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道草寄子の食べ走り 3巻(最終巻) 感想

ネタバレ注意


「道草寄子の食べ走り」の3巻(最終巻)の感想です。

寄子には5つ下の妹「花菜」が居たんですね。

寄子は、花菜は自分とは違うと言っていましたが、一人でキャンプしているときは生き生きとしていますから、寄子も本来は明るめな性格なんだと思います。

今回花菜と来たのは「ワラサンキャンプサイト」というところですね。どうやら人工的に作り上げたキャンプ場というのが特徴みたいです。

ヒマラヤ岩塩ブラックソルト」、ちょっと興味ありますね。塩というだけあって、焼き鳥等なんにでも使えるそうです!

かわせみ河原」は水辺に近いだけあって、涼しそうな場所でした。水辺でする焚火はとても心を癒してくれますよね。あっという間に時間が過ぎていたのも納得しました笑。

猪狩は最初のイメージと違い、寄子のことをよく気にかけてくれるお姉さんキャラになりましたね。仕事もできて人望も厚ければ無敵ですな。

寄子たちのお父さんはもっと頑固なんだと思っていましたが、娘の成長を見ることができたら、しっかり考えを改めてくれるいい親でしたね。

昔、車中泊をしていたというお父さんですが、その時は今みたいな便利なものが少なかったでしょうから、同じ車中泊と言ってもかなり違ったものになりそうですね。

猪狩花菜も、寄子の影響でキャンピングカーに興味を持ち始めていますね。確かに一度この世界を知ったら沼にハマりそうですよね…笑。

キャンピングカーにも色々な種類があることを教えてくれましたが、個人的には軽自動車でこじんまりと車中泊するのが、私の身の丈に合っていて良いかなと考えています。

大きなタイプの車を運転するのは疲れそうだし、色々掃除やメンテナンスなど大変そうですからね。もちろん連泊はできないでしょうから、そこがネックですが…。

キャンプ用品も面白いものがたくさんあって、見るだけでも楽しいですよね。某中古ショップでたまに見ることがあるのですが、結構便利そうなものがたくさんあるのでつい欲しくなっちゃいます。

足柄・金太郎のふるさと」で食べていた、「ウニとろ牛めし」、ウニとローストビーフの豪華な盛り合わせが食欲をそそるごちそうになっていました。お値段は結構しますが、それでも食べてみたい欲のほうが高いですね。

個人的には「生本まぐろトロ丼」が食べたいですね。「マグロ赤身丼」も良いですが、どうせなら高いものを食べたいです笑。

「FFヒーター」は冬場にはほしい一品ですね!夜はアイドリング禁止なところがほとんどですし、バッテリーも心配ですからね。

吸気・排気を車外ですると書いてあったのは、やはりちゃんとしたキャンピングカーだからですかね?私が見た軽キャンでは、一酸化炭素中毒にかなり気を付けながら暖房を使っていたので気になりました。

道の駅 紀伊長島マンボウ」で登場した「マンボウ串焼き」ですが、写真で拝見させていただいたところ本当に焼き鳥みたいな見た目でした。

漫画の総評ですが、内容的にはかなり満足できました。3巻で終わってしまうのがもったいないです。旅行をしない私にとってキャンピングカーについていろいろ細かく知れたり、大好きな道の駅について知ることができるのは嬉しかったです。

後半は人間関係が主になってきたのが残念でした。登場人物は寄子だけで、施設やキャンピングカーを詳しく紹介していくという内容だったら、個人的にはもっと高評価でした。

寄子が信心深いという点も良く、神社などが好きな自分にとって大変刺さる内容でしたので、1巻のノリを続けてほしかったですね~。

嫌なキャラクターは存在せず、平和で温かい気持ちにさせてくれて、かつ旅行に行きたくなるような、影響を受けやすい面白い漫画でした。

キャンピングカーや観光について興味がある方は、ぜひ読んでみてほしい作品でした。

2巻の感想について