ネタバレ注意
「最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い」の2巻レビューです。
前回、「騎士狩猟祭」を行うとありましたが、その内容とは近衛騎士隊が狩ったモンスターのレア度や大きさを競う祭りです。その優勝報酬とは「全権大使」に任命することでした。
ここにきて、皇子たちのビジュアルが判明しましたが、皇女は第3皇女である「クリスタ」しか分かりませんね。今回はチャンス:ピンチが2:8くらいですかね。もちろんハイリスクハイリターンで。シルバーのカードを使えない現状どう乗り越えるのでしょうか。
近衛騎士は皇帝が各継承者たちに平等に振り分けるとのことでしたが、無能の評価を下されているアルノルトのもとに来たのは、幼馴染でもあり、勇者の血筋を持つ、唯一の爵位「勇爵」の跡取り娘「エルナ・フォン・アムスベルグ」でした。
気の強そうな女の子ですね。なんだがロングヘアーのこと縁があるアルノルト。フィーネと対照的で、アルノルトの違う一面が見れそうですね。
エルナが来たことにより、優勝候補になったため、暗躍することが不可能になりました。
アルノルトの基礎体力は低かったのですね。古代魔術強すぎます!MPとかあるんでしょうか。スパルタでアルノルトにとっては望んでない手段でしたが、他の3人に優勝させないようにするということができるようになったのは大きいですね。
祭りの裏を知るため2代前の皇帝であり、アルノルトに古代魔法を教えた「グスタフ」に会いに行きました。会話の中で裏で動いているのは帝位争いの連中とは別の人間が動いているとの予想をたてます。
ラスボスみたいな能力を持っているお爺ちゃんが師匠だったんですね。頭も相当キレるみたいですし、これは相当頼りになりますね!魔法のことになると精力的になるところもいいキャラ付けですね。
その後、アルノルトにザンドラによる暗殺の手が来ます。
古代魔法で首謀者割り出せるの便利すぎぃ!無能を演じられているおかげで暗殺者は4人だけでしたが、セバスの存在も知られてないのでしょうか。めちゃ優秀ですよね。
前夜祭をフィーネと回っていると、レオとマリーに会います。彼らは貴金属の窃盗について調べており、フィーネも皇帝からもらった髪飾りをブレットという小動物に盗られてしまうのでした。
モンスターを誘導するアイテム、グスタフとの会話にも出てきましたが、今回はこれ系統がキーになってそうですね。
無事窃盗犯の本拠地を見つけたアルノルトは、レオナルトのふりをしながら犯人達を捕まえたのでした。
髪形かえるだけでレオナルトの振りできるのやばいですよね。逆にレオナルトがアルノルトの変装もできるのでは…?と思いました。
皇帝の演説の裏方に居たアルノルトは第3皇女である「クリスタ」に「街がモンスターに囲まれてた」との余地を聞かされました。
ロリコン発見器みたいな子が出てきましたね。おとなしめで余計なことをしなさそうな優秀な子と思ってしまった私は悪い大人なのでしょうか。なんにせよ、アルノルトとレオナルトだけには懐いているようで三人目のロングヘアーちゃんが出てきましたね。お菓子を食べる表情や喜んでいる様がめちゃ可愛いのでgoodです。テンション上がってきた!
エルナのおかげで中間報告では断トツ一位だったのですが、突如第5皇子である「カルロス」が1位になりました。
モンスターが大移動する「津波」がキールに接触してしまうとのことなので、アルノルトは自分の近衛騎士に皇帝と民を守るよう、命令したのでした。
これ、近衛騎士たちはアルノルトがわざと無能を演じていることが分かるということだと思うんですけど、そこら辺今後どうなるんでしょうか。
近衛騎士たちが自分の元を離れたことによって、暗躍の時間がやってきたのでした。
ようやく本職の出番がやってきましたね!コノシュンカンヲマッテイタンダ!