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ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~ 6巻

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「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」の6巻レビューです。

ルールー族の森林地帯へ来たミーアでしたが、そこにはなんと自分を直接手にかけた「ディオン・アライア」が居ました。彼の部下は、前時間軸でミーアのわがままで部下を全滅させられてしまい、その報復としてミーアの首を求めたのでした。その事実から、ミーアはディオンに対して、ビビり散らかしました。

ディオンを目にするや否や気絶したのは、ちょっとかわいそうでしたね笑。逆に副隊長であるバノスは割とよくいる大柄な優しい男って感じでしたね。

ルードウィッヒにいきなり森の査察に行くように言われたり、前時間軸では考えられないくらい体張ってますよね。近衛兵に信頼される理由が分かる気がします。

ディオンたちの森の査察に行くことになぅたミーア、戦場で常に緊張状態を強いられている兵の為、ルールー族の為、兵を引かせることにしたのですが、単なる「わがまま」では相手にしてもらえないので、何か理由を得たいとおもいました。

ルールー族は森を粗末に扱うものは、襲い掛かるという習性を利用して木を蹴り飛ばします。そうして自分を守らせるという名分を得て、自分のわがままを通すことに成功するのでした。

ディオンに「ぶっ殺しますよ?」といわれたり、弓矢で狙われたりして、ここは本当に見てるほうも気が気でなかったですが、なんとか目的を達成できましたね。特にディオンが怖すぎるのと、ミーアにしては大胆な行動だったので、驚きました。

一時はディオンにぶちぎれられていましたが、どうやら真意が伝わり、ディオンの心を少しつかんだようです。

ディオンが近衛兵やバノスにミーアのことを弁解させていたのは面白かったです。ディオンは武官ながらも、そういう方面でも優秀とは、それは敵に回した前時間軸は失敗しても仕方ないなと思いました。

逃走の際、帝都の貧民街の子どもからもらった、ユニコーンの木のかんざしを落としてしまいます。それを取り戻しにいく為、ディオンと二人きりで森へ戻る羽目になるのでした。

襲われた現場へ戻ってきた二人でしたが、案の定ルールー族に待ち伏せされておりました。さらに族長まで出てきて、かんざしをどこで手に入れたかと問い詰められます。話ができる状態ではなく、どうのりきろうか考えていると、リオラがやってきて、かんざしをもらった経緯を説明することができたのでした。

以前、アンヌがリオラのことを助けていなければ、結構やばかったのでは?と思いました。直接的な絡みは最初の入学前と塔でしか絡みがないはずだったので、一つだけではあそこまで信頼を得るのは難しかったでしょう。

そして、ディオンに半ば脅されて?森の紛争を全部解決することになったのでした…。

これからは、ルードウィッヒよりディオンがある意味ミーアの不安のタネですね。まあおそらく敵対することは当分ないので大丈夫だと思いますが、これからどう振り回されていくのか、気になります。

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