに興味がある方には刺さる内容だと思いました。

youtubeなどの動画より、簡潔にまとめられているのもポイント高いです。

④現実に存在する場所が舞台なので、実際に行ってみることができる

この漫画に出てくる観光名所などは実在するので、気になった場所へ実際に行ってみることができるのは、大きな強みだと思いました。

個人的には”海ほたるPA”に行ってみたいです笑。

気になる点

①オリジナルの表現について

主に写真から絵を引っ張ってきてると思うのですが、独特の表現のある絵を見たい方は注意が必要かもしれません。

2巻の感想について

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漫画 趣味系

ソロキャン沼のミネコさん 1巻 レビュー


今回紹介するのは「ソロキャン沼のミネコさん」です。

この漫画は「グルメ」「ソロキャンプ」「アウトドア」という設定が好きな方におススメできる作品です。

弥高峰子(27)は普段はしがない受付嬢ですが、その実体はプライベートのほぼすべてをキャンプに捧げる重度のキャンプ好きでした。

中でも孤独と自由を楽しめる「ソロキャンプ」が好きで、沼にハマり続けて7年経っていました。峰子にとってソロキャンプは趣味というより生きがいになっていたのでした。

そんな峰子が色々な場所で、豊富なキャンプギアを使い、おいしい料理を食べていくといった内容になっていました。

良かった点

①時代に沿っているテーマ

現在コロナ渦も影響してか、”おひとり様”が増えている時代において、ソロキャンプというのは引きこもりがちな人たちにとって、有効的なストレス解消できる趣味になりうると思います。

よって、ソロキャンプを題材にしたこの漫画は、今趣味がない人たちにとって興味を持ちやすい需要がある良いテーマだと思いました。

②料理の描写がおいしそう

麺やご飯などの炭水化物や野菜と肉などが、私が読んだ漫画の中でも美味しそうに描かれている料理ランキング上位に入ってくる上手さでした。

いわゆる「飯テロ」になるので、お腹が空いてる時に読んじゃうと大変かもしれませんね。深夜読む方は要注意です笑。

③峰子一人でも内容が面白い

もちろん他にも登場人物が出てきますが、ソロキャン中は峰子の独り言(考え事)が主な内容で、キャンプ一筋な峰子の性格に個人的に好感が持てたので、不快感なく快適に読み進めることができました。

④キャンプについての知識が得られる

簡単な料理過程やキャンプグッズについての解説があり、分かりやすかったので、これからキャンプを始める方にもおすすめできる内容かと思います。

気になる点

①今後の展開について

ソロキャンプがテーマだと他の人間関係が絡まない限り、内容がマンネリ化しそうなのが少し心配だと思いました。

実際、峰子以外の重要な人物が出てくるときがしばしばあるので、完全な孤独感を求めている方は注意が必要です。

2巻の感想について

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漫画 趣味系

【自由な幸せ】MOGUMOGU食べ歩きくま 1巻 レビュー【グルメ系漫画】


今回紹介するのは「MOGUMOGU食べ歩きくま」です。

この漫画は作者のナガノさんが「くま」として、色々な場所で食べ歩きをする漫画です。

ナガノさんは有名な「ちいかわ」の作者でもあり、可愛らしいイラストでした。しかし、食べ物はしっかりとした絵で美味しそうに描かれてあり、癒しとグルメの両方を堪能できます。

主に東京を中心に食べ歩きをしますが、台湾への旅行編もありました。

くまは主に深夜、夕方、夜に活動していて、夜型である自分にとても共感できる部分がありました。

「食べ歩き」なので、1つの話に1品1軒というわけではなく、色んなお店で少しづつお腹を満たしていくというスタイルです。

計画を立ててから食べ歩きに臨むのですが、寝すぎてしまったり、予想外に食べ過ぎてしまったりなど思い通りにいかないというのがリアリティがあり、読んでいて楽しかったです。

良かった点

①ページ数に対して読みごたえがすごい

一般的な漫画よりページ数が少ない114ページなので、最初はすぐ読み終わってしまうだろうと思い、少し残念と思っていたのですが、実際読んで見るとちゃんと満足のいく内容量で良かったです。

②フルカラーで描かれている

グルメ漫画はやはりカラーだとより美味しそうに見えて良いなあと思いました。一般的には食べたことのないものだと想像しずらいですが、色とりどりでしかも色がきつすぎない丁度良い色彩で良かったです。

③田舎民にとっては都会のお店を知れるのは嬉しい

コロナ禍ということもあって、東京に行くことがない私にとっては「実際に存在するお店」が舞台というのは、とてもいい刺激になりました。気になるお店があればネットで調べてみれば、実際の料理の写真も見られるので楽しさ2倍でした。

気になる点

①発売日が2019年

特に漫画の内容には不満がないのですが、私がこの漫画を買って読んだのが最近のことなので、発売年に買えばより楽しく読めたのかなあと思いました。

2巻レビューについて