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日常系 漫画

にゃこと博士 レビュー


今回紹介するのは「にゃこと博士」です。

この漫画は「癒し系」「日常系」「」という設定が好きな方にオススメできる作品です。

あるとき女性の「博士」が、猫耳メイドが欲しいと思い、「にゃこ」を作りました。

にゃこは働き者で時々ドジな完璧な猫耳メイドで、色んなことに興味を持ったり、博士のことを親のように思っています。

甘えん坊で恥ずかしがり屋だけど、子猫ながら精いっぱい博士のことを考えて行動するにゃこがとても可愛いです。

博士にゃこが困ったら、色んなものを発明して力になったり、にゃこと同じ立場になって寄り添って考えてあげられるところが、見ていて癒されました。

良かった点

①にゃこと博士の関係がほほえましく癒される

いつも可愛い悩みで困っているにゃこを、冷静な性格の博士がその悩みを解決するのですが、発明してすぐ解決とはならず、二人でその悩みに対して一生懸命になって解決しようとしたり、たまには博士が空回りしたりするのが、見ていて楽しく癒しも与えてくれて良かったです。最終話は少しうるっときました。

②1話の内容が短く、代わりにたくさんの話数がある。

日常系はやはりこの構成が合うなあと思いました。短いといっても内容が薄いわけではなく、一話一話しっかりとしたお話になっていたので読みごたえはありました。

③背景が細かく描かれている

家の窓や壁や床などが、一つ一つのコマにしっかりと描かれていて、とても丁寧に作られた漫画だなと思いました。

個人的に良かった点は、家の材料が主に木でできていて、全体的に漫画から柔らかい雰囲気を出していたところです。

気になる点

①登場人物が少ない

この漫画には、にゃこ博士、そしてもう一匹しか出てこないので、あと一人ぐらい人間が出ても良かったのではないかなと思いました。

②1巻しか出ていない

もともと2話でおしまいにする予定だと、あとがきに書かれていましたが、もっとこの二人の日常を見たかったです。

あっという間に終わってしまうので、すこし寂しい気持ちになりました。

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日常系 漫画

おねぇちゃん日和 1巻 レビュー


今回紹介するのは「おねぇちゃん日和」です。

この漫画は「ほのぼのした日常」「仲の良い姉妹」「ギャグ漫画」という設定が好きな方にオススメできる作品です。

しっかり者の女子中学1年生「夢咲 芽恵」が、マイペースで奇想天外な性格の高校1年生の姉「夢咲 茜」に、日常の中で良くも悪くも振り回されつつ、冷静にツッコミを入れていきます。

なんでもない日常が、二人によって不思議と面白いものになっていました。

ボケ担当のが居るから面白いというよりは、芽恵の二人だからこそ、面白い話になっていると思いました。

面白いボケでもいいツッコミ役が居なければ、ボケが成立しないという事ですね。

夢咲姉妹のお母さんはどうやらボケ担当のようです。の性格は母似だったのですね。芽恵の性格はお父さん似なのでしょうか。

良かった点

①姉妹の仲の良さから生まれる癒しがある

芽恵は、一緒に帰ったり遊んだりするくらい仲が良く、見ていてとても癒されます。

それでいて距離感も近すぎず、あからさまに仲が良いという事を主張してこないところが良かったです。

②関西弁が可愛い

二人とも声を荒げたりしない穏やかな性格だと思いました。落ち着いた関西弁は個人的にとても愛嬌があると思うので、可愛く感じました。

③単発系の話

1話1話がほとんど独立していて、サクッと読めるところが良かったです。

③気楽に読める

登場人物がみんな仲が良いので、変に気を遣うことなく気楽に読めました。

私は、漫画の中でも仲の悪い関係の人物をみると、少し気を張ってしまうので、そのような関係が苦手なタイプの方にはオススメできます。

気になる点

①クセがあるギャグ

日常系漫画の独特のテンポとオチがあるので、楽しく読める人とそうでない方がいらっしゃると思います。

日常系なので、基本的に展開に大きな変化はないと思いますし、胸が熱くなるような、感情を揺さぶられるものを求めている方には向かないかなと思います。

②茜に既視感がある

「おっとり系」で「関西弁」で「姉」のという名前のキャラといったら、某文字読み上げソフトが思い浮かぶのは私だけでしょうか…。

2巻の感想について

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お前、タヌキにならねーか? 1巻 レビュー


今回紹介するのは「お前、タヌキにならねーか?」です。

人間に化けられるタヌキたちが、みんな人間に変化して人間の街に溶け込むため、山にタヌキたちが居なくなってしまいました。

そこで、「こがね丸」というタヌキが、人間でいることにつかれてしまった人をターゲットに、「タヌキにならねーか?」とスカウトします。

こがね丸は、人生につかれて絶望してしまった人や、優しい心を忘れてしまった人たち、両親との問題を抱えている人の前に現れます。

こがね丸は生きることに疲れてしまった人たちには、タヌキに変化させて、「死ぬのが怖い」「水がうまい」などの当たり前の感情を取り戻させ、疲れてしまっていた人間を前向きにさせます。

こがね丸は意図してか、いつもタヌキにした人間を幸せにするため、スカウトされた人間は、最初はタヌキにはなるのですが、その後は人間として幸せに上手く生きていくようになります。

そんな風に、なかなか仲間のタヌキを増やせないながらも、人々を幸せにしていくことも悪くないなと思う、こがね丸が主人公のお話です。

良かった点

①何事も考えすぎてしまってしまうという自分の性格に困っている人にオススメ

人間に化けれるとはいえ、本当はタヌキのこがね丸ですが、彼は自由気ままに生きていて、こがね丸や救われた人を見ていると、人生そんなに思い詰めることないんだなと思わされました。

もちろん、生きていく為にはしなければならないことはありますが、過度に望まず、毎日の幸せを感じる余裕があるくらいに生きるのが一番と思わされ、読んでいて心が軽くなりました。

②心が温まるストーリー

人生に疲れてしまった人を助けたり、家族との幸せを取り戻したりと心温まるお話が沢山あり、幸せでした。

③一つのお話の内容量

基本的に1話で一つの話が終わり(長くても3話)、暗い展開がずーっと続く内容ではなかったのは個人的に良かったです。

一つの話が終わった後、その後の幸せな様子が描かれているのも良い点だと思いました!

気になる点

①こがね丸がタヌキを増やそうとしているようには見えない

みんなが幸せになっているので、あまり気にならないかもしれませんが、このままタヌキが減っていったら、こがね丸たちは大変なことになるのでは?と思いました。

2巻の感想について

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ウマ娘プリティーダービー うまむすめし 1巻 レビュー


今回紹介するのは「ウマ娘プリティーダービー うまむすめし」です。

人間とは似て非なる「ウマ娘」と呼ばれる女の子たちが、料理やお菓子を美味しく食べる漫画です。

基本的に二人組で話が構成されており、アニメやゲームをやったことある人ならニヤリとするような組み合わせになっています。

1話完結で、毎話ごとに新しいウマ娘2人組が登場します。

お手製の料理、学食のカレー、お菓子やジュースなどが主で、実際に買えるものは登場しませんでした。

個人的には、「ウマ娘プリティーダービー Season2」に登場するチーム「カノープス」の漬物の話が好きです。

以前紹介した「ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム」も併せて読んでみて下さい!どちらにも健気で元気なウマ娘「サクラチヨノオー」が登場します!

①たくさんのウマ娘が出てきて嬉しい

1話完結型なので、新しい話ごとに違うウマ娘が登場するので、読んでいて楽しかったです。全24人のウマ娘が登場していました。

②明るくて楽しい話が多かった

シリアスな漫画が苦手な私にとっては、明るい話やちょっといい話の2パターンだったので、気軽に読めて良かったです。

③なにより大切な「ウマ娘が可愛く描かれている」ということ

どのウマ娘も物凄く可愛く描かれていて、読んでいて「やはりウマ娘は最高だな!」と思わされました!

私はグルメ要素も求めていましたが、やはり一番は可愛さを求めていたのでバッチリ心を掴まれました!

気になる点

①もう少し1話ごとの内容を深くしてほしかった

1話完結型でたくさんのウマ娘が見られるのは良かったのですが、その分1話1話が短めになっており、あっさり話が終わってしまったのが少し物足りなかったかな?と感じました。

②軽食が多め

ガッツリとしたグルメ漫画を求めている方にとっては、ライトな食べ物が多いので、思っていたのと違うかも…?となるかも知れません。

2巻の感想について

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【魔女修行】ふらいんぐうぃっち 1巻 レビュー【日常系漫画】


今回紹介するのは「ふらいんぐういっち」です。

新米魔女として修行するために主人公である「木幡真琴」が、使い魔である黒猫の「チト」と共に、横浜から青森県弘前市にある親戚の倉本家へ居候しながら暮らしていくというお話です。

高校へ行きながら、魔女兼学生と両方をこなしていく日常を見ることができます。

同年代の居候先の長男「倉本圭」と小学生の「倉本千夏」に自己紹介しています。

https://alu.jp/series/ふらいんぐうぃっち/crop/aHNhjjef1IUqh8F4AnLJ

猫と話して千夏に危ない人だと思われたり、の同級生「石渡なお」に、箒に乗って空から降りてくるといった常識を逸脱したところを見せて困惑させたり…

https://alu.jp/series/ふらいんぐうぃっち/crop/Zc4n0nZVMf8sf5K2szAz

困惑するなお。眉が下がってて口が開いてるところが面白いですね。「えぇ…?」ってなってますよね笑。

https://alu.jp/series/ふらいんぐうぃっち/crop/Btj6l8eifPStvINp8T4p

この後、当たり前のように丁寧なあいさつをする真琴。常識から外れた存在が常識人だったというジレンマ。

基本的に真琴千夏に対してもそうでしたが、低姿勢で礼儀正しい子という感じです。ただし、少しおっちょこちょいなこともあって、実は魔女ということは家族は親戚以外には喋っちゃダメだったりするのをなおに話してしまったり、ものすごい方向音痴だったり、抜けている所もたくさんあってとても可愛らしい主人公です。

空を飛ぶ以外の魔法も、真琴の姉で優秀な魔法使いと言われている「木幡茜」と少しだけ使ったりしました。で世界中を放浪しており、魔法で急に帰ってきたと思ったら、すぐにどこかへ行ってしまうという台風のような人で、個性的な人物で面白いと思いました。

良かった点

①気楽に読めてかつ退屈しない!

日常系の漫画や気楽に読めてしまう漫画って。大体、途中でなんとなく展開が変わらないまま続いたりしてしまい、少し面白さに欠けてしまうという面があると個人的には思うのですが、この漫画では、魔法という非日常現象も加えていることで、ただ単純な日常を送っているというわけではないということが良いところだと思いました。

②キャラひとりひとりに魅力がある。

真琴、圭、千夏、なお、茜とそれぞれ全く違う魅力を持っており、また、魔法に関わっているか関わってないかで、リアクションや常識が異なっていたりすることが、面白いところだなと思いました。

③やっぱり日常系と言ったら自然!

「のんのんびより」等の日常漫画などもそうですが、やはり、田舎の綺麗な環境で生きていくというのは憧れであり、今の都会の喧騒に疲れた若者には、ぴったりなおすすめ漫画であります!また主役格の真琴や圭の性格もなんだかゆったりしたマイペースな性格で、自分もこういう風に生きられたならなあ…なんて思ってしまいます。

残念な点

①1話完結型

私的には覚えていなくても気楽に読める1話完結型は好きなのですが、続き物が好きな方などには、少々物足りなさがあるかも知れません。また、大事なことなのですが1話で完結してしまうと、次の話が気になる!!といった気持ちにはなりづらいかな?と思いました。

2巻レビューについて(リライト中)

4巻の感想について

↓アニメもやっています!↓

自然音やBGMがとても穏やかで癒しにぴったりでした。