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津軽先輩の青森めじゃ飯! 1巻 レビュー|青森に行くなら読んでおきたい一冊!


今回紹介するのは「津軽先輩の青森めじゃ飯!」です。

~あらすじ~

東京出身の「都飯美」は大学卒業後に青森の新聞社に入社しました。慣れない青森の地で苦労しながらも、「津軽先輩」に色々なことを教わりながら、青森のグルメの記事を書いていくというお話です。

良かった点

①料理の表現

ラーメンなどの麺類やカニやウニなどの料理の絵が上手く、見ているだけでお腹が空くような高いクオリティでした。

全体像の他にも、箸で掴むとどういう感じになるのかとかを丁寧に描いていたので、絵を見るだけでも楽しかったです。

②知識量が多い

一つ一つの料理に対して、なぜ生まれたのかやどう作られているか、おすすめの食べ方についてなど、たくさんの知識が書かれており、珍しい料理を知りたい方にはぴったりの作品でした。

気になる点

①ワンパターンな傾向がある

青森の特産品に触れる→津軽先輩が現れる→解説…というパターンがほとんどだったので、一話一話で違った展開を望まれる方は注意が必要です。

②食レポの内容

グルメ漫画の食レポの表現や雰囲気は作品ごとに違うので、自分に合うかどうか”試し読み”をしてから購入することを推奨します。

~おすすめ度~

★★★☆☆(3/5)

ちょっと変わったグルメを知りたい方にオススメできる作品でした。全体的に内容がコメディ寄りで笑いながら読めるのも作品の魅力だなと感じました。

読んでいるだけでお腹が空いてくるグルメ漫画は総じて良作品なので、この作品も皆さんに読んでみて欲しい作品でした。

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かむろの異国料理帖~すずは出島のくずねりさん~ 1巻 レビュー|日本とオランダの料理が合わさる!


今回紹介するのは「かむろの異国料理帖~すずは出島のくずねりさん~」です。

くずねりとは…出島の日本人料理人のことを指します。

かむろ(禿)とは…江戸時代の遊郭などで使われた、仕える少女のことを指します。(GoogleAI参照)

~あらすじ~

オランダ人を隔離するために作られた”出島”は、女性の立ち入りが禁止されていましたが、唯一”丸山遊女”だけが立ち入ることが出来ました。遊女に仕える禿「すずらん」は料理人の娘で、日本とオランダの文化が合わさった料理を作っていきます。

良かった点

①主人公の魅力

すずらんは不幸な過去を持った少女ですが、それを乗り越えて頑張り屋で明るい女の子になっています。

料理人の娘としてオランダの料理人に協力できるくらいの腕があり、遊女や商館長などに料理を振る舞いつつ、遊女見習いとしても努力しているところが健気で、とても応援したくなる魅力的なキャラクターでした。福岡弁なのも可愛さを増しています。

②丁寧な料理解説

登場する一つ一つの料理の作り方から、味レポまでしっかり解説してくれていて、料理をする人や美味しい料理を食べてみたい人にはぴったりの作品だと思います。

気になる点

①時代背景による要素

昔の時代を舞台にしているので、禁教令や女性料理人が認められていない部分があるなどの難しい要素が含まれているため注意が必要です。

~おすすめ度~

★★★☆☆(3/5)

料理ができる方や変わった料理を知りたい方にはおすすめできる作品です。グルメ漫画としても良く出来ているので万人が楽しめる作品でもあると思います。

個人的に一番美味しそうなのはソーセージでした!

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かわうその自転車屋さん 3巻 感想|秋冬のサイクリングも楽しい!

ネタバレ注意


「かわうその自転車屋さん」の3巻の感想です。

~テーマ紹介~

新しい登場人物、ウサギの女性「兎本さん」が登場します。兎本さんは影が薄いところがありますが、店の常連メンバーに支えられてロードバイクにうまく乗れるようになっていきます。

冬が来て防寒対策のアイテムが紹介されたりもしているので、今年の冬にサイクリングをされる方にオススメできる一冊です。

~今回の内容~

自転車便の対馬くんが新人の教育をすることになりました。新人の「三毛門くん」の視点から、対馬くんがどれだけ優秀なのかを知ることが出来ます。

かわうそ店長が高校生の時のバイトの経験談なども聞けちゃったり…!他にもなんとかわうそ店長がトライアスロンに出場したりします!

~感想~

兎本さんが買ったロードバイクは前傾姿勢で漕ぐ必要があるようですが、速い速度を出しながら前寄りに体を乗り出すのは少し怖いですよね。

私は自転車を買うなら長く走っても疲れにくいタイプを買いたいですね。もうずっと運動していないので漕ぎ続ける自信がないので、電動アシストもついていると嬉しいな。

防寒対策のお話ではグローブやインナー、防風ジャケットをバクさんが着ていましたね。冬に走ると冷たい風がもろに体に当たるので、しっかり着込んでおきたいですよね。

夏は逆に対策が難しそうですね。日傘みたいな日差しが防げるアイテムなどが欲しいですが、自転車用アイテムというよりは空調服など普通の熱中症対策アイテムが有効かもしれませんね。

ユキヒョウの「雪竹ヒョウゴ」はカッコ良かったですね。ヒョウは走るのが早いイメージがありますが、自転車を漕ぐのも早いのでしょうか。

ファットバイクというのは初めて聞きましたが、どうやらタイヤがとても大きいのが特徴で雪道や砂浜を走るのに適している自転車だそうです。

見た目にインパクトがありカッコ良かったですが、あれだけタイヤがゴツいとペダルを回すのも大変なのではないかと感じました。

サイクルワールドフェアでのトークライブにサホが出演していましたが、自転車女子を応援しているみたいでしたね。無理をしすぎて辛くなるより楽しんでと言っていましたが、最初は何の趣味でも無理をしないことが大切ですよね。

楽しくなってくるのは長い間継続してきてからですから、続けられるように無理なく自分のペースでやっていきたいですね!

今回はヨウコに敵意むき出しな感じではなく、穏やかな雰囲気でしたね。負けず嫌いなところはありますが、勝負事以外では優しい性格なのかもしれませんね。

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かわうその自転車屋さん 2巻 感想|動物たちと自転車の更なる情報に注目!

ネタバレ注意


「かわうその自転車屋さん」の2巻の感想です。

~テーマ紹介~

2巻では、1巻に出てきた動物たちの新しい情報が出てきたり、自転車の悩みに対して有効なグッズを紹介しています。

~今回の内容~

良い行いをした貝原さんにとてつもないラッキーが起こったり、かわうそ店長がぎっくり腰になってしまい、お店が回らなくなりそうなときに意外な助っ人が登場したりします。

SNSなどで見かける、自転車部品泥棒に対して役立つ鍵についても触れているので、相変わらず自転車乗りの方には読んでみて欲しい内容でした。

~感想~

アムールトラの景虎さんは”フレームビルダー”と呼ばれる職人さんのようでしたが良いキャラをしていましたね。

フレームビルダーとは、お客さんのオーダーに合わせて自転車のフレームから作ってくれる人のことです。

景虎さんは女性なのでしょうか?なんとなくオネエ感があるので、面白そうな雰囲気がしますね。個人的に景虎さんの一日のお話が見てみたいですね。

サイクルロードレースのアスリート「黒井サホ」は、ストラーデ・ビアンケの店員「ヨウコ」の大学時代とライバル関係だったようですが、サホが女子ロードレース2連覇をしていて、ヨウコはそのサホより早かったということになると、ヨウコがどれだけの実力をしているかが把握できましたね。

温和な性格のヨウコですが、身体能力はアスリートレベルというギャップが良いですね。ヨウコかわうそ店長と会うことで、走ることが好きということを思い出せたんですね。

二人のどう出会ったかは判明しましたが、なぜストラーデ・ビアンケでヨウコが働くことになったかはまだ分かりませんよね。そこも知りたいですね。

自転車で走る時用に切る”サイクルジャージ”なんて服があるんですね。貝原さんの言う通り、結構ピチピチになりそうなイメージ写真がほとんどで、確かにこれは痩せないと体のラインが出てしまい恥ずかしくて着れないなと思いました。

サイクルカップでの有高がカッコ良かったですね。どんな人物なんだろうと思いましたが、素の性格もイケメンだったようでますます好感度が上がりました。あとがきによると有高は男性読者にも人気だったようで、私もその一人になりそうです笑。

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かわうその自転車屋さん 1巻 レビュー|ゆるい見た目と侮るなかれ!本格的自転車漫画!


今回紹介するのは「かわうその自転車屋さん」です。

~あらすじ~

ストラーデ・ビアンケ(白い道)」という、店長が”かわうそ(名前は小爪)”のお店がありました。そこにはピザやコーヒー、スイーツなどが楽しめるカフェスペースがありましたが、実は自転車屋さんがメインのお店だったのです。(店長しか言ってませんが笑)

自転車屋さんなので、色々な動物のお客さん相手にそれぞれ適した自転車を選んであげたり、壊れた自転車を修理したりしてあげます。

店長の自転車に向ける情熱はすごく熱く、自転車が関わっていることならなんでも顔を出していくような、ほんわかした雰囲気ではありますが、自転車の本格的な知識も学べる面白い作品です。

良かった点

①可愛らしい世界観

登場人物が全員動物ということで、みんな可愛らしい姿をしているので、読んでいてとても癒されました。

動物が自転車に乗るという斬新な発想も良く、動物の大きさに合わせた自転車も存在していて面白い世界観だと思いました。

また、田舎でカフェもやっているという設定が良く、穏やかでのんびりした日常を過ごしているところを見ているだけで幸せな気持ちになりました。

②自転車への興味

自転車そのものの知識が深く描かれており、色々な自転車が登場するので、私も読んでいるうちに自分に合う自転車が欲しいなと思いました。

他にも自転車競技についても触れていたりと、読めば読むほど自転車界隈にハマっていきそうな内容でした。

気になる点

①単なる日常漫画ではない

自転車の知識について深く触れており、ただ平和で可愛らしいお話が続くわけではないので、可愛い世界観を楽しみたいだけの方は注意が必要です。

~おすすめ度~

★★★★☆(4/5)

思ったよりも内容が自転車に偏っているので驚きましたが、読んでいくうちに自転車に興味が湧いてきたので、自転車に興味がない方にもおすすめできる作品だと思いました。

登場人物のほとんどが善人なので読んでいて安心感があり、癒しが欲しい方にも刺さる作品だと思うので、是非読んでみてください!

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