今回紹介するのは「MOGUMOGU食べ歩きくま」です。
この漫画は作者のナガノさんが「くま」として、色々な場所で食べ歩きをする漫画です。
ナガノさんは有名な「ちいかわ」の作者でもあり、可愛らしいイラストでした。しかし、食べ物はしっかりとした絵で美味しそうに描かれてあり、癒しとグルメの両方を堪能できます。
主に東京を中心に食べ歩きをしますが、台湾への旅行編もありました。
くまは主に深夜、夕方、夜に活動していて、夜型である自分にとても共感できる部分がありました。
「食べ歩き」なので、1つの話に1品1軒というわけではなく、色んなお店で少しづつお腹を満たしていくというスタイルです。
計画を立ててから食べ歩きに臨むのですが、寝すぎてしまったり、予想外に食べ過ぎてしまったりなど思い通りにいかないというのがリアリティがあり、読んでいて楽しかったです。
良かった点
①ページ数に対して読みごたえがすごい
一般的な漫画よりページ数が少ない114ページなので、最初はすぐ読み終わってしまうだろうと思い、少し残念と思っていたのですが、実際読んで見るとちゃんと満足のいく内容量で良かったです。
②フルカラーで描かれている
グルメ漫画はやはりカラーだとより美味しそうに見えて良いなあと思いました。一般的には食べたことのないものだと想像しずらいですが、色とりどりでしかも色がきつすぎない丁度良い色彩で良かったです。
③田舎民にとっては都会のお店を知れるのは嬉しい
コロナ禍ということもあって、東京に行くことがない私にとっては「実際に存在するお店」が舞台というのは、とてもいい刺激になりました。気になるお店があればネットで調べてみれば、実際の料理の写真も見られるので楽しさ2倍でした。
気になる点
①発売日が2019年
特に漫画の内容には不満がないのですが、私がこの漫画を買って読んだのが最近のことなので、発売年に買えばより楽しく読めたのかなあと思いました。