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やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます 4巻 感想|圧倒的な力で分からせる!

ネタバレ注意


「やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます」の4巻の感想です。

~あらすじ~

ダークエルフであることに高い誇りを持ち、今回の婚姻をきっかけに帝国を牛耳ろうとしているノリスに、レナルーテの王子レイシスは唆されていました。

そんな状態のレイシスと出会って、果たしてリッドファラとの婚姻を快く認められるのでしょうか?

~今回の内容~

レナルーテ皇族との面談、レイシスとの試合、そしてそれにより婚姻反対派の動きがあり、その思惑を阻止するために意外な人物と試合をすることになります。

~感想~

ついにファラと会うことができましたが、特に迷子の件については触れられませんでしたね。まだ公の場であるからでしょうか?自己紹介の時に耳が動いたのは、その件に対しての事なのでしょうか。

レイシスは随分とノリスに洗脳されており、リッドに対して敵意MAXでしたね。言われるがままにリッドを挑発してしまいましたが、挑発に選んだ言葉と相手が悪かったですね。

というかリッドが強かったから丸く収まったものの、レイシスが勝利して、挑発の発言内容がバレたときは、同盟どころか関係が悪化してしまう可能性がありましたよね…。

レイシスが勝つと踏んでいたなら、明らかにレナルーテにも不利益になると予想できるはずですが、ノリスはそこまで考えていなかったのでしょうか。皇族と婚姻させることしか考えていない…?

レイシスはその後、自分の過ちに気づくことができましたが、当然事態は遅く、エリアスに殺される手前まで行ってしまいましたね。というかエリアスレイシスが唆されていると分かっていながら放置していたのも良くないと思いますが…。

成人近い年齢ならともかく、10歳にもならない子供に大人の思惑を見抜けというのは、王になる資格を見極めるにしても酷過ぎる気がしますよね。

なんとか無事にレイシスを正気に戻せたことによって、婚姻は成立したも同然になりましたね。残る懸念事項はエルティアだけですが、エルティアは何故ファラを王族と婚姻させようとしているのでしょうか?その意図が分かれば、リッドであればクリアできそうですが…。

次回、強敵と戦うことになったリッドは勝利することができるのでしょうか!?

~推しポイント・好きな場面~

やはりリッドファラが初対面したところでしょうか。どちらとも互いに一目惚れしているようで微笑ましいシーンでしたね。

早く二人だけでゆっくり話せる場ができたらよいですね。それにしてもリッド(作品の主役)の婚姻相手がここまで早めに決まるとは思わなかったですね。

この作品がどれだけ続いていくのかはわかりませんが、ファラは今後ストーリーに深く関わってくると思うので、活躍を期待できますね!

~気になる伏線~

リッドエリアスにお願いを言った時に、耳打ちしていた内容は何だったのでしょうか。

それを聞いてエリアスはご機嫌になっていましたが、「ファラが好みの容姿だった」とでも伝えたのでしょうか?

~この巻の見どころ~

リッドvsレイシスのシーンでしょう。レイシスは剣士としてそれなりに強かったようですが、圧倒的な実力差がありましたね。

リッドが今どれだけ強いかを確認できる良いシーンだったと思います。ゲームらしくステータスで表してくれると分かりやすくてよいのですが、そこは現実世界寄りで感覚で実力を把握するしかないみたいですね。

次の相手とどれほど戦えるかで、さらにリッドの強さを細かく測ることができるので、勝敗の結果が非常に気になりますね!

3巻の感想について

5巻の感想について

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