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ポンコツ魔王の田舎暮らし 2巻 感想

ネタバレ注意


「ポンコツ魔王の田舎暮らし」の2巻の感想です。

2巻では、ベルーニャがこちらの世界に来たり、二人がゲームの存在を知ったりします。

ドラゴンたちが麦茶を発見しましたが、自分たちの分だけじゃなく、ミミドラの分も用意しているところが互いの関係をよく表していて癒されました。というか、賢いですね…。

ミミドラがFire TVのリモコンのようなものを見つけて、映画を見ていましたが、途中でトイレに行きたくなってきたときに、「おしっこをテレポートさせる魔法」を使ったのがめちゃくちゃ面白かったです笑。

ミミドラって女の子というか女性ですよね…?違うのかな…?私は頻尿気味なので、出先とかでこの魔法使えると嬉しいなあ笑。

お茶の研究のためにドワーフは自分よりはるかに強い「魔界ハイエナ」が居る禁断の森へ入っていくとベルーニャが言っていましたが、ミミドラって陰キャのわりには、部下にかなり慕われていますよね!面倒見が良い子なのでしょうか?

レベル36の魔界ハイエナ(HP870)対レベル8のドワーフ(HP80)ですが、ほんとに命懸けというか無謀に近いですよね。それでも森へ向かうドワーフたちのお茶をまずいとは言えないですね…。

レジーナは一軒家についていろいろ詳しい事情を知ってそうでしたね!ベルーニャも後でわかるのですが人見知りなので、一番常識人みたいですね!お店で買い物もできるということは、完全に人型ということでしょう。

レジーナが新居祝いで持ってきてくれたのは、SMOTCHというスイッチみたいなゲーム機でした。

ミミドラとベルーニャは「DOWBTOWNFIGHTERⅡ」という、これまたどこかで聞いたような格ゲーをやっていました。最近人気にあのゲームですね笑。

格ゲーで勝つために、実践で経験を得ようとしているのは面白かったです。ベルーニャミミドラの「ローリングサンダー」をもろに受けていましたが、かなり手加減したのか平気そうでしたね!

夜明けを見に出かけるミミドラを見て、置いていかれると思ったドラゴンが小さい子どもみたいですごく可愛かったです。親から初めて幼稚園などで離れる時ってこんな感じですよね~。

田舎の夜明けは綺麗でしょうね~。正面からの景色は見れませんでしたが、ミミドラたちが夜明けを見ているコマは2巻で一番の良い絵だったと思いました。あと、ドラゴンより寿命が長いからどこにも行かないとミミドラが言っているところを見ると、性格の良さが垣間見えますね~。

野良タヌキを助けてあげたり、群れから離れたレッドドラゴンを保護したりとやっぱりミミドラは優しいんですね。ドラゴン二匹は子供だったのですね!大人はかなり厳つかったですね…。

魔界島(村…?笑)の続きを買いに来たミミドラたちでしたが、ベルーニャは人見知りで最初話すのに120年かかったと言っていましたが、店員と話せるようになるのは60年くらいかかると言っていたので、人見知りが少し良くなったのでしょうか。あと、楽しいことがあると本来の目的を忘れるというポンコツなところが可愛いですね!

店員の男の子は、ミミドラの可愛さにやられてしまったようですが、やはりミミドラは美少女なんですね!優位になってここぞとばかりに勇気を出して、しゃべりかけたのはすごい成長ですね!

南の魔王「ベルブブ」は、どうやら骨にはまともに戦うと勝てないようですね。今回はベルブブがパリピだったから勝ったと執事が言っていましたが、ミミドラがどれだけ強いかが改めて分かるシーンでしたね。意外と押しに弱いベルブブが可愛かったです!

1巻レビューについて

3巻の感想について

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ポンコツ魔王の田舎暮らし 1巻 レビュー


今回紹介するのは「ポンコツ魔王の田舎暮らし」です。

この漫画は「平和的」「田舎」「コミュ障系主人公」という設定が好きな方におススメできる作品です。

魔界の頂点にして最強の魔王「ミミドラ」は、戦いに疲れて田舎の一軒家に逃避して、スローライフを満喫していました。

ミミドラはコミュ障で陰キャだったので、魔王ではありましたが、積極的に勇者たちを倒すというスタイルではなく、勇者側が勝手に攻めてくるという感じでした。

田舎にてミミドラはコミュ障なりに、無人販売所や自動販売機などを利用したり、野生の動物と遭遇したりします。

恰好を怪しまれて田舎の女子高校生に近辺を探られたり、部下に魔王城に連れ戻すために使いを出されたりもします。

そんな、ゆるーい内容の漫画でした。

家の戸棚から出てきた日本のお金の袋には、魔王のマークがあったことから、この一軒家は魔王軍の誰かの所有しているものだったのかも?という予想ができたりもして面白かったです!

良かった点

①田舎暮らしというタイトルに恥じないゆるい雰囲気

このタイトルを見た時、きっと平和的で穏やかに読める漫画だろうなと思っていたのですが、希望通りゆったりとしたペースで、あまり頭を使わなくても読めたので、そういった雰囲気の漫画を探している方にはとてもおすすめです!

②田舎の雰囲気がしっかりと描かれている

畳の部屋だったり、みかんの無人販売所やハンバーガーの自販機など、田舎に出てくるものや景色がしっかり描かれており、素敵な漫画だと思いました。

特にハンバーガーやトーストの自販機などは、レトロ自販機の聖地(中古タイヤ市場相模店)が好きな私にとっては刺さりました笑。

③キャラクターデザイン

魔王やドラゴンというと容貌に仰々しさが出がちですが、女子高校生たちとゆるさが変わらないくらいコミカルに描かれていて、漫画の雰囲気にマッチしていて癒されました。

気になる点

①いい意味でも悪い意味でも魔王に威厳がない

完全に好みの問題ですが、魔王と聞いてカッコよくてカリスマ性があるキャラを求めている人には刺さらないと思います。あくまで「ポンコツ」魔王なので、実力はありますが残念なところがあるキャラということを念頭に置いておく必要があります。

2巻の感想について

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前略、山暮らしを始めました。 1巻 レビュー


今回紹介するのは「前略、山暮らしを始めました。」です。

佐野昇平(25歳独身)は、結婚が白紙になり、人間関係にうんざりしたので、山を買いました。

山の中腹に住めそうな家があり、そこに住むことにしたのですが、3日で寂しくなり、麓の村でやっている祭りの屋台で売っていたカラーひよこを3羽飼ったら、1か月後には体長50センチを超えたニワトリになりました。

それぞれ、「ポチ(雄)」「タマ(雌)」「ユマ(雌)」と名付けました

ポチたちはオウムみたいに喋ったり、マムシを捕まえたり、こちらの言葉を理解しているような不思議なところがありました。

昇平の両隣の山の人との交流も始まるのですが、その人たちも不思議な特徴を持った動物を飼っていたのでした。

良かった点

①山が舞台なので比較的のんびりした雰囲気の漫画だった

現実世界には存在しない特徴を持った動物たちはいますが、村の人たちと交流したりしているところを見るのはのんびりしていいなあと思いました。

②ポチたちが可愛い

昇平に懐いているので、心配してくれたり、呼んだら来てくれるのが可愛いなと思いました。特にユマは出かける時やお風呂にも一緒に入ったりしてくれるので、お気に入りです。

気になる点

①今後の展開

今のところ、スローライフな感じで良いなあと思うのですが、今後の展開は変わっていきそうなので、本格的スローライフ漫画を読みたい方には向かない可能性があります。

2巻の感想について

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にゃこと博士 レビュー


今回紹介するのは「にゃこと博士」です。

この漫画は「癒し系」「日常系」「」という設定が好きな方にオススメできる作品です。

あるとき女性の「博士」が、猫耳メイドが欲しいと思い、「にゃこ」を作りました。

にゃこは働き者で時々ドジな完璧な猫耳メイドで、色んなことに興味を持ったり、博士のことを親のように思っています。

甘えん坊で恥ずかしがり屋だけど、子猫ながら精いっぱい博士のことを考えて行動するにゃこがとても可愛いです。

博士にゃこが困ったら、色んなものを発明して力になったり、にゃこと同じ立場になって寄り添って考えてあげられるところが、見ていて癒されました。

良かった点

①にゃこと博士の関係がほほえましく癒される

いつも可愛い悩みで困っているにゃこを、冷静な性格の博士がその悩みを解決するのですが、発明してすぐ解決とはならず、二人でその悩みに対して一生懸命になって解決しようとしたり、たまには博士が空回りしたりするのが、見ていて楽しく癒しも与えてくれて良かったです。最終話は少しうるっときました。

②1話の内容が短く、代わりにたくさんの話数がある。

日常系はやはりこの構成が合うなあと思いました。短いといっても内容が薄いわけではなく、一話一話しっかりとしたお話になっていたので読みごたえはありました。

③背景が細かく描かれている

家の窓や壁や床などが、一つ一つのコマにしっかりと描かれていて、とても丁寧に作られた漫画だなと思いました。

個人的に良かった点は、家の材料が主に木でできていて、全体的に漫画から柔らかい雰囲気を出していたところです。

気になる点

①登場人物が少ない

この漫画には、にゃこ博士、そしてもう一匹しか出てこないので、あと一人ぐらい人間が出ても良かったのではないかなと思いました。

②1巻しか出ていない

もともと2話でおしまいにする予定だと、あとがきに書かれていましたが、もっとこの二人の日常を見たかったです。

あっという間に終わってしまうので、すこし寂しい気持ちになりました。

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おねぇちゃん日和 3(最終)巻 感想

ネタバレ注意


「おねぇちゃん日和」の3巻の感想です。

3巻は主に夏が舞台でした。

芽恵が虫歯になっていましたが、虫歯って痛いというより沁みますよね…。は食後におやつを食べてたから虫歯になったのでしょうけど、芽恵はちゃんと歯磨きして寝たけど、虫歯になったんでしょうね。

私も半年前くらいに虫歯出来て、今年ようやく治療完了したのですが、削るより水で歯の汚れを落とすやつがめっちゃ痛かったです。アレなに?笑

たちが3人でバッティングセンターに行っていましたが、普段運動とかしてないとなかなか打てないですよね。学生の頃行ったことありますが、運動部だったのに一番遅いやつしか打てませんでした…。

クミちゃんの普段着めちゃ可愛いですね!性格に帽子と眼鏡が合ってて良かったです。友達の兄弟とかに会うと、気まずかったりするのですが、クミちゃんはよく一緒に帰っているから大丈夫でしたね。

…というかが一方的に絡みに行っただけな様な気がしなくもないですが。の、クミちゃんを面白がらせようとするところが好きです。こんな子がいたら退屈しなさそう。

芽恵が寝られない回は共感できました。やっぱり寝る前にゲームするのはよくないことなのについついしちゃうんですよね~。なるべくスマホも見たくないのですが、現代の我々には不可能に近いですよね。

ついつい動画を見そうになって、自分に突っ込んじゃうところとか、髪を下したところとか、可愛い芽恵をたくさん見れて良かったです。

母の日で、父が寿司を持って帰ってくれていましたが、芽恵が話してるところを楽しそうだなと眺めている母を見て、ちゃんと親してるなあと思いました。

みんながちゃんとプレゼント渡してるところとかいいですよね。1日遅れくらいは許してあげて…。

水着回では、未来(フッジー)真央(まおっち)の可愛い水着姿が見れましたね!未来はボケ担当でオチをかますのかなと思ったら、水着姿可愛くて悔しかったです笑。

夏祭りではとうとう5人集まりましたね。やはりというか芽恵真央の息はぴったりでしたね。このやり取りをもう少し見たかったです。

最終話では、15話の学びを活かしていたところが面白かったです。

最初のコマのポテチを開けるコマはすごい表現だなと思いました。最初から斬新すぎて読み始めるのが楽しみになりました。

お寿司も美味しそうに描かれていましたね。白黒でしか表現できないのに、ネタも分厚そうに見えてすごかったです。

花火も良かったです。田舎の綺麗な夜空と、白い線で描いた花火がとても綺麗でした。

「おねぇちゃん日和」は、最近読み始めた中で良い漫画を見つけた!と思っていたので、今回で終わってしまうのが非常に惜しく感じました。認知度が少なかったのでしょうか。アニメ化とかもしてほしかったです。

全体的な感想としては、キャラクターがみんな可愛く、話のテンポも良く、ネタのおもしろさも十分だったので、非常におすすめできる漫画です。

1~3巻しかないので、気軽に全巻読めるので、是非すべて読んで見てほしいです。

2巻の感想について