ネタバレ注意
「婚約破棄した相手が毎日謝罪に来ますが、復縁なんて絶対にありえません!」の3巻の感想です。
エリーはやはり偽聖女でしたが、「異世界から転生してきた」「戦場で味方を癒した」と言っていましたね。聖女の言い伝えは誰でも知っている物なのでしょうか。
そして婚約破棄の時、エリーは「もっと喚けよ悪女が…」と言っていましたが、エリーはなぜそこまでサーラを敵視しているのでしょうか?
カーティスは国王とエドリーナ公爵に騙され、狙い通りに偽聖女を担ぎ上げてしまい、さらにサーラの居場所を探して回るという、王太子にならなくても傀儡にされてしまっていますね。
ルースとは最初険悪な関係でしたが、夫婦関係を演じることで、大分仲良しになりましたね。
ルースはサーラが妹と重なるから優しくしているのでしょうが、ちょっと急変しすぎなような気もしないですね笑。
ルース(ルーフェス・ロードリアーノ)から、過去の話を聞けましたね。
ルーフェスは公爵家の人間でした。妹の「エリーレ」が「レナード皇太子」に見初められてしまい、そのせいでエリーレは苦労した末に死んでしまいました。
一見王太子に振り回されたサーラと同じように見えますが、エリーレは婚約者と兄が守ってくれていたこと、さらに敵になってもおかしくなかった「マドリアナ令嬢]が味方になってくれたりと、サーラと違い孤立無援の状態ではなかったので、そこは幸運でしたね。
サーラもそれを上手くルーフェスに伝えていて良かったですね。サーラは徹底してルーフェスの過去を、本人が話してくれるまで聞こうとしなかった点が素晴らしいですよね。
サーラはパン屋という働き口を見つけ、定住許可証の手続きも済んだので順調に前に向かっていますが、カーティスがティダ共和国に来てしまうなんて驚きですよね。
いったいどこでサーラの居場所を突き止めたのか、サーラの平穏は守られるのか、気になります!
4巻の感想について