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【形勢逆転!?】追放された悪役令嬢は断罪を満喫する【転生系漫画】 2巻

ネタバレ注意


「追放された悪役令嬢は断罪を満喫する」の2巻レビューです。

バートは、ディアナが娼館へ送られる前に「コール子爵」の名前を使って娼館に匿わせるように手配しました。その後サフィーロの従者をやめ、ディアナと接触したアレクシスを訪ねに行きました。バートはアレクシスが側近を退いた事実から、ディアナ側であることを確認し、情報共有をしていました。

ヒロイン役は「ソフィア=モルガナ」という名前だそうですね。どうやら攻略対象全員に好意を振りまいていたみたいですが、アレクシスとバートには全く通用しなかったみたいですね。アレクシスはディアナがサフィーロに興味がない事や、事実嫌がらせをしていないことから攻略できなかったようですが、バートはなぜ攻略されなかったのでしょうか。

国王から全員にディアナとサフィーロの婚約破棄についての正式な発表がありました。

そこでは、サフィーロは責任として廃嫡になり、第2王子のジェダイトに王位継承権が移りました。さらにバートとアレクシスが、ソフィアがディアナに冤罪をかけたことを明らかにします。

追い詰められたソフィアは本性を現し、「なぜシナリオ通りにならない」と暴れまわります。実はソフィアも転生者だったのでした。アレクシスとバートが来た時も「二人がいないと逆ハーじゃない」とも言っていました。

まさか、ヒロインも転生者だったとは驚きです。しかもたちの悪いことに逆ハーレムエンドを選ぶとは欲望にまみれていますね。まあ逆ハールートを選んだせいで自滅したという可能性もありますが…。

ソフィアの中身は別人であり、ディアナがやっていないいじめをでっちあげて、故意に嵌めていたのです。つまり、ゲームの強制力なんてものはなく、全てソフィアによって仕組まれていたということです。

この1連のシーンのソフィアの取り乱し方はすごかったですね。目がかっぴらいて妖怪か怪獣と化してますよね。というかよくこの性格でマメに攻略できたな、と思ってしまいました。確かにこの状況は絶望的ですがここまで暴れられる暴君にはリアルで攻略していくというのは無理がありそうですよね笑

ディアナが初めに敵対したキャラは、「ヒロイン」という最強の役職を持っていましたが、ディアナも同じ「転生者」だということを知らなかったというイレギュラーを引いたせいで、まさかの即戦線離脱…!早い段階でこちらが転生者ということがばれていたら勝ち目は薄かったでしょう。

裁定の後日サフィーロやソフィア側だった側近とソフィア自身は刑を執行され『それぞれの相応しい場所」へと送られたと聞きました。一方でディアナはオーナーをしていた娼館は取り潰して宿屋にし、娼婦たちを新しい宿屋の従業員にさせるのでした。

シナリオから解放されたディアナは「ディアナ=アメティス公爵令嬢」としてではなく、高い水準の教育を受けるため、バートの紹介で子爵令嬢「ディア=ヴォルター」としてエンブルグ国の国立学院に1年間留学することにしました。

経営学を勉強するらしいのですが、前に娼館のオーナーをやっていたこともあり、ディアナは経営に興味があるのでしょうか?

港町ヴァプールでバートと落ち合うのですが、バートが従者を紹介したいといい、連れてきたのは何とアレクシスでした。彼は断罪に関わった責任を取ったのですが、サフィーロを慰留させていたこともあり、その折衷案として「アレク=ブラウ」として、従者になったということでした。

次回からはエンブルグ王国学院生活編が始まります!

乙女ゲームのシナリオを終えた今、これからどうなっていくのでしょうか。タイトル通りなら断罪を満喫したと思うのですが、断罪後の生活も満喫するということなのでしょうか?今後の展開が全く予想できないので楽しみです!

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