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【かかって来いよメインヒロイン!】歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです! 2巻【転生系漫画】

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「歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです」の2巻レビューです。

13歳以上でしか使えない魔法を10歳で使えてしまったアリシアは異端児と呼ばれますが、リズが「伝説の聖女」であることは間違いないようです。

伝説の少女」とは?
聖女の伝説に出てくる神に愛されし特別な少女のこと。人々を救い世界を導き、王家と手を取り合いデュルキス国に繁栄をもたらすと言われている。

リズは平民なのに大貴族並みの魔力量で全属性適正持ちという点から言われているようですね。

13歳になり、国王からリズの監視役を頼まれます。リズはどうやら学園内の生徒に「崇拝」されていて、異を唱える者がいないほどだと言います。

ヒロイン補正だとしたら恐ろしいですよね。仮に王子とトゥルーエンドになったら、ロアナ村の問題、他国との関係も良好なまま、幸せに生涯を終えるのでしょうか。ゲーム本編が終了したら、実はすごい戦乱になっていたとかありえそうですよね。

リズの信者が集まる中で、監視役としてリズを冷静に見極め、辛らつな言葉をかけるかもしれないという役割は、アリシアにとっては悪女になれるチャンスなので、嬉々として引き受けるのでした。

悪女になれるチャンスをつかんだアリシアの目は輝いていていましたね。個人的にアリシアが「この世で一番の悪女になれということでしょう」という言葉に対して、国王がそこまで言ってないという返しが面白かったです笑。

そのかわり、ロアナ村のジルを従者として連れていくことを対価としてもらうのでした。

ロアナ村から出る途中、重度の火傷を負った女性に助けを乞われます。もう助からないことが誰の目でも分かるくらいの症状でしたが、アリシアは世界一の悪女になるため、魔力を大量に注ぎ、治したのでした。

その後、善人だと思われないように、助けた女性「レベッカ」をロアナ村の救世主として担ぎ上げ、ロアナ村の情報を集めるための人材にしました。

アリシアの能力は既にかなりのレベルまで上がっているようですね。魔法レベルは低いようですが、魔力量が高いので、これからの成長が楽しみですね。

王立魔法学園にて、出会いがしらに場を凍りつかせることに成功し、お茶会にてリズの絵空事な論文に、現実を突きつけたりすることができたのでした。

王城にて王様のお茶会に呼ばれます。そこでアリシアリズに経済破たんした国の扱いについて、リズの救済するという方針という方向は変えずに、より現実なプランを出せるように導いたりします。

ようやく待ち望んでいた典型的悪役ムーブをぶちかませましたね!確かにやる分にはめっちゃ爽快そうですね。(その後が怖いけど)

リズに対してはただ突っ掛かるだけでなく、リズを成長させるために少しづつヒントを出す監視役ということで、完全に裏方サポートしていますね。結局すごくいい人なのでは笑。

リズに冷たく当たることで、ゲームの通りに攻略対象のほとんどには嫌われましたが、王子のデュークにはむしろ好かれているという、ゲームとは違う点について理解が進まないアリシアでした。

長男の「アルバート」次男の「アラン」にはゲーム通りに確実に嫌われているが、3男の「ヘンリ」はどうやら様子がおかしく、リズに崇拝していないようですね。

ゲイル」と「エリック」には完全に嫌われていて、「フィン」と「カーティス」に関しては分からないといった現状ですね。

幼少期の出来事から、ゲームと変化していることがいくつかあるのでしょうか。デュークに関しては絶対に何かしらの影響を受けているはずですよね。

番外編での「醜さほど愛おしい」では、ケンウッド家のカーティスについての話が書かれています。

他の攻略対象とは違った態度を見せる理由が少しわかったような気がしました。

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