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ざしきわらしと僕 1巻 レビュー|田舎の夏を思い出せる日常系漫画!


今回紹介するのは「ざしきわらしと僕」です。

~あらすじ~

両親の離婚により、小学5年生の「裕貴」は田舎のおばあちゃんの家に住むことになりましたが、その家には裕貴にしか見えない座敷童がいて…?

良かった点

①懐かしい感覚を味わえる

小学生のお話なので、自分が子どもの頃にも同じような経験があったなみたいに共感できる場面が色々あって面白かったです。

実際に住んだことはありませんが、本当の田舎の雰囲気を味わえて懐かしい気持ちにさせてくれました。田舎って自然がいっぱいで癒されますよね。

②可愛い妖怪たち

座敷童の他にも色々な妖怪が出てくるのですが、どれも小さめで可愛く、人に害をなさない妖怪がほとんどなので、安心して読めました。

一番可愛いのはやはりメインキャラクターの座敷童でした。こんな陽気な優しい妖怪が私の家にも居たらなぁ…なんて思うほど癒されます。

気になる点

①暗い要素もある可能性

引っ越してきた理由が”両親の離婚”なので、1巻時点では明るく平和なお話ですが、後半に連れて少しシリアス目な内容が出てくる可能性があります。(今後最終巻までレビューします)

ところどころ軽めではありますが、裕貴の苦労していた過去が出てくるので、完全に平和な日常物語ではないことに注意してください。

~おすすめ度~

★★★☆☆(3/5)

一風変わった日常漫画を読みたい方にオススメできる作品です。主人公の裕貴は普通の性格なので、主人公に感情移入できないというケースは少ないと思われます。裕貴座敷童以外にも魅力的なキャラクターがたくさんいるので、是非読んでみください。

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コンビニ夜勤のあくまちゃん 最終巻 感想|癒されるお仕事漫画!?

ネタバレ注意


「コンビニ夜勤のあくまちゃん」の3巻の感想です。

~テーマ紹介~

今回は最終巻ということもあり、イベントや大きく物語が進みます。

~今回の内容~

恵方巻を他店舗より一番販売できればなんと「ハワイ旅行」に行けることに!果たしてアルール達はたくさんの恵方巻を売りさばくことが出来るのでしょうか?

夜勤明けで年一の健康診断に行くことになったアルール達ですが、夜勤という不規則な生活リズムを送っている店員達の健康状態はどうなっているのでしょうか…等々!

~総評~

おすすめ度:★★★★☆(4/5)

この作品は夜勤で働いている方に刺さる作品だと思います。実際に夜勤をしている時の大変さを暗すぎず重すぎずに紹介しているので、楽しみながら共感出来て面白かったです。

キャラクターもメインの子はみんな可愛く性格も良かったので、思わず応援したくなるような気持ちになりました。特に光野ちゃんは辛い過去がありながらも、大学に通うために夜勤バイトを笑顔で頑張っているところが推したくなるポイントでした。

主人公のアルールは無鉄砲なところはありますが、接客態度などが素晴らしく、(悪魔なのに)思いやりも充分あり、頑張り屋さんなところがとても愛らしくて魅力的なキャラクターでした。やはり主人公が魅力的なことは良い作品になる為の前提条件だと思うので、その点はバッチリでした。

登場キャラクターが全員魅力的だったので、メンバーをそのままにして、違う業種の夜勤バイトのお話も作ってほしいなと思いました。私と同じ夜勤の警備員をアルール達がやったらどうなるのかとか気になります!

都会のコンビニバイトという、客数も多くノルマなども過酷な中、店長と店員達がみんなで力を合わせて業務をこなしているところも、読んでいると前向きな気持ちに慣れて良かったです。

全3巻ということもあり、最終巻で急に物語が進んでしまいましたが、一年間の業務を丁度紹介出来ていたと思うので、コンビニバイトをテーマにした作品としては満足のいく内容量だったのかなと思います。

個人的にはすごく好みでしたが、斬新なテーマの作品だったので、どういうお話の進め方をするのだろうと思っていましたが、4コマ作品という軽く読みやすい形だったので快適に読み進めることが出来ました。

夜勤のお仕事をされていて、疲れて重い漫画は読めないけど、癒されたい、という方にはおすすめできる作品でした!

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コンビニ夜勤のあくまちゃん 2巻 感想|みんなが休みの時も働いている方にオススメ!

ネタバレ注意


「コンビニ夜勤のあくまちゃん」の2巻の感想です。

~テーマ紹介~

今回は花火大会や大晦日など、季節のイベントの日に働いている様子が見られます。

~今回の内容~

初めての一人勤務、天使の登場、ついに多田ちゃんが休暇を取れたり…!

他には冒頭に各キャラクターの履歴書(プロフィール)が乗っており、キャラクターについて知ることが出来ます。

~感想~

初めて一人勤務をすることになったアルールですが、搬入・品出し・接客などたくさんの業務があって大変そうでしたね。

私がアルバイトを探していた時、深夜のコンビニは楽な方だと聞いたことがありますが、それは田舎限定のお話だったのでしょうか。私も仕事が夜勤なので夜のコンビニや早朝にコンビニを利用しますが、そこそこお客さんが来るイメージなので、なんだかんだで休憩できる時間がなさそうで大変そうなイメージがあります。

アルールも初めての一人勤務で大変なのに、お客さんに「仕事頑張るのだ」と励ませられるのはすごく思いやりがある子ですよね。とても悪魔とは思えない優しさですが、この世界の一般的な悪魔はどういう感じなのでしょうか。アルールが特別優しいだけなのでしょうか。

朝勤務の人が一人勤務になってしまった時も、残業して手伝ってあげるアルールは悪魔ではなく天使ですね。

そして実際に大天使「エリエル」が登場しましたが、こちらは人間の常識に全く当てはまらない暴れ者でしたね。

アルールと違い100万円を持った状態で人間界に来ましたが、現金の重要さを知らなかったため、道行く人に配ってしまったというとんでもないことに…。

光野ちゃんにお金を借りながら働くことになっていましたが、パチンコの存在を教えられたエリエルはギャンブル依存症みたいになってしまいましたね。これ天界に帰ったら治るんでしょうか?

無遅刻無欠席皆勤賞で出勤していたり、クリスマスや大晦日もアルールは出勤していましたね。一応魔界に帰ることもできましたが、すぐにヘルプが入り人間界に戻っていました。

私も毎年クリスマスや大晦日・お正月は出勤しているので親近感が湧きました。クリスマスはコンビニの売れ残ったチキンを休憩時間に食べるのが楽しみで、お正月は仮眠時間にお正月のお笑い番組を見るのが楽しみなんですよね。もう5年以上家でお正月を過ごしていない気がしますね。

アルールの父親はとても意外な姿をしていて驚きました。母親はなんだか光野ちゃんに似ていましたね笑。「人間界が辛くないか?」と聞かれた時のアルールの返答がとてもアルールらしくて良いなと思いました。

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コンビニ夜勤のあくまちゃん 1巻 レビュー|実際に夜勤で働く人におススメできる一冊!


今回紹介するのは「コンビニ夜勤のあくまちゃん」です。

~あらすじ~

悪魔「アルール」は魔王復活のために必要な”人間の負の感情から出る「陰エナジー」”を集めるためにしもべの「イレイナ」とともに人間界に降り立ちます。しかし、何の準備もしていなかったアルールは路頭に迷ってしまいます。人間界で生き残るために過酷な夜勤コンビニバイトをしながらエナジーを集めていくというお話です。

良かった点

①大変だけど頑張っている

コンビニバイトというのは覚えることがたくさんあるし、接客業だから変なお客さんに強く当たられることもある大変なお仕事だと思うのですが、その中でアルールは慣れないながらも一生懸命働いていて、その姿を見ると自分も仕事頑張らなきゃなという前向きな気持ちにさせてくれました。

また私自身が夜勤で働いているので、夜働いて朝に寝るという内容はとても親近感があって面白かったです。この漫画のタイトルに「夜勤」という珍しいワードが入っていたのでずっと気になってはいたんですよね。

②キャラクターが可愛い

日常系の中でもトップクラスの可愛いキャラクターデザインだと思います。個人的に一番好きなのは「光野」ちゃんです。大学の費用を稼ぐために働いているという真面目な女の子で、ふわふわした雰囲気がとっても愛らしいです。

新しい店長「多田」さんも柔らかい雰囲気で優しい可愛い人です。しかし振られている仕事量が半端じゃないらしく、連続勤務時間が100時間を超えるというブラック環境に身を置いています。幸せになってほしい…。

気になる点

①労働の辛さ

時々ですがお話によっては、働いているときの辛さを思い出すような内容が出てくるため、普段からガッツリ働いていて日常系漫画で癒されたい…という方は注意が必要です。

日常系漫画ではあるのですが、ほのぼのとしたライフスタイルではなく、結構過酷な環境で過ごしていますからね…。

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はるみねーしょん 最終巻 感想|留学期間終了でついにお別れの時がくる…!

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「はるみねーしょん」の8巻の感想です。

~今回の内容~

いつも通りなんでもない会話を平和に続けています。新しい転校生にはるみが学校を案内したりも。はるみの飼っている猫も登場しますが、地球の猫にはない能力がありました。

そして留学期間が終わり、ついにはるみは地元の星へと帰らなければならなくなりました。

~ここ好きポイント~

”電子細野はるみ”のあらかじめセリフを書いた自撮りを作っておいて、会話に応じて写真を出していくという斬新な発想が面白かったです。

普通の表情で「まじで」と言われるのは、ちょっと笑っちゃいますね。他には「すげぇ」とかも追加されていくのでしょうか。

~総評~

初期オススメ度:★★★☆☆(3/5)

→読破後おすすめ度:★★★★☆(4/5)

最初はこの作品の独特なペースに慣れず、面白いけど少し飽きがくるという印象だったのですが、読み続けていくうちにその独特のペースが自分の中にスッと馴染んできて、あっという間に1冊読み終えてしまうという感じになりました。

読み続けていくと、はるみ達に愛着が湧くようになり、3人の仲が良い場面が出てくると「てぇてぇ…!」と感じるようになりました。

またこの作品のキャラクターデザインはかなり簡略化されたもので、最初は受け付けにくい方もいらっしゃると思うのですが、これも慣れていくうちに逆に良さに変わっていくので、絵が好きじゃないという方にはあきらめず読み進めて欲しいなと思いました。

日常ギャグ漫画の中ではネタがかなり細かく、場面や展開とは裏腹にかなり考えられていると思うので、感心する内容でした。

価格は少し高めですが、楽天ブックスなどではセールをやっていることもあるので、その期間に購入されてみることをお勧めします。3巻くらいはとりあえず買ってみたほうが良いと思います。

7巻の感想について

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