ネタバレ注意
「ヤマノススメ」の15巻の感想です。
~テーマ紹介~
今回は”進路の選び方”や”富士山への再チャレンジ計画”が大事なポイントでしたね。
~今回の内容~
夏休みが近づいてきました。学生時代の時間は貴重で有限なので、後悔の内容にしっかり計画を立てて過ごせるように考えるのでした。
~感想~
ひなたが持ってきてくれたハンモックですが、なかなか快適そうでしたね。ハンモックはもっと軽いものなのかと思っていましたが10kg程もするんですね。
私の職場の仮眠場所が味気ないので、軽かったら車にハンモックでも積んで、他のスペースに置いてみようと考えていたのですが、室内に持ち込むのが大変そうですし、これは現実的ではなくなりましたね。
でも確かにハンモックって丈夫さがいると思うので、そう考えると確かに重量は必要ですね。
ほのかの兄の彼女「はるか」が登場しましたが、思いやりのある兄と相性が良さそうな優しそうな子でしたね。
途中でひなたが二人の馴れ初めを聞いていましたが、ゴンドラという狭くて逃げ場のない空間で自分の話を聞かされる兄がちょっと不憫でしたね笑。
気のせいか降りた後、ひなたとはるか以外は顔が赤くなっていたような気がします。
スキー場は冬以外はどうしてるのかと思いましたが、ゴンドラを使って登山観光の手伝いをしたり、芝のゲレンデを滑る”グラススキー”なんてものがあるんですね。
辺り一面緑の芝だらけの場所で、滑ってみるのもすごく気持ちよさそうですよね。
ほのかは帰り道で転倒してしまいましたが、とても痛そうで身が縮こまりました。人が痛そうな思いをしているのを見ると、自分も痛い思いをする想像をしちゃって、ヒュッてなるんですよね。
確かに下山した後は気が抜けて、足元が疎かになることはあるかもしれませんね。大丈夫だと思っていてもやはり疲労は足に蓄積されてますでしょうから、気をつけないといけませんね。
あおいの父親は、何かをするときは全力で下調べをして、時間を有効的に使うと言っていましたね。
確かに大人になると仕事に追われて、休日に趣味をする体力や時間を取れなくて、満足が行く時間の使い方ができなくなってしまいますよね。
人生経験はやはり大切ですね。しかし大切なのはただ時間を過ごすというわけではなく、色んな経験をするというのが重要だと思うので、結構な頻度で年下の方でも私より人生経験がありそうだなという人はよく見かけます。
岩殿山展望所から見えた”TRAIN SUITE 四季島“ですが、調べて驚いたのがデラックススイートルームには檜風呂が付いているとか。まるでホテルの一室のような広さで、通路のスペースはあるのだろうかと思うくらいでしたね。
普通のスイートも家の小さい部屋くらいの空間があって、快適な旅を楽しめる室内だと感じました。
寝台特急やフェリーなどの乗り物にはロマンがあるというか、秘密基地感があり、サービスも充実しているという豪華な非日常感が味わえるのが良いですよね。
大学生時代に友人と、寝台特急サンライズに乗ったことがあるのですが、電車の心地よい空間の中でゴロンと横になって眠れるのは素晴らしい経験でしたね。
初めて乗る方にお伝えしておくのは、念のために酔い止めを持っていくと良いと思います。私は乗り物酔いをする方で、サンライズでも結構酔いました。
かえでも進路の方向性を決めて、すっきりとした表情をしていましたね。ここ数巻はずっと迷っていて辛そうだったので、これからまた元気なかえでが見られると思うと嬉しいですよね。
富士登山に向けて、あおいは前回の経験を活かし、自分の体力を考慮して、登山を数日に分けることにしていましたね。これも人生経験を積んだことからなせる業ですよね。
自分の体力面だけではなく、他のメンバーの意見も聞きながら、計画を決めていったところにも成長が感じられますね。
15巻はちょっと変わった道具を知りたい人や、本編の物語を進んだところが見たいという方にオススメできる一冊でした。
16巻の感想について