ネタバレ注意
「悲劇の元凶となる最強外道ラスボス王女は民のために尽くします」3巻レビューです。
前回はジルベール宰相がマリアンヌという女性のために、病をいやす特殊能力者を探していることが判明したところですね。
ジルベール・バトラーは、キミヒカの攻略対象であり、全員を攻略した後の隠しキャラだったそうです。かなり惚れ込んでいる婚約者がいるのに、攻略できちゃうのか…って思ってしまいました。
プライドはゲームのシナリオを思い出し、婚約者であるマリアンヌがなくなるのは今日だということが分かります。
この時、ジルベールは怪しい連中に手段を択ばず病をいやす特殊能力者を探すように言いますが、そんな能力者はいないと馬鹿にされてしまいます。報酬を強引にでも手に入れようとする連中でしたがジルベールに返り討ちにされてしまいます。今度は複数人で襲い掛かりましたが、ステイルが現れ倒されてしまいました。
そして、ステイルはジルベールにマリアンヌが今日亡くなると伝えて、不当な手段でプライドやステイルを危険に冒したことを糾弾します。しかしプライドはジルベールを救いたいと言ったといい、マリアンヌのいる場所へと案内させます。
そんな中、プライドはアーサーを探していました。アーサーを見つけると力を貸してほしいと頼みマリアンヌのところに連れていきました。なぜアーサーを連れてきたかというと、アーサーの特殊能力は、作物を育てる力ではなく、万物の病をいやす能力だったのです。
アーサーはゲームで剣術でも最高レベルだと言っていたような気がしますが、特殊能力も優秀すぎてとてもただの攻略対象とは思えませんね。たしかにアーサーの父の特殊能力も優秀だったので、家系なのでしょうか。
無事、マリアンヌはアーサーのおかげで生きることができました。いくつもの罪を犯したジルベールはどんな罪でも受けると言います。それに対し、プライドは今日起きたことをすべて忘れ国のために尽くすように言いました。ジルベールはプライドに心からの忠誠を誓いました。正直ジルベールまで味方につけたら政治面では無敵な気がしますよね!
最後にヴァルがなにやら不穏な空気で…?といったところで終わります。
他にも幼いプライドとローザの話や、ジルベールとマリアンヌが出会いお互いを好きになるまでの話などありますが、今回は割愛させていただきました。ぜひご購入いただいて見てみて下さい!