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【将来性皆無】主人公じゃない! 4巻【転生系漫画】

ネタバレ注意


「主人公じゃない!」の4巻レビューです。

レクス達は新しいダンジョン「不死なる者の迷い路」を探索します。

囮を出す魔道具「デコイガン」を使い、わざと仕掛けを起動させ、大勢のスケルトンたちを効率よくラッド達に倒させます。

ゲームでは無限沸きするギミックでしたが、ゲームと違い仕掛けを作動させることができませんでした。

無限沸きがしないということは、レクスが考えた通り「ゲームでは可能だが現実では不可能」なことは出来ないという事になりますね。逆に「ゲームでは不可能だが現実では可能」なことは出来るみたいなので、序盤から後半のダンジョンへ行くことができることを考えるとどちらが良いのでしょうか。

不死なる者の迷い路の探索を中止し、初心者向けダンジョン「別れの谷」の隠しボスのところへ行くことにしました。

レクスが狙っていたのは、隠しボス「哀惜の騎士」が1時間戦闘すると召喚する従騎士を無限に出させることでした。

しかし、効率が悪かったので「デコイガン」を使い、囮を騎士たちの攻撃範囲の届かない天井に出すことで、「哀惜の騎士」に戦闘状態を維持させることで、効率よく無限沸きさせることができました。

めちゃくちゃ従騎士が召喚されていまたが、何日間放置したのでしょう。破壊されない限りデコイは無限に召喚されたままなのでしょうか。だとしたら優秀すぎますよね!

ラッド達のレベルが30になり、レクスのステータスをほとんど超えたので、「闇深き十二の遺跡」に潜ることにしました。

闇深き十二の遺跡」は、難易度が高いので、ひとまずは攻略ではなくレアアイテムの収集をすることにしました。

最深部の最後の敵「死の番人の洞」のボス「エルダーリッチ」と戦います。即死攻撃を持つエルダーリッチでしたが、人数の有利を生かし、勝利しました。

魔法系のモンスターは数で押されると弱いというのはRPGだとお約束ですね!詠唱中に攻撃をくらえば魔法がキャンセルされる仕様とかなら、レベルの差がいくらあっても魔法しか攻撃手段を持たないモンスターなら数で押せば絶対勝てますよね!

エルダーリッチは2種類ある強力な装備を本来どちらかしかドロップしないはずでしたが、理由は分かりませんがどちらも手に入ったのでした。

奥にある「闇の像」を破壊するように「救世の女神フィーナレス」に言われますが、闇の像を破壊すると漏れ出した邪気によって、世界中の魔物の強さが一段階上がってしまうというデメリットがありました。

像を壊すメリットもあるのですが、魔物を強化させずにレアアイテムを手に入れるため、あえて像を壊さず周回するのでした。

フィーナレスは意外と人間味がある女神でしたね。なにをしても動じないタイプの存在かな?と思っていましたが、ゲームの仕様を大きく外れた行動をすると戸惑ってしまうのですね。この漫画の中で可愛さが一気に上位に食い込む存在になりました。

レアアイテムのお披露目のため、ラッド達は「世界一決定戦」に出ることにしました。

レクスは自分が出場しても勝ち目がないと思っていたので参加登録をしませんでした。

レベル30のラッド達にステータス差で抜かれていたら、流石にきついですよね。有利な点は戦い方の手段が多い事でしょうか。

そんな中、プラナ剣聖ニルヴァに絡まれていました。レクスプラナマナを庇いますが、ニルヴァに弱者には用はないと言われ、レクスニルヴァに「魂の決闘」を挑むのでした。

レクスが勝てば今後一切プラナ達に手を出さないことを約束させますが、負ければプラナを連れ去られてしまうことになりました。

なぜプラナニルヴァに絡まれていたのでしょうか。なんとなく二人は似ているような気がするのは私だけでしょうか。

魂の決闘」はレベルが25に固定され、成長値をもとに能力を振りなおすことができます。

しかし、ニルヴァは成長値最高で装備も最高級なので、搦め手が一切通用しない相手でした。

レクスは勝つために職業補正値は極端ではありますが、魔力の職業補正値が最高の「ルナティックレオ」に転職し、さらに魔力とMPをあげる装備とエルダーリッチからドロップした性能は高いがリスクが大きすぎる地雷装備を身に付け、他の能力を大幅に下げてしまいましたが、逆にMPと魔力をニルヴァの数倍にしてきました。

魔法を乱射し攻撃するレクスでしたが、すべてニルヴァに魔法を切られて無効化されてしまいました。

ニルヴァは仕留めにかかりますが、実は最初からニルヴァの行動を「瞬刃」に誘導するためで、パリィを決め、ニルヴァの硬直に武器が破壊してしまいますが絶大な威力を発揮する「ファイナルブレイク」を使い、勝利するのでした。

やはり、総合力で上まわる相手には正攻法では勝てないので、何かに特化するのが一番可能性ありますよね。しかしニルヴァは魔法系以外全特化みたいなものなので、普通のゲームなら詰みですよね。本来この段階では手に入ることのない終盤の装備を付けたことで辛くも勝利できましたね。やはり装備品は偉大ですね。

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