ネタバレ注意
「物語の黒幕に転生して」の6巻の感想です。
リシアの誕生日パーティに向けて、レンは贈り物の準備をします。レンは「白金の羽」を用意することにしたみたいですが、女性キャラクターの好感度を上げるための素材があるということは、やはり恋愛ゲーム面もしっかり作り込まれているのでしょうかね。
メイダスからホワイトホークの群れが通る場所を教えてもらい、白金の羽を手に入れてましたが、レンもここまで気合を入れてプレゼントを準備するということは、本人が自覚してない可能性はありますが、リシアのことがめちゃくちゃ好きという風に取れますよね。
無事に白金の羽をパーティーでリシアに渡しましたが、その後お返しで魔道具と化した短剣を貰っていましたね。リシアの魔法を限界まで封じ込めてあるようで、使えば神聖魔法の効果があるようなので、いざという時に力になってくれそうですね。
レンはリシアに「これからもよろしくお願いします」と言って、リシアは「これからも」という部分に驚いていましたが、レンは村に帰る気はなくなったのでしょうか。今のレンの目的が何なのかが知りたいところですね。
やはりローブをまとった怪しい人物はクロノアだったんですね。イグナート侯爵はまだまだレンに恩を感じているようですが、本当に心強い味方を得ましたね。
娘を失ったことで凶行に走ったようなので、それくらいフィオナを大切に思っているということなんですね。
世界最高の魔法使い相手に一歩も引かないところを見ると、イグナート侯爵は現時点ですでにかなりの猛者であることが窺えますね。
帝都士官学院にクロノアが仕事で不在のため、理事会が最高責任者になり、そのせいで特退クラスの最終試験会場が”バルドル山脈”になってしまいましたが、フィオナは無事に合格できるのでしょうか。
理事会は派閥争いを頻繁にしているとのことでしたが、どういう経緯でバルドル山脈を試験会場にしたのでしょうか。
ゲームと違い、イグナート侯爵が赤龍アズヴァルの魔石を使って、魔物に力を与えていたりはしていないので、そこまで強いモンスターが現れるわけではなさそうですが…。
レンもバルドル山脈には行きたくないようでしたし、フィオナが試験で倒れてしまったりすれば、イグナート侯爵がゲーム通り黒幕化してしまいますよね。
果たしてこの危機をどう乗り越えるのか、次巻が楽しみです。
7巻の感想について