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探鉱ドワーフめしをくう。 2巻 感想 |素直で可愛い主人公!

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「探鉱ドワーフめしをくう。」の2巻の感想です。

~あらすじ~

命の危険はありましたが、なんとかシロと魔石を見つけ、売却してお金に余裕ができたルチルは、願いを叶える魔石に何をお願いするか迷っていました。

~今回の内容~

シロの妹「リリィ」と出会ったり、ルチルは「ハロルド(ニセ監督)」の紹介で、お試しで企業で働くことにしてみました。

~感想~

今回も幸せそうなルチルがたくさん見られて良かったです。

前回の魔石の売り上げは、シロと60万マルトを分け合ったのでしたね。今までのルチルはお金が全くなくて、土を食べていたという話でしたから大成長ですね。

ぷにぷにルチル、ほっぺムニムニしたいです笑。お金が減っていくことでご飯が美味しく食べられなくなってきたと言っていましたが、その気持ちすごく良く分かります!

私もたまに焼肉やちょっとお高い料理を食べたりすると、値段が気になってじっくり食べられない時があります。なので自分へのご褒美の時はスシローとかに行って、1000円ほど食べて帰るのが一番満足度が高いです(一食分の中ではかなり高めですが)。

この世界の物価はどれくらいなのでしょうか?お話の中で何々がいくらするという基準が出てこないので、30万マルトでどれくらいの期間食べていけるのかが気になりました。

ルチルといると、ラリマーシロミズメもみんな笑顔になっていましたよね。素直で明るくてご飯が大好きな、生きることに前向きなところがみんなを笑顔にしてくれるのでしょうか。

ルチルは自分の願い事を決めることができましたが、すごく可愛いものでしたね。ルチルらしくて良いなと思いました。自分だけじゃなくて、周りのみんなも幸せになってほしいという思いも持っているところが、本当に優しい子だなと感心させられました。

次回、最高の魔石道具を手に入れるために、ルチルはドワーフの国に行くことになりましたが、一体どんな試練…、美味しいご馳走が待っているのでしょうか!すごく楽しみです!

~食べてみたい料理~

一番食べてみたいのは、”喫茶Gentianの山プリン“ですね!

プリンは緑と茶色とルチルが言っていたので、プリン部分が抹茶味で、カラメルは普通の味なんですかね?

抹茶はあまり好きではないのですが、ルチルが美味しそうに食べているのを見ると食べたくなりますね。

高いスイーツをお店で食べるとあっという間になくなってしまいますよね。ルチルも山の中を想像している間に食べてしまっていましたが、ある意味その瞬間が幸せすぎて短く感じるのかもしれませんね。

~気になる伏線~

ダークエルフの「ミズメ」はいったい何者なのでしょうか?ルチルの名前を知っていたのは、おそらくシロから聞いたのだと思いますが、何をどこまで知っているのかすごく気になりますね!

ルチルの魔石が何か特別なもののような素振りを見せていましたが、確かあれはルチルが最初に自分の坑道で見つけたものだったはずなので、鑑定はしてもらっていませんよね。実は願いを叶える魔石とも共鳴してくれたりするのでしょうか…?

~この巻の見どころ~

今回もファンタジックで美味しそうな料理がいっぱい出てきます。料理ができる人なら、再現してみるのも良いかもしれませんね。そういうわけでこの間の見どころは多彩な料理でした!

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3巻の感想について

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断罪されたダメ王子、拾いました。 4巻 感想 |私の推しはあなた!?

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「断罪されたダメ王子、拾いました。」の4巻の感想です。

~あらすじ~

エマキオから王宮の侍女として働いてみないか、と言われたのでした。

~今回の内容~

侍女として少しの間楽しく暮らすも、キオの策略により帰れなくなってしまったエマ。

そしてその後なんとか宿屋に戻ったエマは、今まで隠していたことをクルヒに話しました。

~感想~

やはりキオクルヒからエマを引き離そうとしていたんですね。ほとんどの読者の方々は「あ、これはエマが閉じ込められるだろうな」と思っていたと思いますが笑。

クルヒの婚約者だった「ミディ」も登場しましたが、私が持っていたイメージと違いました。私が持っていたミディに対するイメージは、”感情が薄く何にも興味がない女性”でしたが、実際は従者を大切に考えたり、子供が好きな明るさもある女性でしたね。

ミディはとても優しく聡明な女性でしたが、クルヒは何故浮気をしてしまったのでしょうか。今のクルヒや過去の話を考えると、そんなに無茶苦茶なことはしなさそうなんですが…?

ミディが言っていた通り、本来のクルヒは「太陽の王子」という愛称が似合う、明るく元気な王子だったはずなのでしょうが、母親を亡くした時、なぜここまで変わってしまったのでしょうか?

確かに幼少期に母親をなくしてしまうことはすごく辛いことですよね。これまでの話を聞いている限り、父親である国王の対応に問題があったように思えますね。ここから先の事情はまだ情報が足りなくて、まだ考察できないですね…。

エマはついにクルヒに「あなたが推しだ」ということを伝えましたが、クルヒは悪い方向に捉えず、信頼してくれましたね。これまでの生活でエマクルヒは充分良好な関係を築き上げてきましたから、それが実っていてよかったです。

エマクルヒマリカルの事情を聞いているので、最早この問題の中心人物に加えられたといっても過言ではなくなりましたね。

クルヒキオマリカルエマ、そしてミディといて、キオだけが心の内を明かしていません。一体何を考えてこの追放計画を立てたのでしょうか。

~推しポイント・好きな場面~

王宮の侍女の格好をしたエマがとっても可愛かったです。もともとエマは美人さんだと思っていましたが、いつもと違う格好をするとさらに可愛く見えますね。

次は王宮の貴族たちが着るような豪華なドレスを着てみてほしいですね!

~気になる伏線~

キオの従者は、村のみんなに向かって「今までと同じ暮らしを送れると思うな」と言っていましたが、何をするつもりなのでしょうか。どうも独断で行き過ぎた行動をしているように思えるので、キオに手遅れになる前に止めてほしいものですね。

エマが母親から受け継いだ宿屋をめちゃくちゃにされなければよいのですが…。

~この巻の見どころ~

エマクルヒが本当のことを話し合っているところが見どころだと思います。この先はお互い事情が分かったうえで一緒に働いていくのだと思うのですが、やりやすくなるのか、はたまたその逆か気になりますね。

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断罪されたダメ王子、拾いました。 3巻 感想|兄弟の秘密が明らかに…?

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「断罪されたダメ王子、拾いました。」の3巻の感想です。

~あらすじ~

エマは、クルヒナギのために夏季休暇を作り、3人で海に行くことにしました。

~今回の内容~

クルヒが初めて海を楽しんだり、クルヒナギの同僚の漁師たちの仕事を斡旋したりします。

~感想~

キオクルヒのことが憎くてたまらないのかと思っていましたが、逆に心配していたんですね。

クルヒが不真面目になってしまったのは、優秀なキオに嫉妬したからなのでしょうか。それだけでなく母親の死も関係ありそうですが。

そして”試練”の計画を考え出したのはキオだったんですね。試練を出したのは、クルヒを”王宮から追い出してあげるため”だと言っていたので、キオクルヒのことを案じていたということですかね。

しかしその後の「断罪された者は物語から消えるべきなんだ」というセリフを考えると、キオクルヒを消そうとしているということになりますよね。キオが言う”消す”とはどういう状態のことを指すのでしょうか。

一方クルヒは自分の意志で発言するようになったり、漁師たちに掃除のやり方を教えたりと少しずつ自信と経験を積んでいってますね。

クルヒ自身はキオが試練を仕組んだことを知らないから、キオを憎んだりしていません。なのでクルヒキオが自分に対して何かを行っているということは全く考えてない状況ですね。この認識の違いが今後どうなっていくのか知りたいですね。

認識の違いといえば、エマクルヒを以前の自信溢れた状態にしたいから世話をしているという点と、クルヒエマが偶然自分を助けてくれていると認識している差もどうなるんでしょうか。

クルヒエマに感謝していたので、もし本当の目的がバレても関係がこじれることはないでしょうが、驚かれそうですよね笑

最後、王宮に招待されたエマキオからの提案を受けるのでしょうか…!?

~推しポイント・好きな場面~

クルヒ犬次郎が仲良くなっていくところが良かったです。もし追い出される前のクルヒなら犬次郎に対して攻撃していたかもしれませんが、今のクルヒ犬次郎に寄り添おうとしていて、そしてその思いが伝わったのも読んでいて嬉しかったです。

~気になる伏線~

クルヒキオに「なんのために毎日勉強しているのか」と聞いたシーンが気になりました。クルヒキオに式典の準備などを任せていたことから、優秀で勤勉な弟に王位を譲るつもりなのかと考えていたのかと思いました。

加えてクルヒキオに悪感情を抱いていなさそうなので、キオのことを案じてこの発言をしたのかもしれませんね。

~この巻の見どころ~

クルヒが筋肉隆々の漁師たちに仕事を教えていたところが、クルヒの成長を見られる見どころだと思います。

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断罪されたダメ王子、拾いました。 2巻 感想|ダメ王子から真人間へ!

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「断罪されたダメ王子、拾いました。」の2巻の感想です。

~あらすじ~

ガハマ王国第一王子のクルヒは自らの婚約者の評判を落とし、代わりに自分好みの女性を伴侶にしようとしていました。

しかしそれは国王からの試練であり、代わりに選んだ女性は王が用意したおとりでした。試練を突破できなかったクルヒは王位を剝奪され、城から追い出されます。

当てもなく彷徨っていたクルヒがたどり着いたのは、町外れにある小さな宿でした。

~今回の内容~

以前エマが助けた男の子「フニール」が宿を訪ねて来たり、クルヒが市場で行方不明になってしまったりします。

~感想~

今回でクルヒはだいぶん成長しましたね。もう一人で綺麗に掃除をできるくらいになっていました。

まだ全然自信が戻っていないようでしたが、一人で掃除ができる王子なんてそうそういないでしょうから誇っていいですよね。それとももう王子ではないからそう思えないんでしょうか。

フニールのような年下のしっかりした子を見ると、自分が情けなくなることは私にもよくあります。私ももうアラサー後半なので、年下の人と接することも多くなってきましたが、一人暮らしをしていたり、責任のある仕事をやり遂げているのを見るとすごいなあと感心してしまいます。

私も大学時代は一人暮らしをしていましたが、結構母親に助けてもらっていたから成立していたようなもので、完全に家事をこなせているわけではありませんでした。一応洗濯や米を炊くこと、掃除などは覚えましたが、人によっては小学生でもできることですからね。

私も自信やプライドがん全く持てないので、クルヒにすごく共感してしまいます。ただクルヒはちゃんと教えればできる人なので、いずれはきっと独り立ちできますよね。その頃にはエマとの関係もどうなっているのでしょうか。

息子と間違えられたクルヒは成り行きで息子のふりをしていましたが、これもなかなかできることじゃないですよね。人のために何かをするという癖がつき始めたのか、人を思いやれるようにもなりましたね。

この出来事は今のクルヒには必要なことだったのではないでしょうか。次巻クルヒがどのように変化したか知りたいですね。

~推しポイント・好きな場面~

サニからエマクルヒのお母さんみたいだと言われていたところが面白かったです。エマは若い娘ですが、やっていることは肝っ玉母さんですよね。クルヒも素直に言うことを聞くから余計に親子に見えます笑。

~気になる伏線~

ついにキオに居場所がバレてしまいましたが、この先どうなるのでしょうか。キオクルヒのことを嫌っていそうですから、何かしてこないか心配ですね。

~この巻の見どころ~

クルヒが老夫婦のために息子として振舞い、人違いだと気づかれないように、老夫婦に合わせる場面が見どころです。

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凶乱令嬢ニア・リストン 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 7巻 感想

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「凶乱令嬢ニア・リストン 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録」の7巻の感想です。

~あらすじ~

ガンドルフは天破流の上層部から武道大会で負けろと指示されましたが、武人としての誇りがあり、上層部を倒しました。

ガンドルフはそれでも天破流を続けたいと言ったので、ニアは再びガンドルフを狙いに来た天破流の師範代たちを倒しに行ったのでした。

~今回の内容~

「赤剣のベッカー」がリーノの情報を求めて、アンセルの元へ来ました。他にもリーノの情報を知りたい連中は多く、アンセルアンセルの周りの人物は何者かに狙われ続けます。

~感想~

ガンドルフの同期にしてライバルの「レイタオ」は、どれほどの強さだったのでしょうか。ニアが強すぎて実力を測れませんでしたが、少なくともニアが稽古をつける前のガンドルフよりは随分と強そうでしたよね。

天破流の師範代達では全くニアには勝てませんでしたが、師範代の上はいるのでしょうか。あまり武道系の役職について私は詳しくないのですが、どうも師範代が一番上だとは思えないんですよね。

”赤剣の「ベッカー」”も猛者でしたね。アンセルは最近鍛えたばかりとは言え、ニアの弟子と互角に戦える人物が出てくるとは…。

ニールが狙われた理由は、「リーノの情報をアンセルが渡さなかったから」らしいですが、今後もアンセルの周りの人間が狙われることはあるのでしょうか。

今回襲撃してきたのは”脚龍”本家の連中ではないようでしたが、では一体誰がアンセルを狙っているのか気になるところですね。

~推しポイント・好きな場面~

ベッカーアンセルのやり取りが好きですね。ベッカーは見た目は厳しそうな屈強な男という印象でしたが、実は陽気で冗談も言える面白いおじさんでした。

最後に歴戦の猛者らしい雰囲気を見せてくれたのも、ギャップがあって大変良かったです。

~気になる伏線~

勇者を育てる”勇星会”なる組織が出てきましたね。ニアは「サウザン」と呼ばれていた男達に対して、「神氣」持ちだと言っていましたが、神氣とは何なのか、そして彼らは一体何者なのでしょうか。

~この巻の見どころ~

今回はアンセルの成長具合が見どころでしたね。本家脚龍に近い実力の連中との戦闘で敵を圧倒したり、「外氣」を習得したりとカッコいい場面がたくさんありました。

苦労人タイプですが、一番冷静に物事を見れていて、ニアに有用な情報を渡していたりと個人的には好きなキャラクターなので活躍していて嬉しかったです。

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