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ニコラのおゆるり魔界紀行 3巻 感想

ネタバレ注意


3巻では、相変わらず二人が協力しているところが見られます。

ドレス姿のニコラ可愛いですよね。悪魔族に引けを取らない可愛さです!

ロゼッタは可愛くてお淑やかだけど、強かな女の子になりましたね。将来が楽しみです笑。ぬいぐるみのメアリーが武器になっていたのは、メアリーで殴っているというよりは、メアリー「が」殴っているというイメージなのでしょうか。

ニコラロゼッタは二人で危険を乗り越えたので、よりいっそう仲良しになったように見えますね!

サイモンニコラがあった時のお話でしたが、ニコラが魔界にいる理由は帰れないという事情もあったのですね。サイモンは元の世界に帰るように心配してくれたりと、最初からニコラに優しかったんですね。

サイモンのように騙されてお守りを買ってしまう人って多そうですよね。たぶん私も引っかかってしまいそうです。本当にありがたいお守りがあるから見極めが難しいですよね。

占い師の正体がニコラだとわかっても、真剣に占いを受けてあげるサイモンがすごい優しいなと思いました。運勢が悪いわけがないとサイモンを占ったニコラも優しかったので、この二人は本当にお互いを思いやって生きてるなと思いますね。

霊媒師が言っていましたが、やはりニコラのお母さんは生きているんですね!前回の感想でも言いましたが、はたして人間の姿で生きているのでしょうか?

ニコラのために全力でクスターを追いかけたサイモンに感動しました。行き倒れたところを助けてあげて、ニコラのお母さんの情報を手に入れるためには怪我すら厭わないという献身さ…。

サイモンが同じようにお父さんに拾われ助けられたという事情があるのが分かりますが、ここまで本気で助けようとするのは他にも理由があるのではないでしょうか?例えばサイモンの母親のこととか…。

ブルーノが二人に危ないだろと注意していたところが可愛かったです。ニコラが人間と分かって「よく今まで捕まらずに頑張ったな」と言ったところも、ブルーノの頼もしさの中の優しさを感じて、とてもキュンときました!

人間の隠れ里についた3人!次巻が早く読みたいです!!

2巻の感想について

最終巻の感想について

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ニコラのおゆるり魔界紀行 2巻 感想

ネタバレ注意


2巻では、ニコラの母親についてのお話が出てきます。

今回は珍しくお金儲けが目的ではないサイモンでしたが、なんだかんだいつもニコラが居ると、最終的には人のために色々たすけてあげてますよね笑。

ニコラがミイラの腕を探しているうちに「ミイラ娘」と町の人々に呼ばれていたのが面白かったです。やっぱりこの漫画の魔界の住人たちはよく見ると友好的な温厚な種族が多いですね。温かい雰囲気が感じられて良いと思います。

サイモンは美人好きなのでしょうか。ミリに惹かれてチーチャ村に滞在することにしましたね。悪魔族は美男美女が多いらしいですから、珍しくもないような気がするのですが、その中でも好みだったのでしょうか。

純粋な人ほどプラシーボ効果ってかかりやすそうなイメージですよね。とするとやっぱり一巻でニコラが言っていたように悪魔だからと言って悪い人と考えるのは早計でしたね。純粋で良い悪魔もいるということですね。

山賊からニコラを身を挺して守ったサイモン。彼はなぜそこまでニコラのことを大切にするのでしょうか。普段の性格からして何か理由がありそうですが、優しいところもたくさんあるので単なる善意ということも…?

ブルーノは優しくカッコ良かったですね!ポぺ族にはとても親近感を覚えるので、こういったキャラがいることは素直にうれしいです。最後ニコラを見ていた時、笑顔だったのがとても心温まりました。

サイモンもお父さんに赤ちゃんの時に拾われたのですね。そのやさしさの恩返しからニコラを大切にしているのでしょうか?

祖父と孫のような関係を見れてとても良かったです。特に今はニコラは親的な存在が居なくて一人なので、親のような存在ができたことは喜ばしいですね。

グイネ町のみんながサイモンたちに協力してくれてたように、本当に良い住民ばかりだなと思いますよね。サイモンへ手紙を出したおじいさんも粋で良いキャラでした。

ズモモ族の村へ行くようにサイモンのお父さんが言ったのは、ニコラの母のことになんとなく心当たりがあったからなのでしょうか。ニコラがお母さんに会いたいといったのを聞いて、ちゃんと聞いてあげられるサイモンは本当にいい子です涙。

最後、やはりニコラのお母さんは魔界に来ていたのですね!実は生きていた…とか死んで魔族になって生きていたとかないですかね…?

1巻レビューについて

3巻の感想について

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ニコラのおゆるり魔界紀行 1巻 レビュー


今回紹介するのは「ニコラのおゆるり魔界紀行」です。

この漫画は「魔界」「魔法」「」「パートナー」「平和」という設定が好きな方におススメできる作品です。

小さな魔女「ニコラ」は、魔界に来ましたが行き倒れてしまいました。そこを悪魔族の「サイモン」に助けられ、一緒に旅をすることになりました。

ニコラが元居た世界では魔法が禁止されており、ニコラのおばあちゃんは魔女でしたが、何らかの理由でニコラには魔法を教えなかったので、ニコラは魔法を使えませんでした。

唯一使えるのは、何もないところから花を出せるという魔法でした。

魔界では「魔界生物取締法」という法律があり、人間はどうやら捕まってしまうようでした。(厳密には書かれていませんでしたが)

サイモンは行商人で魔界各地を旅し、売れるものを見つけたり、商売をしたりします。

ニコラは優しく無鉄砲な性格なので、サイモンニコラが人間だということをバレないようにするために苦労をしながら旅を続けていくというお話です。

時にはニコラに助けられることもあったり…。

良かった点

①独特な世界観

魔界」と言っても色々な世界が想像できますが、この漫画の魔界は多種多様な種族が居て、基本的に会話可能な種族がほとんどで、1巻の時点では無秩序的で攻撃的な害のある存在が居ないという、平和な魔界という斬新な設定が面白かったです。

②色々な街や建物が出てくる

魔界の宿や店、様々な街など面白い要素がどんどん出てくるので、読んでいていろんなものに興味が持てました。

③愛嬌のあるキャラクター

ニコラサイモンはもちろん妖精や魔界の住人たちは、チャーミングで微笑ましくなる容姿をしています。とても癒し効果のあるキャラクターデザインだと思いました。

④旅のそのあと

お話が終わった後、各話ごとに後日談のようなものがあるのですが、どれも心温まるお話で良かったです。

気になる点

①人を選ぶキャラクターデザイン

個人的には好みな絵だったので気になりませんでしたが、今風の定番の絵からは少し外れているので、絵を重視している方はお試しで読めるところを探して、見てみてから購入することを推奨します。

2巻の感想について

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ウェスタの台所 -忘れた僕の世界ごはん- 1巻 レビュー


今回紹介するのは「ウェスタの台所 -忘れた僕の世界ごはん- 1巻 レビュー」です。

この漫画は「エスニック料理」「グルメ」「記憶喪失」「超能力」「バトル要素あり?」という設定が好きな方におススメできる作品です。

祖母「成田光子」の下宿の管理人を任せされている「成田夏純」は、友人の「杉崎凪」が居るスパイス料理店から帰ると、家の庭に雨に濡れている裸足の謎の少年が居ました。

夏純は警察に追われていたその少年を下宿で保護することにしました。

下宿には既に様々な国の入居者が居て、彼らは夏純にとって大切な家族でした。

その入居者たちに保護した少年のことを紹介するのですが、少年は記憶喪失で名前すら覚えていなかったので、イタリア国籍のアルフォンソ・ノーチェスアルファー夏純に少年の名前を付けたら?と言い出し、夏純は少年を「春(はる)」と名付けました。

夏純が記憶を取り戻せるきっかけを作るために、得意の「世界の料理」を作ることにしました。(春が食べたことがある料理を判明させることで、故郷を特定するため)

記憶について話しているとは様々な国の言語を話すことができることが判明し、さらには物を浮かせたりすることができる超能力者であることが分かりました。

自分を心配してくれる夏純と癖はあるけど優しい入居者たちとともに、が自分の記憶を取り戻せるように生活していくというのがあらすじです。

1巻時点では比較的日常的な漫画だと思いましたが、どうやら2巻では超能力バトルもあるようなので、純粋なグルメ漫画を求めている人は注意がいるかもしれません。

良かった点

①各国の料理の知識が漫画を読むだけで得られる

色々な国の料理の”作り方””起源や由来”が説明されていて、特に”作り方”に関しては結構詳しく書かれているので、とても勉強になりました。

②アートワークの出来の良さ

キャラの個性が身長や肌色などでよくかき分けられていて、特に女性キャラがみんな可愛かったのが良かったです。お気に入りは誰と言われても選べないくらいでした。

料理に関しては、細かく丁寧にかつほぼ2色しか使えないにもかかわらず、とてもおいしそうに描かれていました。個人的に読んだ漫画の中では最上位に位置するかもしれません。

③設定の面白さ

どうやらは超能力組織のエースのようで、記憶を一時的に取り戻すとかなりの強キャラになるみたいです(次巻予告から)。

平和な日常を送っているキャラが実は最強だったという設定は、個人的にはかなり好みなので、この先が楽しみです。

気になる点

①純粋なグルメ漫画ではなかった

前にも書きましたが、「超能力」「バトル要素」があるようなので、完全な日常系グルメ漫画を読みたい人にとっては、求めているものと違うと思うかもしれません。

2巻の感想について

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魔女のスープ 1巻 レビュー


今回紹介するのは「魔女のスープ」です。

この漫画は「魔女」「魔界」という設定が好きな方におススメできる作品です。

魔界の民は魔力の源泉である「魔界樹」が朽ちそうになっている為、地上の人間を排除して、新たに地上に魔界樹を移し替えるという計画を立てていました。

魔界で”偉大なる魔女”と呼ばれる「エルド・エルフレイム」は、自分の家に代々受け継がれている2000種類の人間を虜にする「毒入りスープ」によって、人間を皆殺しにすることにしました。

エルエルは人間の嗜好を学ぶため、「学校」に生徒として潜入します。

スープ専門店「ウィッチクラフト」を開いて、人間達に毒入りスープを食べさせるのですが、「まずい」と言われて捨てられてしまいます。

そんな中、よく不良と喧嘩している「剣崎」という男子に「フレンチオニオンスープ」を振る舞われ、それが美味しかったので、エルエル剣崎にスープの作り方を教えるように指示します。

剣崎は偉そうにするエルエルを追い出したのですが、それ以降エルエル剣崎にスープの作り方を教えるように迫るようになるのでした。

良かった点

①主人公であるエルエルが可愛い

キャラクターデザインがとても可愛く、性格は偉そうなのですが、体格がちっちゃいので見ていて微笑ましい気分になる良いキャラクターでした。

②キャラクターの表情が豊富

喜んだり怒ったりする以外に、繊細な感情が表情に出ていて、見ていてとても楽しかったです。

気になる点

①グルメ要素が少ない

グルメ漫画だと思うのですが、1巻では剣崎の喧嘩や過去ストーリーが主な内容のように感じました。

2巻の感想について