ネタバレ注意
「やり込んだ乙女ゲームの悪役モブですが、断罪は嫌なので真っ当に生きます」の3巻の感想です。
リッドは新しく「思い出す」魔法を開発しましたね。
記憶の化身「メモリー」を介することで、全盛の記憶を思い出して「ときレラ!」の情報を思い出そうとしますが、プレイ中は”未読スキップ”を多用していた為、情報の抽出が難しいようですね。
確かに全然ストーリーに興味なかったら、未読スキップするかもしれませんが、個人的にはなんとなくでも読んでおきたい派ですね。
農業技術の高いレナルーテ国に行き、魔力回復薬の原料や情報を集めるようですが、果たして婚姻の件も成功させながら両立することが出来るのでしょうか?
レナルーテ国の華族「ノリス・タムースカ」は、ダークエルフの誇りを高く持っていて、帝国を内部から牛耳ることを目論んでいるようです。その為に「エリアス国王」娘のファラは辺境貴族の息子ではなく、王族と結婚させるべきだと主張しているようですが、帝国側も何も考えていないわけじゃないので、ほとんど無理な気がしますがノリスはどう婚姻させるつもりなのでしょうか。
「レイシス」(ファラの兄)とファラは異母兄妹だったんですね。レイシスが「リーゼル王妃」の息子で、ファラは「エルティア」の娘だとありましたね。
エルティアはエリアスの側室だとありましたが、リーゼルとの関係はどんな感じなのでしょうか?異母兄妹ですが二人の仲は良好なようなので、母親同士も仲が良いのでしょうか。
しかしリーゼルはどうやらノリス側に付いていて、ファラを皇族と婚姻すべきだと考えているようなので、少し難しい人物なようですね。
ノリスはリーゼルと血の繋がりがあり、王族の子であるレイシスを手駒にすべく、レイシスを騙しているようですが、リッドがファラと婚姻することでノリスの嘘が暴かれるのかどうか見物ですね。
魔力による身体強化を習得したり、ライナーに特訓してもらったりと、どんどんリッドが強くなっていきますね。同年代ではもう敵なしくらいには強いのでしょうが、やはり体格差のある敵には厳しいというのが現状でしょうか。
黒猫(シャドウクーガー)とスライムの話がありましたが、この二匹がどうリッドに関わってくるのでしょうか。黒猫の強さは申し分ないようですが、スライムが他にどのような能力を持っているのかが気になりますね。
リッドとファラは次巻で出会うのでしょうか。ファラの意思としてはリッドは婚約相手として申し分ないと思うので、エリアスとの話がうまくいけば婚約もトントン進みそうですが、果たしてどのような妨害があるのか気になりますね!
4巻の感想について