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悪役令嬢に転生した私と悪役王子に転生した俺 2巻 感想

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「悪役令嬢に転生した私と悪役王子に転生した俺」の2巻の感想です。

アーノルドクラリスに一目惚れをしていたので、元婚約者の立場を使ってクラリスを生徒会に入れようとしましたが、断られてしまいましたね。

それだけでなくクラリスの友達の二人にまで拒まれるとは…。ソニアデイジーも男性を見る目は確かなようですね。

アーノルドが悪い男というわけではありませんが、噂を鵜呑みにしてしまうような点と、自信過剰すぎる点の、王子しては少し未熟な点がありますね。

大知はやはり前世で優秀だったようで、エディアルドになってもその有能さが出ていますね。

アーノルドミミリアが出会って良い雰囲気のようでしたが、ミミリアが果たして本性を現すのがいつなのか楽しみですね。

クラリスは実母のリコリスの友人であった「ヴィネ・アリアナ」に薬学を教えてもらえることになりました。ヴィネは20台とは思えない色気をまとってますね。

それに養子がいるから母性も感じられる素敵な女性みたいですし、クラリスのことも良く面倒を見てくれそうですね。

エディアルドは、原作小説でミミリアに惹かれていく予定の「ジョルジュ・レーミオ」に魔術を教えてもらうことになりましたね。

宮廷魔術師の中で次期宮廷魔術師長になる可能性があるほどの実力者だというので、ジョルジュから魔術を教われば、魔術に関して一流の実力が身に付きそうですよね。

二人とも小説の知識を使って、優秀な人物に弟子入りできましたが、この出来事が今後の展開にどう影響するのか楽しみですね!

ミミリアジョルジュが推しみたいですが、ジョルジュは既にヴィネに夢中なので、ミミリアには興味を抱かなさそうですね。悪い女に引っかかる前に良い人に出会えて良かったですね…。

この4人はもう既に良い恋人に巡り合えて幸せそうなのですが、このまま幸せになってほしいですね!穂香が前世では手に入らなかった誠実な愛情を向けられていて良かったです。

アーノルドの母(エディアルドの異母)は、エディアルドを始末しろという命令を下していましたが、今後エディアルド達にどのような危険が迫ってくるのでしょうか!

長期休暇のダンジョン攻略試験でも、小説の知識を使い、有能な人物「コーネット・ウィリアム」をパーティに入れることが出来ましたね。しかし、エキストラだったらしいので、知識と言っても細かい所まで読んでいた努力によるものですよね。

ダンジョン攻略はそれ自体が罠だったようで、レッドドラゴンがいるところまで誘導されてしまいましたが、エディアルド達はドラゴンを倒すことが出来るのでしょうか!次巻に期待です。

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3巻の感想について

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断罪されたダメ王子、拾いました 2巻 感想

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「断罪されたダメ王子、拾いました」の2巻の感想です。

サニから、エマクルヒのお母さんみたいと言われていましたね。確かに息子に自信をつけさせようと甲斐甲斐しく面倒を見ているところだけを見ると、完全に親子ですね。

エマが優秀であるからこそできることですが。人に仕事を教えながら、自分の仕事をするというのは大変なことですよね。

人前を克服するために眼鏡を買ったクルヒ。王子だった自分が、初めて自分で稼いだお金で買い物をしていて嬉しそうでしたね。可愛いポイントです笑。

探偵によりクルヒエマのところで働いていることが、キオにバレてしまいましたね。

キオは「探る必要がありそうだ」と言っていましたが、この先大丈夫なのでしょうか。キオクルヒが国内に居ることすら嫌みたいですからね。

エマが以前迷子になっていたところを助けた少年「フニール」が家出をして、宿屋まで来ましたね。

クルヒフニールのことを見知らぬ大人に道を聞きながらここまでたどり着いたのをすごいと言っていましたが、その通りですよね。まだ迷子になるくらい小さな子供が山と町を超えてくるとは…。

フニールに何もかも助けてもらってしまっていたクルヒですが、フニールが父親のことが大好きなのを見抜いた瞬間だけニヤニヤしていて面白かったです。

しっかり者の弟と穏やかな兄という感じでしたね。もし何かが違っていたらキオとの関係も良かったのでしょうか。

エマの幼馴染で漁師の「ナギ」が登場しました。ナギは力持ちで有能で、サバサバしていて嫌味のない良い男でしたね。

クルヒが釣り上げた王子様の人形は、後で伏線として出てきたりするのでしょうか。ちょっと重要そうなアイテムに思えますよね。

見知らぬ老夫婦に息子と間違われて連れられたクルヒ。今の状態のクルヒだからこそ、自分ではない息子の写真を見て「懐かしい」と言ってあげられたのだろうなあと思いました。

クルヒは初めてちゃんと親に叱られたと言っていましたが、王も王妃がなくなって悲しんでいる息子たちに厳しく叱ることが出来なかったのかなと思いました。

この老夫婦にも「自信を持て」と言われていましたね。今のクルヒには助けてあげたくなるようなオーラが出ているのでしょうか。

今後もたまに老夫婦のところに行ってあげられたら良いですね。

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アルバート家の令嬢は没落をご所望です 2巻 感想

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「アルバート家の令嬢は没落をご所望です」の2巻の感想です。

流石長年一緒にいただけあって、メアリの本当の目的にアディは気づきましたね。

真剣に問いただしたところを見ると、アディは普段メアリには軽口をたたいて、メアリの父に忠誠を誓っているように振る舞っていますが、最後の最後では絶対メアリのそばに居ますよね。

アルバート家が貴族としての権威を強めすぎて、王族の怒りを買って鉄槌を受ける前に、メアリが没落の原因を作り、アルバート家の権威をそいでおくというのがメアリの目的だったのですね。

完全な解体じゃないようなので、悲惨な末路にはならないでしょうし、確かにメアリの目指している先が一番安全なルートかもしれませんね。

本編では非攻略対象であるアディはファンディスクだと攻略できるのですね。

アリシアは今まで誰とも結ばれなかった状態になっているらしいですが、本編のルートどうを進んだのかが完全無視されているということは、ファンディスクのゲームの強制力もあるはずなので、無茶苦茶にしてきそうで怖いですね…。

アディはゲームの中の自分が何をしようとメアリについていくと言いました。アディメアリ以外で唯一この世界がゲームの世界だと知っているので、ゲームの強制力に抗えるかもしれませんね。

アリシアが王族であることを誰も見抜けなかったのに、アディだけ見抜けていましたから大丈夫な可能性はかなり高いですね。

生徒会と教員から悪事を暴かれる断罪イベントが発生しましたが、パトリックアリシアメアリ側に付いているのですぐ解決すると思いましたが、意外と長引きましたね。

アルバート家の権威を示して解決に持ち込めましたが、虐めの被害者であるアリシアが正面からメアリではないと言っているのであれば、その場で問い詰めるのは諦めるのが普通だと思いますが、ゲームの強制力が強いのか、パトリック以外には強い敵意を抱かれていましたね。

ゲーム上の最後のデートイベントを邪魔するために、わがままな悪役令嬢を演じるのに必要な大量の箱を買っていましたが、果たしてうまく邪魔できるのでしょうか。ダブルデートみたいになりそうな感じがしますね笑。

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アルバート家の令嬢は没落をご所望です 1巻 レビュー


今回紹介するのは「アルバート家の令嬢は没落をご所望です」です。

この漫画は「ギャグ寄り悪役令嬢」「頼れる従者との恋愛」という設定が好きな方にオススメできる作品です。

カレリア学園高等部3年「メアリ・アルバート」は、この世界が前世でプレイした乙女ゲーム”ドキドキラブ学園~恋する乙女と思い出の王子~”であることに気が付きます。

メアリはゲーム内では、主人公「アリシア」の恋の邪魔をする悪役令嬢でした。

自分の髪型の縦ロールがありえないほど強固すぎることから、ゲームの強制力には逆らえないと考え、没落するのが回避できないのなら、メアリは前向きに没落することにしました。

従者のアディにだけ、この世界が乙女ゲームの世界だと説明し、前向きに没落する手伝いをしてもらうことにしました。

アルバート家は王家に次ぐ権力を持っており、その権力を使ってあらゆる手段でアリシアの恋を邪魔しようとしますが、前世の性格が影響してしまい、邪魔するどころかアリシアを助ける形になってしまいます。

貴族らしくない性格で没落を目標にしている変わり者のメアリが、仲の良い従者のアディと、どう没落していくのか楽しみな作品でした。

良かった点

①魅力的なキャラクター絵

悪役令嬢のようなキツめの表情のキャラや、主人公のような穏やかな性格のキャラの表情などが上手く書き分けられており、さらに全体的にキャラ絵もクオリティが高く、絵を見ているだけでも楽しさがある漫画でした。

②話のテンポと重さ

悪役令嬢モノの中では珍しい、1話ごとに場面が変わるくらいの話の進み具合でした。

話の内容があっさりしており、ドロドロとした暗い感情がなかったので、気楽に読めたのが良かったです。

ギャグよりかシリアスのどちらかと言われたら、強めのギャグ寄りだと感じました。

気になる点

①1巻で既にアリシアが攻略対象と恋仲になっている

ネタバレになりますので深くは書きませんが、乙女ゲームの主人公であるアリシアが恋愛を成就してしまうので、悪役令嬢としての役割は終わってしまったんじゃないかと思いました。

2025年1月31日に7巻が発売されており、完結もしていないようなので、ここから先の展開がどうなるのかが気になりました。

②メアリとアディの距離感と悪役感

前世の記憶を取り戻して悪役令嬢として存在しなくなったので、当然と言えば当然ですが悪役令嬢モノというには少し悪役感が足りないかなと思いました。

その悪役感を薄くしているのが、メアリアディの距離感で、無邪気すぎる触れ合いが悪役としての威厳を薄くしています。

かっこいい悪役が好きという方は注意が必要です。

2巻の感想について

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街道あるくんです 1巻 レビュー


今回紹介するのは「街道あるくんです」です。

この漫画は「歴史」「」「旅行」という設定が好きな方にオススメできる作品です。

とある会社員「北川」は、家族が多く、出費を抑えて実家に仕送りをするために、都心の2DKで家賃3万5千円の物件を見つけ、入居することにしました。

案の定その部屋は訳あり物件で、「おみち」という江戸時代に生きていたらしい女性の幽霊が出ました。

しかし、おみちは悪霊ではなく、北川に自分の成仏を手伝ってほしいと頼んでくるのでした。

おみちは以前霊能力者から、無念の死を遂げたので、無念を晴らすことで成仏できると言われたそうでした。

おみちは生前の記憶がなく、唯一思い浮かぶ光景が江戸時代の東海道を歩いているところでした。

北川は東海道を歩いておみちの記憶を取り戻し、無念を晴らす手伝いをすることにしました。

東海道は東京から京都までとかなり長く、どうするか考えていると、「関戸」から元街道行脚部だったらしい営業部の「矢島」を紹介されました。

矢島に事情を説明すると、「一度始めたら途中で止めない」ことを条件に案内をしてくれることになりました。

矢島は筋金入りの東海道好きで、かなりのこだわりを持っている変わり者でした。

矢島北川に幽霊が見えているかは気にしておらず、北川自身が東海道を歩きたいかだけを重要視していました。

北川は東海道の歴史に興味はなく、東海道を早く歩いて成仏させようと考えていましたが、おみちには現代の風景とおみちが生きた時代の風景の二つが見えており、北川の体内に入り込むことで、北川にも江戸時代の光景が見せられると言いました。

江戸時代の光景を見せられて、楽しみができた北川は、歴史を楽しみながら東海道を渡ろうと思ったのでした。

銀座で過去の光景を見た時に、おみち自身が移っており、おみちは自分が銀座役所で何かを探していたことを思い出しました。

それを矢島に話すと、「女幽霊が生きたまさにその時の風景が見えている」ということが分かりました。

矢島は、江戸時代は264年間あり、見えた風景からおみちが生きた年を特定できれば、その年の事件や人物から無念の原因を探すことが出来るのではないか、と言いました。

最初は、矢島の知識とおみちの見えている風景から、おみちの生きていた年代を探していく、というお話になります。

良かった点

①矢島のキャラクター性

東海道を渡ることに並々ならぬこだわりを持っていて、北川がちょっとでも興味を示すと、それにものすごく喜んで解説しだすところが可愛くて面白いなと思いました。

変な人なのに、鋭くて賢い人というギャップが魅力的だなと思いました。

②歴史を知ることが出来る

矢島が観光名所を見つけるたびに詳しい解説をしてくれるので、楽しく読んでいるだけで東海道に詳しくなれるところが良いと思いました。

もし自分で歩く時もより一層楽しめるのではないでしょうか。

気になる点

①おみちの目が怖い 

霊だからか目にハイライトがなく、真っ黒なのでせっかく女性キャラクターなのに可愛さが落ちてしまっているのが気になりました。

②おみちの性格

北川も相当に身を削って協力しているはずなのに、その覚悟と気持ちをおみちはあまり理解してなさそうな気がしました。

2巻の感想について