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道草寄子の食べ走り 1巻 レビュー


今回紹介するのは「道草寄子の食べ走り」です。

この漫画は「車中泊」「キャンピングカー」「旅行」「グルメ」という設定が好きな方におススメできる作品です。

経理専門の派遣社員「道草寄子」は、日々のストレスを食べ”走り”で発散するのが週末の過ごし方でした。

寄子はキャンピングカーの「キャン太」を持っており、キャン太に乗って旅行に行くことから、食べ”走り”と表現されていました。

関東地方を主な舞台とし、サービスエリアや様々な観光地を巡りながら、道の駅やRVパーク、オートキャンプ場にて車中泊をするというのが、主な話の流れになります。

キャン太のローンと週末旅行の軍資金のために目立たないように働きつつ、車中泊を楽しんでいくというライフスタイルが、今の若者の主流であるプライベート重視な働き方を感じさせ、共感や羨望を抱きました。

良かった点

①ページ数の多さ

漫画一冊としては190ページほどと、少し多めの量になっているので満足感がありました。

表紙や裏表紙にも、「道草寄子の食べこぼし!」というコーナーがあって良かったです。

②景色や料理のアートワーク

写真を元にして描かれているのか、リアリティの高い魅力的な景色や楽しそうな雰囲気を感じられるお店が描かれており、魅力的なコマが多かったです。

料理の描写も美味しさがかなり伝わってくるような完成度でした。

③キャンピングカーについての知識がつく

道草寄子の豆知識」というコーナーで、キャンピングカーのあれこれを教えてくれるので、キャンピングカーに興味がある方には刺さる内容だと思いました。

youtubeなどの動画より、簡潔にまとめられているのもポイント高いです。

④現実に存在する場所が舞台なので、実際に行ってみることができる

この漫画に出てくる観光名所などは実在するので、気になった場所へ実際に行ってみることができるのは、大きな強みだと思いました。

個人的には”海ほたるPA”に行ってみたいです笑。

気になる点

①オリジナルの表現について

主に写真から絵を引っ張ってきてると思うのですが、独特の表現のある絵を見たい方は注意が必要かもしれません。

2巻の感想について