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悪役令嬢の追放後! 教会改革ごはんで悠々シスター暮らし 4巻

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「悪役令嬢の追放後! 教会改革ごはんで悠々シスター暮らし」の4巻レビューです。

ミッシェルに押し倒されてしまい、別の意味で絶体絶命なエリザベス。そこへ驚異の生命力のレオニードが助けに来ます。レオニードとミッシェルは一触即発な空気になりますが、エリザベスがかつてゲームで同じ状況に置かれたロゼッタが発した「わたしのために喧嘩はやめて」という一言で事なきを得ました。

「私のために喧嘩はやめて~っ」って言っているエリザベスが真っ赤で可愛かったですね。今までは割と達観?している部分が多かったので、良いギャップでした。完全にヒロインしてますね。それでその後、その言葉でミッシェルは闇が晴れ、レオニードは落ち着き、なんとかなったのが驚きでした。ほんとにそれだけで通用するんかい!

ミッシェルがやったことはどうやら王妃にも伝わり、お詫びにリマイザ王国の保養地、ラバリースでのバカンスを口止め料としてもらいました。そこでエリザベスはクローレラス領の外にシスターの甘味を伝えることにしました。

襲われたエリザベスにだけじゃなくて、殺されかけた(普通は死んでる)レオニードにも何かやってあげて…。詳しくは書かれていませんでしたが、バカンスはレオニードの分も含んでいるということですかね?個人的な解釈としては、レオニードは自分のことは言わなかったのかなと思います。

温泉まんじゅうを売りに出したところ、売れ行きは好調で、向かいの家にまんじゅうを届けに行くのですが、その道中、プリ暁の攻略対象であり、レンヴァル帝国の皇子である「アルフォンス」とぶつかります。そのアルフォンスととある成り行きでデートをすることになりました。当然困るエリザベス、アルフォンスをレオニードを止めようとしましたが、上手くいかず、翌日デートすることになってしまったのでした。

またも王族とエリザベスの取り合いをするレオニード。こうなってくるとエリザベスのほうがやらかしてますよね。レオニードはヒロイン化したエリザベスに巻き込まれているだけ笑。

アルフォンスは身分を隠してラバリースを視察しに来たのですが、デート中、アルフォンスにレオニードのことを悪く言われ、怒ったエリザベスは、エリザベスが知るはずのないアルフォンスがレンヴァル帝国の皇子だということを指摘してします。

なぜ皇子だということを知っているのか?と詰められたら、わりとどうしようもない状況になっていたと思うんですが、そこは大丈夫なようでホッとしました。その後帰ったら、アルフォンスがかっこよかったとほめるシャルロッテ達がいて、エリザベスは同意はしてませんでしたが、「デートがドキドキ」と言ってしまい、落ち込むレオニード。なんでこんなに可哀想なんだ…。好きな人が他の男とデートするのはきついですね。救いがあるとすればエリザベスから誘ったわけじゃないとわかっている所でしょうか。

正体がばれたアルフォンスは本来の目的である、リマイザを侵略するということを告げます。もちろんエリザベスは反対で、王宮に報告するというのですが、報告したら即戦争だと言われてしまいます。しかし、レオニードと一騎打ちをして負けたら侵略はしないと言います。アルフォンスは全攻略対象中の最強キャラなので、勝負を受けるか迷っていましたが、そこへラバリース商館代表で元レンヴァル帝国の諜報員ザッカリーの提案により、勝負は武力による戦いではなく、「ラバリース湯祭」で多く売り上げた側が勝ちになりました。

ヒロイン枠がロゼッタじゃなくなったから、標的がずれたことを考えると、今後出てくる攻略対象もエリザベスの記憶とは違う状態で出てくる可能性がありますね。自信というか慢心というか、アルフォンスは何の勝負でも勝つという感じでしたね。エリザベスが得意な分野ですが、相手も何か強力な切り札を持ってそうで安心できないですね。どうやって勝ちに行くのか期待です。

とりあえず無事に戻ってこれて、シスターたちやシャルロッテと温泉に入りながら、今後についていろいろ話しました。もう片方の温泉にも入りたいとエリザベスだけ入ったら、そこにはレオニードが先に入っていて…?

「!?」じゃない!エリザベスが入ってくる前に何とかするんだレオニードォ!

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