ネタバレ注意
「暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが」3巻レビューです。
前回はブラックキャットから魔王の伝言を聞いたところでしたね。
魔王の伝言を伝え終わったブラックキャットは自分を殺すよう晶に言います。しかし、晶はブラックキャットにともに来るようにと命じます。しかし、ダンジョンのボスを倒したのにもかかわらず出口が現れませんでした。その理由としてはボスであるブラックキャットがまだ生きているからだそうです。
とじこめられた晶達。このまま八方ふさがりと思いきや、主従の契約を使いブラックキャットを服従させることによって、出口の魔法陣が出現しました。
しかし、この手の契約には珍しい服従させた側が死んでも主である晶が死ぬというところに驚きました。晶は正直チート能力持ちなので、作中で死ぬことはほぼないと思いますが夜(ブラックキャット)はあまり強くない部類だと思うので、主人公の弱点になりそうなものですがどうなるのでしょうか。
魔法陣を抜けるとついたのはアメリアの故郷であるエルフ領でした。大勢のエルフに囲まれた人質がいるとはいえ、多勢に無勢の状況。人質を盾に自分たちを見逃すように言いますが、アメリアの妹であるキリカに拒まれてしまいます。そこでキリカは晶にキリカが勝てばアメリアを引き渡す、晶が勝てば晶たちを見逃すという条件で決闘を申し込みます。
決闘は一撃で晶の勝ちでした。しかしキリカは兵に二人を逃がさないよう命令します。そこにアメリアたちの父親である王が出てきます。晶にキリカと再度決闘をするように言います。
晶はそれを了承するのですが、普通に理不尽だと思いますし、キリカが兵士たちに未了のスキルを使っていたことを今になって気づいたり、王としてどうなんだ?と思いました笑
決闘は晶が勝つのですが、またお父様から懺悔を聞いてくれというなんだそりゃムーブをされます。アメリアがエルフ領から追い出されたのって全部パパンのせいじゃないか…。
次回はお父様からどんな懺悔が聞かされるのか気になりますね!とにかく現状はアメリアが不憫でならないです泣。