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ソロキャン沼のミネコさん 1巻 レビュー


今回紹介するのは「ソロキャン沼のミネコさん」です。

この漫画は「グルメ」「ソロキャンプ」「アウトドア」という設定が好きな方におススメできる作品です。

弥高峰子(27)は普段はしがない受付嬢ですが、その実体はプライベートのほぼすべてをキャンプに捧げる重度のキャンプ好きでした。

中でも孤独と自由を楽しめる「ソロキャンプ」が好きで、沼にハマり続けて7年経っていました。峰子にとってソロキャンプは趣味というより生きがいになっていたのでした。

そんな峰子が色々な場所で、豊富なキャンプギアを使い、おいしい料理を食べていくといった内容になっていました。

良かった点

①時代に沿っているテーマ

現在コロナ渦も影響してか、”おひとり様”が増えている時代において、ソロキャンプというのは引きこもりがちな人たちにとって、有効的なストレス解消できる趣味になりうると思います。

よって、ソロキャンプを題材にしたこの漫画は、今趣味がない人たちにとって興味を持ちやすい需要がある良いテーマだと思いました。

②料理の描写がおいしそう

麺やご飯などの炭水化物や野菜と肉などが、私が読んだ漫画の中でも美味しそうに描かれている料理ランキング上位に入ってくる上手さでした。

いわゆる「飯テロ」になるので、お腹が空いてる時に読んじゃうと大変かもしれませんね。深夜読む方は要注意です笑。

③峰子一人でも内容が面白い

もちろん他にも登場人物が出てきますが、ソロキャン中は峰子の独り言(考え事)が主な内容で、キャンプ一筋な峰子の性格に個人的に好感が持てたので、不快感なく快適に読み進めることができました。

④キャンプについての知識が得られる

簡単な料理過程やキャンプグッズについての解説があり、分かりやすかったので、これからキャンプを始める方にもおすすめできる内容かと思います。

気になる点

①今後の展開について

ソロキャンプがテーマだと他の人間関係が絡まない限り、内容がマンネリ化しそうなのが少し心配だと思いました。

実際、峰子以外の重要な人物が出てくるときがしばしばあるので、完全な孤独感を求めている方は注意が必要です。

2巻の感想について