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「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」の4巻の感想です。
~あらすじ~
レミリアはアンヘルの協力を得て、人間界と魔国を繋ぐ、転移門を建設する計画を立てました。
~今回の内容~
ピナの化けの皮が剝がれつつあり、レミリアを追放したことが間違いだったという噂まで流れるようになってきました。レミリアは着々と冤罪を着せられた証拠を集め、さらに王都や諸外国の物流を牛耳るために、魔国の希少価値を活かしていきます。
~感想~
相変わらず、復讐の準備が進んだ時のレミリアの表情は怖いですね…。蜘蛛にウィリアルド達を監視させていた様子を見ていた時のレミリアの笑い方が完全に狂人でしたよね。
この人が魔国を救って、人々を幸せにしたとは思えないくらいの高笑いでした。大きく笑った後に「ピタッ」と笑いが止まるのも悪役らしくてかっこいいですね。
レミリアへの魔族からの好感度は最高で、魔王であるアンヘルもまたレミリアのことを大切に想っていることから、魔族が人間たちに信用できる種族だと認識され始めたらレミリアの株がどんどん上がり、冤罪を着せられたのだということに信憑性が増しますよね。
面白かったところと言えば、ソーンの店の商品を愛用していた貴族たちも、レミリアが改良した新商品で味方に取り込むことが成功しましたね。
彼らはピナに反感を抱いているので、大きな戦力になってくれそうですよね。ただ悪いだけの貴族というわけではなさそうですし、これからの活躍に期待ですね。
前巻は戦闘シーンがメインでしたが、今回は復讐の下準備がメインでしたね。少しづつレミリアが勢力を拡大しているのは見ていて爽快ですね。
逆に相手は弱体化しているので、この復讐はどうやらとんでもない規模のものになりそうです。
最後ピナの首に手をかける時、どんな展開になるのか楽しみです!
5巻の感想について
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