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広がる地図とホウキ星 最終巻 感想|個人的にオススメなファンタジー短編作品!

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「広がる地図とホウキ星」の2巻の感想です。

~あらすじ~

夏季休暇に入り、リン達はヴェリの実家がある”サンドリア”へ船で向かい、到着しました。

~今回の内容~

ホウキに乗りながらラクロスをする”ブルクス部”の見学、助っ人なんかもやったりします。体育祭や大掃除など季節のイベントのお話がたくさん出てきます。

大掃除の中で遊んでいたら不思議な腕輪に出会い…?

~総評~

この作品は全体的に柔らかい雰囲気で、可愛らしい女の子が平和な魔法学校で課題をこなしていくというのが主な内容でした。

課題内容はファンタジー要素が含まれていて、現実には存在しない面白い設定がたくさん盛り込まれていたので、読んでいて面白かったです。

メインの3人はとても仲が良く、どんな時でも協力し合いお互いを想いやる姿勢に心温まりました。また3人とも家族に愛されていて、リン達も家族が大好きな点が癒されました。

ギャグ要素もところどころありましたが、物語の雰囲気を崩さない、キャラクターのお茶目な一面を見せてくれるような可愛らしいもので微笑ましかったです。

全2巻という短さだったので最後の急展開と終わり方には少々戸惑いましたが、この作品を呼んでよかったなという満足感は十分得られました。

この作品を一言で言い表すと「不思議な世界観のちょっと笑える癒しの作品」と言ったところでしょうか。

個人的なファンタジー漫画ではかなり好みの雰囲気の漫画でしたので、私の今までレビューしている日常系漫画が面白かったという方にはおすすめできる作品でした。

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広がる地図とホウキ星 1巻 レビュー|温かい気持ちになれる癒し系漫画!


今回紹介するのは「広がる地図とホウキ星」です。

~あらすじ~

元気で明るい女の子「リン」は、一人前の魔法使いになる為に魔法学校に通うことになりました。母から教わった色々な基礎魔法を使いながら、リンは友達の「ゼルダ」と「ヴェリ」と一緒に、魔法学校の課題をこなしていくというお話です。

良かった点

①世界観や設定の良さ

魔法を使うとお腹が減ったり眠くなるという設定など、可愛い設定がたくさんあってほっこりしました。

リン達は基本人助けに魔法を使っていたので、温かい気持ちにもなれました。ホウキで飛んで配達をするなど、某映画作品を思い出させるような平和な使い方がほとんどです。

学園では、自分の魔法をどう社会に生かせるかを探す目的もあるようです。

②癒されるギャグ要素

結構色んなところにギャグ要素が散りばめられていますが、あっさりとはしているものの、クスッとくる様な面白さがあって気軽に笑える良い作品だと思いました。

内容のほとんどから善意を感じられて、誰も傷つけない笑いというのがポイント高かったです。

気になる点

①少し背景が薄い

全体的に背景が薄く、読むのに少し目が疲れました。4コマ形式なので一つ一つのコマが小さいのも影響していると思われます。

~おすすめ度~

★★★★☆(4/5)

ほのぼのファンタジー+日常系の漫画が好きな方におすすめできる作品です。「ふらいんぐうぃっち」という作品に雰囲気とジャンルが近いと思いました。

気軽に読める漫画を探している人には、満足できる内容だと思います。

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ヨツコト 2巻(最終巻) 感想 |衝撃の秘密と感動の展開!

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「ヨツコト」の2巻の感想です。

~あらすじ~

前回はルーベルの力を借りて、モリスレンが今どうしているかを水晶に映してもらいました。

~今回の内容~

モリスレンがいた場所についてやコトワリの正体、他の友人に会いに行くなど色々な話がありましたが、最後はまさかの展開でした。

~感想~

ヨツキモリスレンコトワリに大切に思われているのが伝わってきましたね。「メルタック」の実力を見ると魔法教会には、モリスレン以外にも強力な魔法の使い手がいるみたいですね。

ヨツキはついに「ヤー」に乗ることが出来ましたが、ヤーものすごく可愛いですね。ヤーの枕とかでないかなぁ…。

残り3人の友人の中にも変わり者がいましたが、常識人と変わり者が半々でしたね。友人自慢じゃなくて教え子自慢がしたかったとありましたが、ヨツキだけでなくコトワリも嬉しそうにしていたのが印象的でした。

~総評~

やはり全2巻ということでお話のボリュームは少なかったですが、良くまとめられていて、あまり急展開を感じなかったです。少し謎が残った部分もありましたが、綺麗な終わり方をしていたので、そこもあまり気にならなかったです。

魔法の設定が面白く、こんな発想があるんだなと感心させられました。ぜひどんな魔法か見てみて欲しいです。

1巻がギャグ寄りでしたが、2巻は最終巻ということもあり、ほとんどシリアスな内容でしたね。弟子二人の可愛さのおかげで心が癒されるので良いバランスではありました。

~こんな人向け~

可愛いキャラが大好きで悪人が出ずに、心温まるお話を読みたいという方にオススメできる作品でした。楽天koboならたまにセールもやっているのでその時に買うと良いかもしれません。

2冊しかないのですぐに読み終わっちゃいますが、満足感はしっかりあったので、是非読んでみてください!

1巻レビューについて

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ヨツコト 1巻 レビュー |不思議な世界観と落ち着いた笑いが魅力の一冊


今回紹介するのは「ヨツコト」です。

~あらすじ~

凄腕の魔法使い「モリスレン」には、「コトワリ」という弟子(付き人)とコトワリの妹弟子の「ヨツキ」が居ました。

ある日突然モリスレンが姿を消してしまったので、以前モリスレンから預かっていた「50日過ぎても私が戻らない時は6人の私の友人を訪ねてくれ」という言伝通りに、モリスレンの友人に会うため旅に出ることにしました。

しっかり者で身体能力がものすごく高いコトワリと、ほんわかしていてちょっとドジな面もあるけど実は師匠より強い魔力を持っているヨツキの絶妙なバランスが取れたコンビが面白おかしく旅をしていくというお話です。

良かった点

①ギャグ要素

この漫画の面白い所は少し癖がありますが、日常系の作品にある落ち着いたボケをそれよりも少し上のテンションでツッコむという感じで、具体的に「のんのんびより」や「ゆるキャン△」、「ダンジョン飯」などを楽しんで読める方にはおすすめできるかな、と思います。

個人的にはツッコミが的確で、ボケ(ギャグ要素)も行き過ぎたものでなく、話にうまく沿って出てきているので、読んでいてとても面白かったです。

②可愛らしい世界観とファンタジー要素が上手く混ざっている

きのこの家や架空の可愛い動物などが出てきて、とても癒される要素がある反面、冒険者ギルドや強力な魔法が出てきて、良い感じに緩急があり、読んでいてマンネリ化することがありませんでした。

世界観も比較的うまく統一されている方で、この作品の世界のことをもっと知りたい!と思えるような良さがありました。

気になる点

①コトワリの強さ

野宿、戦闘、路銀稼ぎなど、旅の苦難をすべてコトワリが何とかしてしまうので、能力面の成長というより、人としての成長を扱っている作品なんだと感じました。

なので、二人が強力な力を持っているからと言って、それで無双するわけではなく、あくまでもモリスレンを探すために使っていくという話なので、戦闘シーンや派手なシーンは少なめです。

②作品全体のボリューム

実はこの作品は全2巻であり、長く続く作品を望んでいる方は注意が必要です。個人的にも不思議で面白い要素がたくさんあったので、もっと色々なお話が見たかったなと思いました。

~おすすめ度~

おすすめ度:★★★☆☆(3.5/5)

素敵なファンタジーの世界観と落ち着いたギャグ要素が好きな方にオススメできる作品だと思いました。可愛らしく魅力的なキャラクターもおり、作画も良かったです。日常系に近いのですが、一応暗めなお話もあるので、平和なのほほんとしたお話が読みたい方は注意が必要です。

2巻の感想について

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凶乱令嬢ニア・リストン 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 6巻 感想

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「凶乱令嬢ニア・リストン 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録」の6巻の感想です。

~あらすじ~

前回はヴァンドルージュからセドーニ商会が借りた、最新型の船を空賊に狙われて待ち伏せされていました。ニアは逆にこちらが船や財宝も奪ってやりましょうと提案していましたね。

~今回の内容~

空賊たちとの戦闘、ニアたちは武闘大会を開く資金をどれほど稼げたのか、天破流と「脚龍」についてのお話など、迫力があるシーンと不明だった敵の正体がどんどん明らかになっていきます。

~感想~

ニアは外見は子どもですが、中身は英雄なので、やはり一般人とは違う狂気のようなものが感じられましたね。人を殺すことにためらいがない少女なんて、個人的にはそこら辺の大男とかより恐ろしく感じます。

武闘大会も開催できるようになりましたが、まさかこんな短期間で10億クラム稼ぐとは思いませんでしたよね。マフィアは数百億クラムほど持っているようですが、それでも10億クラムって、円と同じくらいの価値がありそうですよね。

ところでリストン家を救うためにはいくら必要なのでしょうか?冒険者業だけで普通に財政を賄えそうですよね。今はお金より魔法映像を普及する楽しさも堪能しているというところなのでしょうか。

ガンドルフアンゼルの成長具合も見れましたね。現段階でも大分強くなっているのに、まだニアには全然届かないようなのですが、一体ニアのいる高みはどれほどなのでしょうか?

次巻では、天破流との関係がどうなるのか楽しみですね!

5巻の感想について

7巻の感想について

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