ネタバレ注意
「私の心はおじさんである」の3巻の感想です。
~あらすじ~
護衛任務中に狼の夜襲にあった遥達。順調に各個撃破していきますが、いつの間にか背後にボスの魔物が現れます。とっさに魔法で迎撃しようとしますが…?
~今回の内容~
レジオンに向かう途中にある村へ寄りましたが、そこでは何者かの襲撃があったようで村が壊滅していました。
そこで隠されていた珍しい黒髪黒瞳の赤子を見つけていたので、保護することにしました。
レジオンに着き、街に入ると噂通りダークエルフに良くない感情を持っている者たちにちょっかいをかけられます。
~感想~
遥は魔法の基礎も知らずに強力な使い方ができるようですが、これはやはり転生したときに与えられた特典のようなもののおかげなのでしょうか。
ということは基礎を学べば、もっと強くなることができるということですよね!遥は次は魔法の師匠を見つけるのもいいんじゃないかなと思いますね。
村の惨状を見て、遥は気分が悪くなっていましたが、アル達は慣れているのか平気そうでしたね。これを考慮すると遥は対人戦での命のやり取りをすることができない感じですよね。このことがこの先どう影響してくるのでしょうか。
保護した赤子はどこかの皇帝の息子のようですが、一体どこの国の皇子で、黒髪黒瞳であることは何を意味しているのでしょうか?耳の形が人間と同じことから、ダークエルフではないということですよね。遥も考えていましたが、転生者の可能性も考えられるのでしょうか。
”予知夢の神子”と呼ばれる「サラ・コート」と出会いましたが、まだ幼いだけあって行動が大胆すぎましたね。遥もよくウインドカッターを生身で普通に受けようとしましたよね…。いくら強くても万が一があることを考えると恐ろしい行動でありますよね。
コーディの頼みごとについてですが、人族ですら話が通じないのに、破壊者と交流することができるのでしょうか?
そもそもダークエルフは人族ではなく、破壊者側の認識なのでしょうか?そこらへんもあまり分かっていないため、この先の情報に要注意ですね。
~推しポイント・好きな場面~
オマケで焼きマシュマロを食べるお話ですね。この世界でマシュマロがのど薬として扱われている理由も気になりますが、それを聞いても全く気にせず焼いていた遥が面白かったです。
~気になる伏線~
サラが予知夢で見た内容では、遥が自分に攻撃してくるというというもののようでしたが、一体なぜそのような夢を見たのでしょうか?
オラクル教の教えでは、破壊者を生み出したゼスト(ダークエルフ)が悪者だということにされているようですね。今後その教えが原因で、遥がオラクル教と対立することになれば、アル達とも一緒にいられなくなると思いますから、その未来は避けたいところですね。
~この巻の見どころ~
マルチナが話していた歴史の内容と、オラクル教の教えの違いのところですね。この違いが今後遥にとって大きな分岐点になると思うので、よく覚えておく必要がありそうです。
4巻の感想について