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ヤマノススメ 7巻 感想

ネタバレ注意


「ヤマノススメ」の7巻の感想です。

9月になり富士山にリベンジしようとしていたあおいですが、かえでたちからすでにオフシーズンだということを伝えられます。

あおいは今からできることはないかと聞くと、登山部の部長から体力づくりをしてはどうかと提案されました。

その後かえでから、そろそろちゃんとした登山靴を買った方が良いと言われ、一緒に買いに行ってもらうことにしました。

4万円という値段の高さと試着した感覚で本当に必要かどうか迷っていましたが、実際に書いて履いてみるととても効果が感じられたのでした。

登山は秋にはもうオフシーズンになるんですね。キャンプなどは冬もやっている方を見かけますが、確かに秋ごろに本格的な山に登っているという話はほとんど聞いたことがないです。

個人的には一年中通してできるアウトドア趣味が良いな~なんて思います。習慣的に続けないと趣味じゃなくなってしまう気がするんですよね。

やはり登山では靴は重要ですよね。そもそも「歩く」のですから靴はもちろん靴下もこだわったほうが良いですね。

学生時代にすごく長い距離を半日かけて歩くという学校行事がありましたが、靴擦れしてしまい足が血だらけになってしまったことがありました。

なので、私ももし登山するならしっかりとした装備を整えてからやりたいですね。値段が高いのでできませんが泣。

あおいは母から飯能アルプスというところがあると聞き、訓練のために向かうことにしました。

初めて一人での登山をすることになりましたが、途中でバテてしまいます。偶然ここなも同じ山に登山に来ていて一緒に登山することになり、荷物を少し持ってもらえました。

無事ここなの協力もあってゴールまでたどり着くことができました。

一人で登山はなかなか勇気ありますね。女性でしかも子どもが一人だけなんて一番危ない状態だと思うのですが、本当にあおいは強くなりましたね。

偶然にもここなと出会えて何とか助けてもらえましたが、あおいはものすごく運がいいですね。ここなも一人で登山していて、あおいより先のところまで登っているという事実も驚きですよね。

飯能アルプスでバテてしまったので、体力づくりの方法を部長に教えてもらうことになりました。

部長は山を走る「トレイルラン」をしてはどうかと提案しました。

最初は体験入部の時のきつかった思い出があり、乗り気ではありませんでしたが、ひなたと部長のフォローもあって楽しくトレイルランをすることができたのでした。

私もひなたたちのような友人が欲しかったです…泣。高校生や大学生の時はほとんど勉強一筋かお一人様だったので、お互いを支え合うような友人関係に憧れます。

トレイルランは普通のランニングに慣れた人がやるものなのでしょうね。たまに車で山を登っていると、走っているおじさんや年配の方を見かけるので、あの方たちもトレイルランをしていたのですね。

かえでは本格的に山に雪が降る前にテント泊で瑞牆山と金峰山に行く予定を立てていました。それにあおい達もついていくことにしました。

あおいは山頂で食べるごはんの仕込みに夢中になりすぎで翌朝寝坊してしまいました。

ひなたは遅れたあおいに対して怒り、二人の雰囲気は険悪になってしまいましたが、結局二人ともお互いのために行動した結果で遅れてしまったことを謝り、仲直りするのでした。

ひなたは途中でひざを痛めてしまい、途中で登山を止めてみんなが戻ってくるのを待つことにしました。あおいひなたと一緒に残ると言い、かえでここなの二人だけで山頂に行くことになりました。

ひなたあおいのおかげで元気を取り戻し、二人で一緒に山を下りていくのでした。

富士山で体調が悪くなってしまい、登山を途中で断念しなければならなかった経験があるあおいだから、ひなたの気持ちを良く分かってあげられたのでしょうね。

改めて二人の仲の良さが分かりよいお話でした。

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