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君は喧し閉じてよ口を! 1巻 レビュー


今回紹介するのは「気は喧し閉じてよ口を!」です。

この漫画は「日常系」「恋愛系」という設定が好きな方にオススメできる作品です。

生まれつき耳が聞こえない女の子「柊月乃」は、とある学校へ転校しました。

月乃は口の形を読むことができるので話される言葉は分かりますが、一斉に喋られたり早く喋られたりすると理解が追いつきません。

おそらく月乃は耳が聞こえないことでクラスに馴染めず、転校してきたのだろうと思います。

月乃はこんな面倒な自分に構ってくれる人なんているわけないと悲観していたら、めちゃくちゃ喋りかけてくる男の子「榎本太陽」に出会います。

太陽月乃に自分は手話ができると言いますが、実はパッションで解決しようとしていて、月乃の「手話を覚えたのはいつ?」という問いに「君はとてもかわいい」と偶然返したことにより、誤解が始まっていきました。

月乃は、太陽のおかげでクラスに馴染めるようになったり、太陽の優しさに触れていくことで、太陽となら友達になれるかも知れないと思います。

友達になれるかも知れない…と月乃は思っていましたが、話が進むにつれて明らかに太陽のことを異性として意識する様子が見られ、すごくじれったくていい雰囲気でした。この付き合う前の距離感がたまらん!

良かった点

①月乃が良い性格している

最初はクラスに馴染めなくて、不安で遠慮がちな女の子かと思っていましたが、慣れてくるとどんどんツッコんでいくのが面白くて、またそのツッコミが太陽たちに聞こえないため、ボケが止まらないという流れも見ていて笑えました。

②月乃の表情や挙動が可愛い

やっぱり一番は照れ顔が可愛いですね!1巻の時点で結構太陽のことが好きなのか、頻繁に見せてくれました。

他にも怒るとき小動物みたいになったり、あたふたするのが可愛くて癒されました。

気になる点

①最初の時点で、月乃にとって太陽は大切な存在になってないか?という点

太陽が自分で月乃の一番の理解者だと言っていましたが、あながち嘘でもなく、月乃が困ったときは必ず助けてくれるのは太陽なので、これから先も同じ展開なのかな?というのが危惧されます。

2巻の感想について